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冬といえば?でイメージする風物詩一覧(遊び・言葉・食べ物・イベント・行事)。連想して思い出すもの

(公開日: 2022年12月27日)

目次

冬といえばのイベント

冬休み

冬休みは子どもたちがとても楽しみにしているイベントです。

3学期制の学校で2学期と3学期の間に置かれる休業期間です。

大体の学校が12月24日頃~1月7日頃を冬休みとしていますが、地域によっては冬休みがもっと短いところもあります。

公務員の場合は12月29日〜1月3日に冬休みが設定されることが多いです。

クリスマス

冬の一大イベントといえばクリスマス。

もともとはイエス・キリストの誕生をお祝いするお祭りで、日本にはあまり縁のないものでした。

日本で初めてクリスマスの行事が行われたのは、1552年頃です。

現在の山口県でカトリック教会の宣教師がキリシタンに向けてキリストの誕生を祝うミサを行ったことが、クリスマスの始まりだと言われています。

大正時代には大型デパートの開店とともに、クリスマス商戦が盛んになりました。

お歳暮

お歳暮は今年一年の間にお世話になった人へ感謝の気持ちを込めて渡す贈り物です。

「歳暮」には、「年の暮れ」という意味があります。

昔は年の暮れになると、お世話になった人のところを回って挨拶とともに手土産を渡す「歳暮回り」を行なっていました。

この手土産が元になって、贈り物自体を「お歳暮」と言うようになったのです。

餅つき

お正月前になると全国各地で行われるのが餅つきです。

餅つきは子孫繁栄や家族の安全を願う儀式であるとされています。

正月に餅を食べる習慣は、平安時代からありました。

これを「歯固めの儀」と言い、正月に餅や昆布、するめなどの固いものを食べることで一年を健康に過ごせるようにという願いが込められています。

紅白歌合戦

紅白歌合戦はNHKが毎年大晦日に放送している音楽番組です。

女性歌手は紅組、男性歌手は白組に分かれ、対抗形式で番組が進みます。

元々は1951年から正月のラジオ番組として放送されていましたが、1953年から大晦日のテレビ放送となりました。

2017年には国内の長寿番組としてギネス世界記録に認定されました。

カウントダウンイベント

大晦日の夜に各地で行われるのが、カウントダウンイベントです。

アーティストによるコンサートや花火大会など、その形態は様々です。

若者を中心に多くの人が集まり、友達や恋人とイベントを楽しみます。

最近ではイベントに合わせて大晦日の夜に電車を終日運転にするところもあります。

正月

正月は新年を迎える日として日本でとても大切にされている行事です。

もともとはお盆同様先祖の霊を呼び戻す日とされていましたが、やがて新年を祝ったり1年の家族の無事を願う日へと変わっていきました。

日本では1月1日を「元日」とし、国民の祝日と定めていますが、多くの企業が3日までを正月休みとしています。

1980年代頃までは大型のショッピングセンターも1月3日頃まで休業していましたが、最近では営業時間を短縮したりしながら正月も開店する店が多くなっています。

箱根駅伝

箱根駅伝は正式名称を「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言います。

毎年1月2日と3日の2日間に渡って行われる冬の風物詩です。

関東学生連合チームを含んだ21校が、往路と復路でそのスピードを競います。

初めて大会が行われたのは1920年のことで、その際の出場校は4校でした。

1987年からは毎年テレビ中継が行われています。

初詣

新しい年になってから初めて神社やお寺を訪れることを「初詣」と言います。

昨年一年を無事終えられたことを感謝し、新年の平安をお祈りします。

初詣は神社でもお寺でもどちらでもよいとされています。

これは日本における神仏習合の名残です。

明治神宮など有名な神社には、毎年約300万人もの人が初詣に訪れます。

成人式

成人を祝う儀式は、日本に古来から存在していました。

現在の形式の成人式は1946年の埼玉県で始まったとされています。

地方自治体がその年に成人になる若者を集め、成人の儀を執り行います。

