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夏の食べ物といえば?果物・野菜・食材・料理など旬を一覧で紹介

(公開日: 2023年1月10日)

夏の食べ物といえば?でイメージされる果物・野菜・食材・料理などの旬のものを紹介します。

【関連】夏といえば?でイメージする風物詩一覧

夏の食べ物(果物)

桃の食べ頃は7月〜8月です。

品種によって多少異なりますが、最も美味しいとされているのは暑い夏の時期です。

桃にはペクチンが多く含まれており、食べると腸の働きを良くする効果があると言われています。

すもも

すももの旬は6月〜8月頃です。

同じすももでも、中国原産の丸い形をしたものを「プラム(日本すもも)」ヨーロッパやアメリカで流通しているものを「プルーン(西洋すもも)」と呼びます。

スイカ

スイカの旬は6月〜8月頃です。

日本の夏の風物詩とも言えるスイカは、夏になるとスーパーマーケットで見かけるようになります。

品種によって色や大きさに様々な違いがあります。

あんず

あんずの出荷は7月に最盛期を迎えます。

生産量が日本で一番多いのは長野県で、次に福島県と続きます。

あんずの種は杏仁(きょうにん)と言い、漢方薬としても使われています。

いちじく

いちじくの旬は8月〜10月頃です。

ハウス栽培で育ったいちじくは5月くらいから市場に出回りますが、値段はやや高めとなります。

あまり日持ちしないので、すぐに食べることをおすすめします。

ブルーベリー

ブルーベリーは輸入ものも多いため、年中食べることができる果物です。

しかし本来の旬は6月〜8月頃です。

ブルーベリーにはアントシアニンが多く含まれており、目の疲労や視力の低下を防ぐ効果があると言われています。

メロン

メロンが一番美味しくなるのは5月〜7月頃です。

北海道や茨城県、熊本県、静岡県などで生産量が多くなっています。

品種によって様々な大きさや色があります。

巨峰

巨峰は「ぶどうの王様」とも呼ばれている果物です。

石原早稲という日本の品種とセンテニアルというヨーロッパの品種を掛け合わせたのが巨峰です。

8月〜10月ごろに旬を迎え、糖度の高い巨峰を味わうことができます。

シャインマスカット

シャインマスカットの旬は8月〜10月頃です。

皮ごと食べることができ、大変糖度が高いのが特徴です。

常温でも美味しいですが、2〜3時間冷蔵庫で冷やしてから食べるとさらに美味しく食べられます。

梨の旬は8月〜9月頃です。

あまり日持ちしない果物なので、購入したら早めに食べるようにしましょう。

長く保存したいときはくし切りにしてラップに包めば、冷凍保存できます。

アセロラ

アセロラの原産は西インド諸島や南アメリカ北部です。

暑さに強いため、日本でも5月〜8月に旬を迎えます。

収穫して2〜3日はそのまま食べられますが、その後はジャムやゼリーにするのがおすすめです。

パイナップル

パイナップルの国内生産量はごくわずかで、主に沖縄県鹿児島県で収穫されています。

輸入ものが多いので1年を通して流通していますが、国産のパイナップルの旬は5月〜8月初旬です。

パイナップルにはビタミンが多く含まれており、疲労回復や美肌効果が期待できます。

バナナ

バナナの原産は南アジアの熱帯地方です。

日本でも沖縄県などでごくわずかに生産されています。

国産のバナナは「島バナナ」とも呼ばれています。

マンゴー

国産のマンゴーは5月〜8月頃に多く収穫、出荷されます。

特に宮崎県産の「太陽のタマゴ」や鹿児島県産の「夏姫」が有名で、糖度や重さ、色など厳しい規程をクリアした高級品として知られています。

シークヮーサー

シークヮーサーが市場に出回るのは8月頃からです。

そのまま食べるよりも、香り付けとして料理に使われることが多い果物です。

日本では主に沖縄県と鹿児島県で生産されています。

夏の食べ物(野菜)

