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春の食べ物といえば?果物・野菜・食材・料理など旬を一覧で紹介

(公開日: 2023年1月6日)

春の食べ物といえば?でイメージされる果物・野菜・食材・料理などの旬のものを紹介します。

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春の食べ物(果物)

いちご

クリスマスケーキなどのイメージからいちごの旬は冬と思われがちですが、本来の旬はです。

昔は主に4月〜6月頃によく収穫されていました。

現在ではビニールハウス等の普及により1月〜5月頃までいちごを楽しむことができます。

キウイフルーツ

キウイフルーツの原産国は中国であると言われています。

輸入物などの影響で1年中スーパーで見かけますが、国産物のキウイフルーツは5月頃までしか食べることができません。

キウイフルーツにはビタミンCカリウムなどの栄養素が多く含まれています。

デコポン

デコポンは3月〜5月頃までが旬の果物です。

清見とポンカンを交配させて作られたデコポンは、本来の名前を「不知火(しらぬひ)」と言います。

その中でも糖度13%以上のものを「デコポン」として出荷しています。

メロン

メロンは4月ごろから収穫が始まる果物です。

最も美味しい時期は5月〜7月とされており、春から初夏に旬を迎えます。

メロンは国内でも多く生産されており、たくさんの品種があります。

甘夏

一般的に甘夏と呼ばれているみかんは、和名を「夏代々(なつだいだい)」と言います。

江戸時代頃、山口県に漂着した南方の柑橘類の種を栽培し始めたのが始まりで、3月〜5月頃までが一番おいしい時期と言われています。

はっさく

はっさくは日本が原産の柑橘類です。

12月〜2月頃に収穫されますが、酸を抜くために1〜2ヶ月貯蔵されるため、春頃市場に出回ります。

甘さと酸味、そして少し苦味があるのが特徴です。

グレープフルーツ

グレープフルーツは輸入物が多いですが、日本で生産されているグレープフルーツの旬は4月〜5月です。

日本産のものは「JAPANルビー」と呼ばれ、甘味が強いのが特徴です。

内側の袋が薄いので、輸入物に比べて苦味が少ないのも魅力的です。

さくらんぼ

さくらんぼは正式名称を「桜桃(おうとう)」と言います。

5月〜7月頃に旬を迎える果物で、山形県で主に生産されています。

見た目の美しさから「赤い宝石」とも呼ばれ、贈答品としても利用されている人気の果物です。

びわ

びわの旬は5月中旬頃と言われています。

びわにはベータカロテンが多く含まれており、免疫力の強化に効果があります。

形が左右対称で張りがあり、綺麗なオレンジ色のものがおいしいびわの特徴です。

ライチ

ライチの甘味が強くなるのは5月〜6月頃です。

源産は中国からベトナムであり、育つ条件が大変厳しいため限られた場所でしか生産できない果物です。

ビタミンCポリフェノールを多く含み、美容によい食品として人気です。

カニステル

カニステルは南国の果物で、日本では沖縄県で生産されています。

生産量が少ないのでまだあまり知られていませんが、焼き芋のような食感の果物です。

栄養価が高いことから、近年注目を集め始めています。

春の食べ物(野菜)