成人式は政府が定めているわけではないので、自治体によっては冬ではなく夏に行う場合もあります。

2022年からは成人年齢が18歳になったことを受け、成人式の対象者を18歳とする自治体も出てきました。

雪まつり

雪まつりも冬の風物詩として有名なイベントです。

特に北海道札幌市の雪まつりは世界中にも知られている大きな祭典です。

雪で作られた雪像や氷の彫刻が展示されます。

札幌の雪まつりは1950年に始まり、その頃は地元の小学生や中高生が雪像作りを行なっていました。

陸上自衛隊も毎年「野戦築城訓練」とし、雪像作りに参加しています。

節分

節分はもともと宮中における年中行事として行われていました。

「季節の変わり目になると鬼が出る」という言い伝えから、その鬼を追い払う意味で節分の行事があったのです。

今でも毎年2月3日頃になると全国各地で節分のイベントが開催されます。

節分には邪気を払う豆まきがよく行われますが、その習慣は室町時代からあったようです。

バレンタインデー

バレンタインデーは正式名称を「聖バレンタインデー」「セイントバレンタインデー」と言います。

もともとはキリスト教のお祝いの日で、恋人や夫婦などのカップルが愛を確かめ、祝う日であるとされています。

恋人や家族などに贈り物をし、日頃の感謝を伝える日なのです。

日本では「女性から男性にチョコレートを贈る日」「女性から男性に告白する日」と認識されがちですが、この風習はキリスト教圏には存在しません。

冬といえばの遊び

スキー・スノーボード

毎年冬になるとたくさんのスキー場がオープンします。

この季節を待ち望んでいる人も多いです。

1998年にはスノーボードがオリンピックの種目となったことから、スノーボード人口も年々増え続けています。

各地で大会が開催され、多くの名選手を輩出しています。

アイススケート

屋内でも屋外でも楽しめるのがアイススケートです。

慣れるまでに少し時間はかかりますが、うまく滑れるようになれば様々な技に挑戦することもできます。

最近では氷を使わないスケート場も多くなり、転んでも濡れないなど多くの利点があるため注目を集めています。

また、初心者のためにインストラクターが講習を行なってくれるスケート場もあります。

温泉巡り

冬といえば温泉の季節。

温泉街を歩きながらゆっくりお湯に浸かるのが最高の楽しみです。

各地で湯巡りツアーが開催されていたり、スタンプラリーなども行われています。

家族で、友達同士で、恋人同士で、誰とでも楽しむことができる冬の遊びです。

イルミネーション鑑賞

冬は夜の時間が長くなるため、イルミネーション鑑賞の季節です。

また、イルミネーションは樹木に巻き付けて使用することが多いため、葉が落ちている冬の時期の方が樹木へのダメージを与えにくいのです。

外出が億劫になる冬ですが、美しいイルミネーションを点灯させることによって人々の外出を促す効果もあるようです。

全国には多くのイルミネーションスポットがありますので、お気に入りを見つけに行くのも冬の楽しみです。

ワカサギ釣り

ウインタースポーツとして人気なのが、ワカサギ釣りです。

ワカサギ釣りと言えば一般的に氷に穴を開けて行うものが多いですが、凍っていない湖をボートで進んで釣りをする場合もあります。

山中湖や十和田湖などはワカサギ釣りの人気スポットとして知られています。

釣り場に寄って様々な決め事がありますので、初心者は経験者と一緒に出かけることをおすすめします。

雪合戦

雪が降ると子どもたちが校庭や公園で雪合戦をしているのを見かけます。

冬のメジャーな遊びと言っても過言ではありません。

チーム戦で本格的に雪合戦を行う大会もあり、海外でもYukigassenという名前でスポーツとして定着している地域があります。

古く平安時代ごろから子どもの遊びとして雪合戦が行われていたようで、「源氏物語」にも「雪ぶつけ」という記述があります。

花火大会

花火大会といえば夏に多いイメージですが、冬にも花火大会は行われています。

冬は空気が冷たく澄んでいるので、夏よりも花火が美しく見えるのです。

近年では夏の暑さもあり、冬に花火大会を行うところも多くなってきました。

しかし冬は空気が乾燥する時期でもあります。

火が燃え移りやすいので、個人で花火をする際には注意が必要です。

