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4月といえば?でイメージする風物詩一覧(食べ物・イベント行事・遊び・言葉など)。連想して思い出すもの

(公開日: 2023年1月24日)
目次

4月といえばの旬の食べ物

新玉ねぎ

3月~4月頃に収穫される新玉ねぎ。通常玉ねぎは収穫後腐敗を防ぐために乾燥させますが、新玉ねぎにはその作業がありません。

そのため通常の玉ねぎと比べ瑞々しい新玉ねぎは、まさにこの時期しか食べられない美味しい食材と言えます。

サラダ、ステーキ、ドレッシング、スープなど、甘みの強い新玉ねぎはどんな料理にしても美味しくいただけるでしょう。

たけのこ

3月~5月にかけて旬を迎えるたけのこは、春を感じさせる食材の一つ。福岡県や鹿児島県などが主な生産地として知られていて、食物繊維やタンパク質、カリウムがとても豊富に含まれています。

たけのこご飯・土佐煮・若竹煮など基本的に和風の味付けにされがちですが、実はバターを使ってソテーにしたり、ペペロンチーノの具材として用いたりしてもとても美味しい食材です。

春キャベツ

3月~5月頃に徐々に出回り始める春キャベツ。柔らかな食感や甘みはいつも食べているキャベツとはまた違って、この時期ならではの美味しい食材と言えるでしょう。

美味しい春キャベツを選ぶには、芯の部分は500円玉ほどの大きさで綺麗な色をしていること外の葉の色が濃く軽いことなどを確認すると良いようです。

シンプルにサラダにしたり、豚バラ巻きにしたり、スープの具材にしたりと、様々な料理に活用できるとても魅力的な野菜です。

夏みかん

4月に旬を迎える食べ物といえばいちごのイメージが強いかもしれませんが、実はフルーツであれば夏みかんが旬を迎える時期です。

冬に収穫したものをしばらくの間貯蔵し、酸味が抜けて食べ頃になるのが夏であるため「夏みかん」と呼ぶようになりました。収穫してすぐに食べないのは、とても酸味が強く食用には向かないためです。その酸っぱさは、その昔酢の代用品としても用いられていたほど。

品種改良を重ねたおかげで、最近では夏まで待たずとも春には美味しく食べられるようになりました。

4月といえばのイベント・行事

エイプリルフール

毎年4月1日はエイプリルフールの日。この日だけは嘘をついても良い日とされています。その由来は諸説あり、例えば以下のようなものがあります。

  • その昔、フランスでは3月25日が新年で4月1日までそのお祝いをしていたが、1564年にシャルル9世がグレゴリオ暦(1月1日を新年とし1年を365日とするもの)を採用した。それに対し国民が反発し「噓の新年」として4月1日に騒動を起こしたことがきっかけとなった。

  • 4月1日はキリストが十字架にかけられた日、あるいはユダがキリストを裏切った日と考えられている。ユダがキリストを裏切ったことを忘れないためにこの日に嘘をつくようになった。

日本に広まったのは1912年~1926年頃だと言われています。現代においても4月1日はエイプリルフールの日と認識されていますが、人を傷つけるような嘘をつくことだけは避けましょう。

入園式/入学式

4月は自身を取り巻く環境が変わる月。中でも入園式や入学式というのは誰もが経験することであるため、そのイメージが強いという方も多いです。

大人になって自身の子どもの入園式・入学式に出席する際には、新たな制服に袖を通す姿を見てその成長を実感し涙することも。誰にとっても特別な思いのこもった入園式・入学式は、4月ならではの行事の一つと言えるでしょう。

お花見

4月といえば真っ先にお花見を思い浮かべる方も少なくありません。地域によって開花時期は若干の差がありますが、大体3月下旬~4月中旬にかけて徐々にその蕾を開き、やがて満開になります。

桜の名所としては、青森県の弘前公園東京都の上野公園奈良県の吉野山などが人気で、毎年大勢の観光客が訪れます。桜は満開と言われてから散るまではおよそ一週間と、一番美しい状態を見られるのは僅かな期間です。お花見を予定している方は、行先の桜の開花情報を細かくチェックしておくようにしましょう。

イースター

4月になると度々耳にするのが「イースター」です。イースターとはキリストの復活祭のことで、イエス・キリストが亡くなったその3日後に復活したことをお祝いする日。キリスト教徒の間ではとても大切な日として認識されています。

イースターの象徴として卵が描かれるのは、卵が生命の象徴とされているから。また一緒にうさぎが描かれることがほとんどですが、うさぎは繁殖力が強く生命を連想させることからそのモチーフとされたようです。

4月といえばの遊び

山菜採り

4月の中旬頃から、山では様々な山菜が芽吹きその旬を迎えます。4月頃に取れる山菜といえば、うど・たらの芽・わらび・こごみ・青みず・ぜんまい・つくしなど。煮物やお浸し、天ぷらなどにすれば美味しくいただくことができ、春をより身近に感じることができます。

最近では山菜採りの体験ツアーなども開催されているので、初心者の方はまずはそちらに参加してみるというのも良いかもしれません。ただし、山の中に入っての作業になるため身の安全を第一に考えた服装をしていくことが何より重要。山の中でも歩きやすい靴や植物・虫によるかぶれなどを引き起こさないような服を身につけるなど、対策を万全にして山菜採りを楽しみましょう。

