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12月といえば?でイメージする風物詩一覧(食べ物・イベント行事・遊び・言葉など)。連想して思い出すもの

(公開日: 2023年1月30日)
目次

12月といえばの旬の食べ物

牡蠣

牡蠣の旬は12月~2月の冬の時期。「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣は鉄分やビタミンB群などが多く含まれていて、貧血予防や造血のサポートなどの効果が期待できます。しかし様々な栄養素の中でも特に亜鉛が豊富で、その量は数ある食品の中でもトップクラス。美しい髪や肌には欠かせない栄養素の亜鉛は、免疫力の向上や抗酸化作用などの働きを持ちます。低カロリー・低脂肪であるため、ダイエット中の方や美容に気を遣いたい方もぜひ取るべき食品と言えるでしょう。

しかし、いくら栄養が豊富だからと言って毎日たくさん食べてしまうと、亜鉛の過剰摂取でめまいや頭痛を引き起こしかねません。摂取量の目安は一日10個までなので、食べる量に注意しましょう。

フグ

フグの旬は12月~2月頃。国内の有名な産地といえば、北海道・石川県・山口県・宮崎県などです。地方によってその呼び方は異なり、千葉県では「とみ」大阪府では「てっぽう」鹿児島県では「じゅってんとん」などと呼ばれています。

骨や皮の周りにはコラーゲンが豊富に含まれていて、牛・豚・鶏の肉に含まれるコラーゲンよりもカロリーが低く吸収しやすいのが特徴。鍋などにすればコラーゲンがスープにも溶けだすため、効率よく摂取することができるでしょう。その際はぜひ皮も一緒に食べましょう。

カリフラワー

11月~3月頃にかけて旬を迎えるカリフラワーは、12月に出荷量が最も増えます。カリフラワーといえばその見た目がブロッコリーによく似ていることで知られていますが、実はこの二つは同じアブラナ科アブラナ属。ブロッコリーが突然変異し白くなったものをその後品種改良したと言われています。

「畑のビタミンC」と呼ばれるほどビタミンCが多く含まれており、抗酸化作用はもちろん決戦の予防にも効果的。熱に強いため、茹でて調理してもビタミンCをあまり失うことがありません。

柚子

10月~12月にかけて旬を迎える柚子。高知県・愛媛県・徳島県は生産量が国内で一番高く、代表的な産地としても知られています。

筋肉痛の緩和・疲労回復などの効果が期待できるとされており、料理にはもちろんスイーツにもぴったり。家庭で簡単に作ることのできる柚子のはちみつ漬けは風邪の予防や冷え性の改善に役立つので、この時期は作り置きしていつでも取り入れられるようにしておきましょう。

12月といえばのイベント・行事

冬至

冬至とは一年の間で最も昼が短く、夜は長くなる日のことで、毎年12月21日または22日がその日にあたります。

冬至の日といえば、かぼちゃを食べたり柚子湯に入るのが定番。かぼちゃを食べるのは、冬至の日に「ん」がつく食べ物を食べると縁起が良いとされていたことや、栄養価が高いことに由来しています。また、柚子湯に入るのは柚子の香りで邪気を祓い体を清めるという意味合いがあるそう。寒さも強まる時期なので、栄養価の高い食べ物を食べ温かくして過ごしましょう。

クリスマス

12月の一番のイベントといえばクリスマスです。毎年12月24日がクリスマスイブ、25日がクリスマス当日とされており、この日は一人はもちろん家族・友達・恋人と過ごすという方も多いです。

クリスマスが日本に広まったのは、宣教師であるフランシスコ・ザビエルが1552年に山口県で降誕祭をお祝いしたことがきっかけ。1900年頃には銀座の「明治屋」がクリスマスを大々的に扱ったことで、徐々にその認知度が上がっていきました。

大掃除

12月に入ると一年の締めくくりの意味合いでも行われる大掃除。家庭はもちろん、会社や学校などでも一定の時間を設けて行われることが多いです。

平安時代には既にこの大掃除が行われていて、当時は「煤払い(すすはらい)」と呼んでいました。一年間に溜めた煤を払い、幸せを運んできてくれるという歳神様を気持ちよくお迎えするというものです。これが現代にも「大掃除」という形で受け継がれています。

忘年会

12月初旬~中旬にかけてあちこちからお呼びがかかる忘年会。一年間の苦労を忘れ、新たな気持ちを持って新年を迎えるための行事です。

忘年会の由来となっているのは、鎌倉時代~室町時代に行われていた「年忘れ」という行事です。しかし、当時行われていたものはどちらかといえば厳かな雰囲気の中連歌を詠み合うというものでした。今のようなスタイルが確立されていったのは江戸時代頃から。今のように親しい者同士でお酒を楽しむようになったようです。