温水プール

寒い冬でもプールを楽しみたいなら温水プールがおすすめです。

泳ぐことが目的の市営プールだけでなく、スパリゾートタイプの温水プールも各地にあります。

水着や浮き輪などのレンタルもあるため、手ぶらで行っても楽しむことができます。

大型の温水プールではウォータースライダーなどのアトラクションも体験できます。

冬フェス

冬にはカウントダウンイベントやカウントダウンコンサートなど、多くのフェスが開催されます。

寒さを考慮し、室内でフェスを行う場合もあります。

音楽フェスといえば夏のイメージですが、意外に冬フェスも多いのです。

ドームや球場を貸し切った大型のフェスも全国で行われています。

鍋パーティー

寒くて外出を控えたい時に自宅でできるのが鍋パーティーです。

鍋の魅力は何と言っても調理が簡単なこと。

具材を持ち寄ればすぐに作ることができます。

あったかい鍋を囲みながら友達同士で話をするのも、冬の楽しみの一つです。

冬といえばの観光地

北海道 阿寒湖

北海道釧路市北部の北部に位置する阿寒湖。マリモが生息していることで有名な地ですが、冬の阿寒湖に来たらぜひ見ておくべきなのが「フロストフラワー」です。

フロストフラワーとは湖面の水蒸気が凍って花のような結晶になったもののことを言います。冬の阿寒湖ではこのフロストフラワーを見ることができ、氷の花が湖に広がる様子はとても幻想的。早朝にしか見られないため早起きをする必要がありますが、早起きをしてでも見る価値は十分にあるでしょう。

山形県 銀山温泉

1596年~1615年頃、山形県尾花沢市に開湯したと言われている銀山温泉。その湯は神経痛や消化器疾患など様々な傷病に効果があることで知られていて、飲むことでも更なる効果が期待できます。

そんな銀山温泉は、冬になると雪景色の中に佇む姿がノスタルジックだとしてとても人気。日が落ちてくると温泉街の明かりが灯り、雪の降り積もる建物を柔らかく照らし出してくれます。風情あるこの場所は、あの有名なNHK連続テレビ小説「おしん」の舞台にもなりました。味わい深い雰囲気と温泉を楽しんで、心身ともに癒されてください。

秋田県 横手の雪まつり

雪まつりといえば北海道のイメージが強いですが、実は秋田県横手でも雪まつりが毎年2月15日・16日に行われています。約450年もの歴史があるというこの雪まつりは、水神様を祀り五穀豊穣・家内安全・商売繁盛などを祈るもの。かまくらを約80基~100基ほど設置し、甘酒やお餅を客に振舞うその様子はムードがあるのにどこか温かみを感じます。

これまでに一度もかまくらに入ったことがないという方にはとてもいい経験になること間違いなし。過去にはかまくらの入り口などがハートになったものも作られたようなので、家族・友達とはもちろんカップルで行くのもおすすめです。

山口県 笠山椿群生林

笠山椿群生林は、山口県萩市にある「北長門海岸国定公園」の中の笠山に位置します。ここでは約2万5千本ものヤブツバキが自生していて、開花時期になると色鮮やかなヤブツバキの花が歩道に落ちている様子を見ることができます。それは自然にできた絨毯と言っても過言ではなく、しっとりとした美しさがとても魅力的。

毎年2月~3月には1ヶ月に渡って「萩・椿まつり」が開催されており、その光景を見ようと多くの人が訪れます。落ちた花は多少踏まれたり混雑したりということが少なからずあるので、早い時間帯に来るとベストな状態で見ることができるようです。

長崎県 ハウステンボス

長崎県佐世保市にある「ハウステンボス」は、日本最大級のテーマパーク。オランダの街並みが再現されていて映画やドラマの撮影地としても人気が高いです。そんなハウステンボスで、冬限定で見ることができるものといえば「光の王国」。約1300万個の電球が使われたイルミネーションは息をのむような美しさで、イルミネーションランキングは10年連続で1位を獲得。どこで写真を撮っても思い出に残る一枚となるでしょう。

また、冬ならではのイベントやショー、グルメを楽しめるというのもその魅力。クリスマスの前後には花火が打ち上げられるイベントも開催されるようです。冬のハウステンボスで特別な一時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