ピクニック

4月といえばお花見のイメージが強いですが、たとえ桜の花が散ってしまった後であっても4月というのはピクニックにぴったりの季節。青々とした葉をつけた木々や春の花を見ながらのピクニックは、自然や非日常感を存分に感じられるため心身のリラックスにも効果的です。

普段花にあまり興味関心がないという方であれば、菜の花やチューリップなど春の花が見られる公園に行くのがおすすめ。春は新たなことを始める季節でもあります。ピクニックを通して新たに心惹かれるものを見つけてみてはいかがでしょうか。

エッグハント

4月の行事としてイースターがありますが、その行事にちなんだ遊びもおすすめ。エッグハントはその代表とも言える遊びで、隠した卵を招待した子どもたちに見つけてもらう宝探しのようなものです。

見つけた卵の数に合わせてミニギフトを贈ったり、プラスチック製の卵型ケースの中にお菓子などを入れておいたりと楽しみ方は様々。自分たちで卵の柄を描いたり飾りを作れば、更に素敵な時間を過ごすことができるでしょう。

バーベキュー

バーベキューといえば夏にするイメージが強いですが、寒さが和らぎ日差しの温かい4月はバーベキューを行なうにはぴったりの季節です。定番のお肉も美味しいですがこの4月のバーベキューでおすすめなのが、この時期に旬を迎える食材を焼くこと。新じゃがいも・新玉ねぎなど様々なものがありますが、たとえば以下の食材などはいかがでしょうか。

  • アスパラガス

  • たけのこ

  • ホタルイカ

  • 菜の花 など

この季節ならではの食材を持ち込めば持ち上がること間違いなし。春といえば思いつく食材を持ちこみましょう。

4月といえばの言葉

花粉症

4月頃から徐々に人々を悩ませるのが「花粉症」。ヒノキやスギの花粉が原因となってアレルギー症状が出るもので、別名「季節性アレルギー性鼻炎」とも言います。

主な症状といえば、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目の痒みなど。人によっては花粉症が原因で不眠・頭痛・咳など、風邪に似た症状が出ることもあります。

マスク・眼鏡・手洗い・うがいなどが主な対策方法として知られていますが、肝心なのは花粉をつけないことと室内に持ち込まないこと。なるべく花粉の付きにくい素材のコートを羽織ったり、帰宅後はすぐにお風呂に入ったりすると良いでしょう。

紫外線

紫外線は夏が一番強いと考えている方も多いかもしれませんが、実は4月の紫外線量は既に夏と同じくらい強いと言われています。その紫外線量は一年間のピーク時の約70%~80%ほど。特に中旬頃から一気に紫外線が強まります。

室内に置いても日焼け止めを塗っておくことはもちろん、帽子やカーディガン、日傘などを活用するというのも良いでしょう。

黄砂

黄砂とは、砂漠地域や黄土地帯から運ばれてきた砂などのことです。4月にはこの黄砂の飛来量が年間で最も多くなると言われており、アレルギー症状や呼吸器疾患を引き起こします。

黄砂はスギやヒノキの花粉と比較しても小さいため、花粉対策用のマスクでは黄砂を防ぎきれないことも。花粉と同様室内に黄砂を入れないよう外出を控えたり洗濯物を室内に干すことはもちろんですが、マスクも今一度見直しましょう。

4月といえばの花

4月を代表するといっても過言ではない花といえば、やはり桜。法で定められているわけではありませんが日本の国花として国民に親しまれており、毎年春になると多くの人がその美しさを一目見たいとお花見に出かけます。

そんな桜の花言葉は「精神美」「純潔」など。凛と咲くその美しい姿から先人たちがこの花言葉を与えたと考えられますが、先人たちのその思いは現代を生きる我々にも伝わってくると言えます。

スイートピー

4月~6月頃にかけて花を咲かせるスイートピーは、ピンク・白・赤・紫・オレンジなど様々な色のものがあることで有名です。

ひらひらとした蝶のような形の花弁が可憐で美しいこの花の花言葉は、「門出」「蝶のように飛翔する」。新たな出会いの季節でもある4月は、別れの季節でもあります。そんな4月に、まさにぴったりの花だと言えるのではないでしょうか。

ネモフィラ

4月~5月頃に地面を覆いつくすように咲く青く美しいネモフィラも、この季節の花としてとてもポピュラーです。

ネモフィラを楽しみたいのであれば、広島県の「Flower village 花夢の里」や香川県の「国営讃岐まんのう公園」などがおすすめ。タイミングが良ければチューリップや桜なども一緒に見ることができるでしょう。

花言葉は「どこでも成功する」「可憐」など。ぜひ一度その美しさを観に行きましょう。

4月といえばの誕生石

ダイヤモンド

4月の誕生石といえば、最初に思い浮かぶのがダイヤモンド。鉱物の硬さを表す尺度の「モース硬度」は10段階に分けられていますが、ダイヤモンドの硬度はモース硬度10に分類されています。

世界で最も硬い鉱物とされていましたが、実は近年「ロンズデーライト」という鉱物がダイヤモンドよりも更に硬度が高いことが分かりました。ダイヤモンドと同じく炭素原子の鉱物ですが、ダイヤモンドよりも約58%硬いと言われています。

モルガナイト

モルガナイトは、2021年12月に新たに4月の誕生石として指定されました。

この宝石の石言葉は「清純」「愛情」「優美」など。春を連想させる淡いピンク色が何とも可憐で、日常使いしやすい色味であるためモルガナイトを用いたアクセサリーはプレゼントにも最適です。

4月以外にも月ごとの風物詩を知るにはこちら

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