12月といえばの遊び

クリスマスのケーキ作り

クリスマスが近くなると、どこのお店でも豪華で可愛らしいクリスマスケーキの予約受付を開始しますが、寒い時期だからこそ家にこもってクリスマスのケーキ作りをするというのもとても面白いものです。

定番のショートケーキやブッシュドノエルなど、家族・友達・恋人と一緒に飾り付けなどもすれば大盛り上がりすること間違いなし。オーブンがない場合でも、市販のスポンジケーキを使って気軽に作れるのでおすすめです。

アイススケート

ウィンタースポーツの代表ともいえるアイススケートも、この時期ならではの遊び。屋外にスケートリンクが設置されているところもあるので、出かけたついでに気軽に滑ることができるというのもその魅力です。

初めてだと転びそうで不安という方も多いかもしれませんが、コツさえ掴めば比較的にすぐ立つことができるものです。ポイントは、肩幅に開いた足をVの字にするように立つこと。これが基本的な立ち方なので、最初は手すりに掴まって徐々に慣れていきましょう。

温泉巡り

本格的に寒くなってくるこの時期は、芯から冷えることも少なくありません。外に出るのも億劫になってしまいがちですが、そんな時におすすめしたいのが温泉巡りです。

しっかり体が暖められるので健康にとても良いのはもちろん、温泉の成分が皮膚から体内に吸収されるためその効果を得ることができます。ただし、湯あたりや湯冷めには十分注意し、水分を十分補給するようにしましょう。

12月といえばの言葉

お歳暮

お歳暮とは、その年一年お世話になった方への感謝や挨拶の意味合いで贈られる贈り物のことです。一般的に12月13日~12月20日までに贈るのがマナーとされていますが、エリアごとにも若干その期間は異なるようです。

お歳暮の定番といえばやはりビールなどの酒類やハム・海鮮などの食品類。来たるお正月に家族皆で食べることができ、消えものであるということからも選ばれることが多いです。

年の瀬

年の瀬とは、年末を意味する言葉です。「年の暮れ」「歳末」などがその類語として挙げられます。

一般的に年の瀬は12月中旬~31日までを表すことが多く、この時期になると大掃除・年賀状の作成・仕事納め・正月飾りの準備・おせちの準備とバタバタしてしまいがちです。大晦日を迎えてもゆっくり過ごすことができないということのないように、あらかじめ計画を立てて12月を過ごすと良いでしょう。

12月といえばの花

クリスマスローズ

クリスマスローズは12月~4月にかけて開花時期を迎える花で、正しくは「ヘレボルス」という名前です。ヨーロッパ・西アジアを原産地としており、原産地では丁度クリスマス時期に花を開かせるため、そのように呼ばれています。

白・ピンク・紫など様々な花を咲かせるこのクリスマスローズは、「私を忘れないで」「追憶」などの花言葉を持ちます。育てやすい花であるため、初心者の方にもおすすめです。

12月~1月にかけて開花時期を迎える菊は、桜と共に日本の国花として知られている花です。中国を原産としており、平安時代頃に日本に伝来しました。当時は貴族たちの観賞用の花として重宝されていたようですが、江戸時代頃になると庶民の間でも親しまれるように。その美しさは、現代にも受け継がれています。

花言葉は「高貴」「高潔」「高尚」など。「菊を飾ると福が来る」とも言われるほど、縁起の良い花です。

12月といえばの誕生石

トルコ石

12月の誕生石のうち一つはトルコ石で、「ターコイズ」という名前でも親しまれています。淡い青緑色や水色の石で、古代エジプト時代には既に宝飾品として活用されていました。

石言葉は「健やかな体」「成功」「繁栄」などで、身につける者の心身の健康を回復させる効果があります。男女問わず身につけやすいデザインのアクセサリーが多いので、気軽に用いると良いでしょう。

タンザナイト

タンザナイトは青または青紫の色味の石で、こちらも12月の誕生石として知られています。1967年に発見された、比較的新しい宝石です。その希少性はダイヤモンドよりも上だと言われており、流通量もとても少ないです。

石言葉は「冷静」「誇り高い」「神秘」など。和名では「灰簾石(かいれんせき)」「黝簾石(ゆうれんせき)」と呼ばれています。

ジルコン

2021年12月から、新たに12月の誕生石に加えられたジルコン。ヒヤシンスの花のように様々な色味のものがあることから「風信子石(ヒヤシンス石)」という和名を持ちます。

約44億年も前から地球上に存在していた地球最古の鉱物とも言われており、古代インドの物語の中では神様への贈り物として描かれています。石言葉は「穏やかな人間関係」で、持つ者の精神を癒す効果があります。

12月以外にも月ごとの風物詩を知るにはこちら

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