冬といえばの食べ物

みかん

みかんは1年中スーパーで購入することができますが、食べ頃は10月〜1月ごろです。

特に温州みかんは体を温める性質を持っており、冬によく食べられます。

また、美肌効果のあるビタミンCや整腸作用のあるペクチンを豊富に含んでおり、冬の健康維持に大活躍する食材とも言えます。

みかんの皮も捨てずに漢方やお茶にすることができます。

古来から日本には「おめでたい日には餅を食べる」という習慣がありました。

新しい年になると神様がやってくるので、その神様にお供えをするために冬に餅つきをするのです。

また、餅つきの際に使う杵と臼は男性と女性を表しており、子孫繁栄の意味も込められているようです。

餅は昔から日本に親しまれており、様々な料理に使用できることから大変人気の食材です。

お汁粉

冬になると食べたくなるお汁粉の歴史は、江戸時代にまで遡ります。

当時のお汁粉は甘いものではなく塩味でした。現在は水分の多い小豆を汁状になるまで煮込み、そこに砂糖や餅、栗などを入れたものを一般に「お汁粉」と呼んでいます。

ぜんざいとよく似ていますが、ぜんざいは主に小豆の粒の形が残っているもののことを言うようです。

カニ

冬の味覚の代表として選ばれるのが、カニです。

蟹の種類やブランドはさまざまで、冬になるとカニを食べるツアーなどがよく開催されます。

冬に獲れるカニは身がたくさん詰まっており、甘くて味が濃いのが特徴です。

高級なカニは都市部へあまり流通しないため、現地まで行って食べるのが主流となっています。

ブリ

天然のブリがおいしく食べられるのは12月〜2月頃です。

この頃のブリは脂がのって大変おいしく、「寒ブリ」と呼ばれています。

長崎県、島根県、石川県、千葉県、北海道などで多く水揚げされます。

刺身や照り焼きをはじめ、様々な料理に使うことができる人気の冬の味覚です。

フグ

フグの漁獲量がピークを迎えるのは12月頃です。

日本近海だけでも50種類以上存在すると言われるフグですが、一番メジャーなのはトラフグです。特に山口県で獲れるトラフグは全国的にも有名です。

冬の天然フグは身が引き締まっているので、刺身にしても鍋にしても大変おいしく食べることができます。

牡蠣

牡蠣は11月ごろに産卵のピークを迎え、その後美味しくなると言われています。「海のミルク」という別名があるように、栄養をたっぷり含んだ冬の味覚です。

牡蠣の旬は年に2回あり、冬に食べられる牡蠣を「真牡蠣」と言います。一方夏に旬を迎える牡蠣を「岩牡蠣」と言います。

おでん

冬の定番料理といえばおでんです。冬になるとコンビニエンスストアなどでも手軽に購入できるようになります。

室町時代「おでん」は豆腐料理の田楽を表す言葉でした。

田楽には「焼き田楽」と「煮込み田楽」の2種類があったため、江戸時代になって田楽は「焼き田楽」、おでんは「煮込み田楽」を表すようになったと言われています。

地域や店舗によって、出汁や具材に違いが大きい料理です。

大根

大根の旬は12月下旬〜2月頃です。

冬の大根は寒さから自分の体を守るために糖度が上がります。そのため甘くてみずみずしい大根になるのです。

大根は気温や土の質、肥料などの影響を受けにくく育てやすい野菜です。そのため、初心者でも家庭菜園で栽培しやすい食材としても知られています。

白菜

白菜の原産は中国で、11月〜2月頃に旬を迎えます。

水分量が多く、カロリーが低いのでとてもヘルシーな食材です。また、ビタミンCや食物繊維が多く含まれており、食べると風邪予防にも効果があります。

鍋料理や漬物など利用範囲が広く、冬に欠かせない食材となっています。

蓮根

冬に旬を迎える蓮根を「晩秋蓮根」と言います。

最近ではビニールハウス栽培が増えてきているので、1年中蓮根を購入することができますが、本来の旬は11月〜2月頃です。

蓮根にはミネラルやリン、ビタミンCなどが豊富に含まれています。

蓮根を選ぶときは、表面につやがあり、重くてふっくらしているものを選ぶようにしましょう。

その他の冬の食べ物についてはこちら

冬といえばの言葉

立冬

秋が終わり、冬の気配が感じられ始める頃を「立冬」と言います。だいたい11月の初めが「立冬」とされ、この日から「立春」までが冬であるとされています。

早いところでは立冬の頃に雪が降り始め、冬を迎える準備をする頃でもあります。