春キャベツ

3月〜5月ごろに旬を迎えるキャベツを春キャベツと言います。

春キャベツは主に千葉県や神奈川県、九州地方で生産されています。

やわらかく水分量が多いので、生でそのまま食べたり塩揉みにするのがおいしい食べ方です。

セロリ

セロリの出荷量が最も多くなるのは、3月〜5月頃です。

和名を「オランダミツバ」と言い、長野県や静岡県、福岡県で多く栽培されています。

生で食べたり、スープに入れたりと様々な料理に使うことができます。

アスパラガス

アスパラガスは、主に緑色のグリーンアスパラガスと白色のホワイトアスパラガスの2種類に分けることができます。

日光を当てて育てたものがグリーンアスパラガス日光を当てずに育てたものがホワイトアスパラガスです。

どちらも4月〜6月ごろに旬を迎えます。

たけのこ

たけのこは昔から日本で親しまれている食材です。

一般的に販売されているのは「孟宗竹」と呼ばれる種類で、3月〜5月頃に旬を迎えます。

食物繊維やカリウムを多く含み、栄養たっぷりの食材です。

ソラマメ

ソラマメの旬は4月〜6月です。

日本では奈良時代頃から食用として栽培されてきました。

主な産地は千葉県、鹿児島県、茨城県などです。

サヤエンドウ

サヤエンドウはハウス栽培によって1年中手に入れることができますが、旬は3月頃と言われています。

エンドウマメを若いうちに摘み取り、さやごと食べることができるものを「サヤエンドウ」と呼びます。

茹でると色が鮮やかになり、美味しく食べられます。

クレソン

クレソンの原産地はヨーロッパです。

「オランダガラシ」とも呼ばれ、大根に似た辛さがあります。

店頭に並んでいるものはほとんどが栽培品ですが、非常に生命力が強いので河原などに群生しているのを見かけることもあります。

ニラ

ニラは生命力が非常に強いので、同じ株から年に数回収穫できる野菜です。

しかし、春に伸びた葉が柔らかく一番美味しいと言われています。

栽培しやすいため、家庭菜園でも多く作られています。

チンゲンサイ

チンゲンサイの出荷量が多くなるのは春と秋です。

ビタミンCが豊富に含まれており、美容効果もある野菜です。

昔から中華料理などには欠かせない食品となっています。

らっきょう

らっきょうの旬は5月〜7月頃です。

らっきょうには血液を綺麗にしたり、便秘を防ぐ働きがあります。

刺激が強いので、食べ過ぎには注意が必要です。

新じゃがいも

一般的なじゃがいもは10月〜11月に多く出荷されますが、新じゃがいもの旬は5月〜6月です。

収穫したものを貯蔵することなくすぐに出荷したものが「新じゃがいも」です。

新じゃがいもは小さめですが皮が薄いため、ゆでて皮ごと食べることもできます。

新玉ねぎ

新玉ねぎとは、収穫後乾燥させずにすぐ出荷したものの総称です。

3月〜5月頃が旬で、甘味が強いのが特徴です。

普通のたまねぎと比べて痛みやすいので、保存できるのは1週間程度となります。

わらび

わらびの旬は3月〜5月頃です。

自分で採ることもできる山菜ですが、アク抜きをきちんとしないと中毒になることがあります。

お浸しや付け合わせ、おこわにすると大変おいしいです。

ゼンマイ

ぜんまいの旬は4月〜5月頃です。

ビタミンや葉酸が多く含まれており、昔から貧血予防が期待されてきました。

佃煮やお浸し、煮物、ナムルなどにすると美味しく食べられます。

春の食べ物(魚などの海の幸)

サワラ

サワラは「春を告げる魚」とも呼ばれています。

3月〜5月に瀬戸内海で漁獲量が多くなります。

骨が少なくて身がとても柔らかいので、魚が苦手な人でも比較的食べやすい魚です。

マダイ

マダイは古くから日本で「縁起の良い魚」とされ、親しまれてきました。

旬は年に2回あり、3月〜6月9月〜11月です。

春はマダイが産卵を迎える時期ですので、産卵のために栄養分を体に蓄え、おいしいと言われています。

カツオ

カツオの旬は年に2回あります。

春に旬を迎えるものを「初鰹」秋に旬を迎えるものを「戻り鰹」と呼んでいます。

初鰹は餌を探して北上しているため、身が締まっていて脂が少ないのが特徴です。

ニシン

ニシンは別名を「春告魚(はるつげうお)」と言います。

春はニシンが産卵に向けて体に栄養を蓄えるため、非常においしく食べられます。

ニシンの卵は「数の子」としても知られています。

キビナゴ

キビナゴの旬は年に何度かありますが、子持ちのキビナゴを味わえるのは春の時期です。

体長約10cmの魚で、唐揚げなどにすれば骨や内臓もそのまま食べられます。

漁獲量が多いのは鹿児島県、長崎県、高知県などです。

イワナ

イワナの旬は5月〜6月頃です。

近年は養殖物が多いですが、天然のイワナは山岳地帯に多く生息しています。

安価でおいしく食べられる春の味覚です。

ホタルイカ

ホタルイカの旬は3月〜5月頃です。

春のホタルイカは非常に甘味があって柔らかく、見た目もツヤツヤとしています。

刺身や酢味噌和えなどさまざまな料理に使うことができます。

サクラエビ

サクラエビが国内で取れるのは静岡県の駿河湾です。

「海の宝石」とも呼ばれる大変美しい色をしています。

サクラエビの旬は春と秋ですが、年間40日ほどしか漁を行えないため、大変貴重なものもあります。

バカガイ

バカ街の旬は2月〜4月頃です。

寿司屋で見かける「青柳」は、このバカガイを剥き身にしたものです。

貝柱も天ぷらなどにしてよく食べられています。

アサリ

潮干狩りでも人気のアサリは春と秋の年2回、旬を迎えます。

酒蒸し、炒め物、吸い物などさまざまな料理に使うことができます。

砂抜きをしたアサリは冷凍保存も可能です。

ハマグリ

ハマグリは昔から縁起の良い高級品として親しまれてきました。

旬は2月〜4月で、国産のものは大変貴重です。

和食にも洋食にもよく合う食材で、塩抜きをすれば3日ほど冷蔵保存することができます。

春の食べ物(料理)

ちらし寿司

ひな祭りの時期によく食べられるのがちらし寿司です。

見た目の色合いも美しく、春らしい鮮やかさがあり人気です。

サヤエンドウやたけのこなど、春の味覚を取り入れることもできます。

たけのこご飯

春の味覚、たけのこを使った料理です。

炊飯器で炊くだけで簡単に作ることができます。

たけのこには食物繊維が多く含まれているので、ダイエット効果もあります。

山菜おこわ

春は様々な山菜が旬を迎えます。

山菜があれば他に特別な食材を揃えなくても、簡単に作ることができます。

スーパーに行けば山菜の水煮も売られていますので、うまく利用しましょう。

春野菜のパスタ

新玉ねぎや春キャベツ、アスパラガスなど春の野菜を使ったパスタです。

春になると飲食店でもメニューに含まれることがあります。

自宅でも簡単に作ることができる春の料理です。

ロールキャベツ

春キャベツは大変柔らかいため、ロールキャベツにするのがおすすめです。

最近では電子レンジのみで調理できる方法もインターネットにたくさん掲載されています。

あっさりしているので、食欲がない時にも食べやすい料理です。

桜餅

春の味覚、桜餅には関東風と関西風があります。

関東風は小麦粉でできた生地で餡を包み、関西風は餅生地で餡を包みます。

発祥は関東と言われており、それを関西が取り入れたようです。

春以外にも季節ごとの食べ物を知るにはこちら

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