立冬は春分と冬至のちょうど中間の日でもあります。

冬至

冬至は二十四節気の1つで、1年のうち昼が最も短く夜が最も長い日のことを言います。

日本では昔から当時には柚子湯に浸かり、カボチャを食べるなどの習慣があります。

冬至にカボチャを食べることで、病気を予防し長生きする効果があると言われているからです。

毎年12月20日前後を「冬至」としています。

寒波

冬になるとテレビのニュースなどでよく耳にするのが「寒波」という言葉です。

寒波とは、平均気温よりも大変低い気塊が押し寄せる減少のことを言います。

「クリスマス寒波」「年明け寒波」など前に寒波が来る時期を付け加えて使うこともあります。

寒波のさらに大きいものは「大寒波」と呼ばれ、海外では死者が出るほどの大寒波が押し寄せることも。

冬将軍

冬の寒さがとても厳しいことを「冬将軍」と言います。

日本ではシベリア高気圧の影響で吹く乾燥した冷たい風のことを冬将軍と言う場合が多いです。

1812年、ロシアに攻め込んだフランス軍がロシアの厳しい気候に退却せざるを得なかったことがありました。

それをイギリスの新聞が「Generl Frost(霜将軍)」と表したのが、冬将軍の語源であるとされています。

木枯らし

冬の初めに吹く、木の葉を散らすような冷たい風のことを「木枯らし」と言います。

毎年一番最初に吹く木枯らしを「木枯らし1号」と呼んでいます。

木枯らしは毎年気象庁によって発表されますが、地域によってその定義は様々です。

過去には10月中旬に木枯らしが吹いたと言う記録も残されています。

三寒四温

三寒四温とは、「寒い日が3日続くと次は暖かい日が4日続き、そしてまた寒くなる」という現象を表す言葉です。

主に日本や中国朝鮮半島でよく見られる現象です。

もともとは中国や朝鮮半島のことわざであり、それが日本に伝わったものであると言われています。

日本では厳密に3日寒く、4日暖かいと言うよりは「寒い日と暖かい日が交互にやってくる」という意味合いで使用されています。

寒中見舞い

寒さが厳しくなる季節に、日頃お世話になっている人を思い便りを出すことを「寒中見舞い」と言います。

その他にも暑中見舞いや残暑見舞いなどさまざまなものがあります。

寒中見舞いを出すのは1月7日頃〜2月4日頃までが良いとされています。

年賀状の返信が遅れてしまったり、喪中で返事が出せなかったりした時に「寒中見舞い」を送る人も多いようです。

寒冷前線

寒気が暖気を押して進む際に発生する前線を「寒冷前線」と呼んでいます。

寒冷前線が通過する時は気温が一気に下がり、そのまま停滞する傾向にあります。

また、積乱雲が発生しやすいためにわか雨やにわか雪、雷が発生することも多いです。

寒冷前線通過後は少し気温が上がり、穏やかになる傾向にあります。

サンタクロース

冬に子どもたちが楽しみにしているものと言えば、クリスマスプレゼントです。

サンタクロースは赤い衣装に身を包み、子どもたちにプレゼントを届けるとされている架空の人物です。

1821年にはすでに絵本の中に登場しており、その頃からトナカイが引くソリに乗っていました。

サンタクロースのモデルについては諸説ありますが、キリスト教司教である「ミラのニコラオス」ではないかという説が有力です。

お年玉

お年玉は正月の文化として日本に定着しています。

しかしお年玉はもともと「御歳魂」と表記されていました。

「御歳魂」とは、正月に神様にお供えする鏡餅のことを表していたのです。

正月が終わるとその鏡餅を家族に分け与えていたことから、いつの間にか「現金を渡す」という習慣になっていったようです。

中国にもお年玉と似たような文化があり、韓国もその影響でお年玉文化が一般的になったと言われています。

小春日和

小春日和とは、冬の初め頃の春のような暖かい日を表す言葉です。

「春」という字が使われていますが、春の言葉ではなく冬の季語に分類されています。

北米では暖かい冬の日のことを「インディアン・サマー」と呼び、「小春日和」と和訳されます。

その他の諸外国にも「小春日和」と和訳できる同様の言葉が存在するようです。

冬以外にも季節ごとの風物詩を知るにはこちら

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