きゅうり

きゅうりは1年中スーパーなどで見かけますが、本来の旬は6月〜9月です。

原産はヒマラヤであると言われており、中国から日本に伝わったようです。

栽培しやすいため、品質を気にしなければ家庭菜園でも簡単に作ることができます。

ナス

ナスの出荷がピークを迎えるのは8月です。

最近ではハウス栽培も多いので、年中味わうことができる野菜となっています。

ナスには葉酸が多く含まれ、食べると貧血の予防にもなると言われています。

トマト

日本で栽培されるトマトの旬は6月〜8月頃です。

多くの品種があり、それぞれ色や形、味が異なります。

最近ではフルーツトマトなど糖度の高い品種も多く生産されるようになりました。

ピーマン

ピーマンの旬は6月〜9月頃です。

生産量が多いのは茨城県と宮崎県です。

一般的に色が濃くて艶があるものが美味しいピーマンであると言われています。

パプリカ

パプリカはピーマンに比べて大きくて色鮮やかなのが特徴です。

苦味がないので、ピーマンが苦手な人でも比較的食べやすい野菜です。

最近では黒や茶色、紫など珍しい色のパプリカも生産されています。

オクラ

オクラの歴史は古く、古代からエジプトで栽培されていたという記録も残っています。

オクラは寒さに弱いため、6月〜8月頃が旬です。

日本では九州や四国、群馬県での生産量が多くなっています。

ミョウガ

ミョウガはハウス栽培でも作ることができますが、本来の旬は6月〜10月です。

生命力が強く自生しますが、食用目的で栽培しているのは日本だけのようです。

ミョウガにはアルファピネンという成分が含まれており、ホルモンバランスを調整する効果があります。

モロヘイヤ

モロヘイヤはアフリカが原産の野菜です。

気温が高い時によく育つため、6月〜9月が旬です。

炒め物や和え物、おひたしなどにするとおいしく食べられます。

ゴーヤー

ゴーヤーは「にがうり」とも呼ばれています。

あまり食べる機会がないように思われがちですが、実は日本に伝わったのは江戸時代のことです。

品種や育て方によって苦味に差があります。

ししとう

ししとうの旬は6月〜8月頃です。

栽培方法や環境によって辛みに大きく差があります。

夏の疲労回復や免疫アップにピッタリの野菜です。

枝豆

枝豆の出荷量が一番多くなるのは7月と8月です。

未熟な大豆を早く収穫したものが枝豆で、居酒屋のお通しなどにもよく登場します。

主な産地は群馬県、千葉県、山形県、埼玉県などです。

にんにく

にんにくが日本に伝わったのは奈良時代だと言われています。

古代エジプトやギリシャなどでは3000年以上も前から薬として使用されていました。

梅雨前に収穫が始まり、8月頃にかけて旬を迎える野菜です。

夏の食べ物(魚など海の幸)

イワシ

イワシはニシン科の魚で、5月〜10月頃までが旬です。

多くの加工食品に利用でき、食卓に上がる機会が多い魚と言えるでしょう。

漁獲量が多いのは長崎県や三重県、宮崎県などです。

アユ

日本の川魚の代表として有名なのがアユです。

あゆは11月〜5月までが禁漁期間となっているため、6月〜8月頃が旬の魚です。

内臓にも栄養価があるので、そのまま塩焼きで食べるのが非常においしいです。

カンパチ

カンパチは出世魚で、成長段階によって呼び名が変わります。

全国的に60cm〜80cm以上の成魚をカンパチと呼ぶようです。

漁獲量が最も多いのは鹿児島県で、全国の漁獲量のやく半数を占めています。

カレイ

種類にもよりますが、カレイの旬は主に6月〜10月頃です。

秋から冬にかけて産卵するので、その前の養分を蓄えている時期が一番おいしいとされています。

刺身や煮付け、唐揚げなど様々な料理を楽しむことができます。

スズキ

スズキの旬は6月〜8月頃です。

1m以上になるものもある大きな魚で、日本全国に生息しています。

カンパチと同じようにスズキも「出世魚」と呼ばれる魚です。

アジ

アジにはマアジ、シマアジ、ムロアジなど多くの種類があります。

世界的にも多く分布している魚で、6月〜8月頃に旬を迎えます。

アジはDHAやEPAを多く含んでいるので、血液をきれいにする効果があると言われています。

シイラ

シイラの漁獲量がピークを迎えるのは8月と9月です。

大型の肉食魚で、「マヒマヒ」という名前でも知られています。

脂身が少なくあっさりしているので、和食でも洋食でもどちらにも使いやすい魚です。

ハナサキガニ

ハナサキガニの旬は5月〜9月頃です。

茹でると鮮やかな赤色に変色するカニです。

一般的に塩茹でされることが多いですが、味噌汁や軍艦巻きなどに使われることもあります。

スルメイカ

スルメイカは古くから日本人に親しまれてきた食材です。

手頃な値段で購入できるため、食卓にもよく並びます。

水揚げが多くなるのが7月〜9月ごろなので、スルメイカは「夏イカ」とも呼ばれています。

マダコ

マダコ旬は獲れる場所によって違いますが、主に瀬戸内海で水揚げされるマダコの旬は6月〜9月です。

日本で食用の「タコ」と言えばこのマダコという程メジャーな海の幸です。

刺身やマリネ、唐揚げなどさまざまな料理として食卓に登場します。

ウニ

ウニには様々な種類があり、食用となるのはムラサキウニやバフンウニなどです。

ウニの旬は6月〜8月頃です。

現在スーパーなどに並んでいる国産ウニの約半分は、北海道で水揚げされています。

アワビ

アワビは種類によって旬が異なります。

7月〜8月に旬を迎えるのはクロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビなどです。

アワビはどれも高価ですが、中でもクロアワビは味が良く高値で販売されています。

イワガキ

カキは主にイワガキとマガキの2種類があります。

夏に旬を迎えるのがイワガキ冬に旬を迎えるのがマガキです。

現在マガキはほとんど養殖物ですが、イワガキは天然物が多いのが特徴です。

ホヤ

国内でホヤの漁獲量が多いのは宮城県や北海道です。

5月〜8月頃までが旬で、この頃のホヤは栄養分が多く甘味も強いのが特徴です。

新鮮なものは臭みがないので、刺身にするのが一般的です。

夏の食べ物(料理)

冷やし中華

彩り豊かな冷やし中華は夏の定番メニューです。

飲食店でも夏の間だけ冷やし中華を提供しているところが多くあります。

さっぱりしていて野菜も摂れるので、食欲が落ちる夏にピッタリです。

そうめん

調理が簡単で夏の暑さをしのぐことができるのがそうめんです。

最近では茹でるだけではなく、さまざまなアレンジをしたレシピがインターネット上に公開されています。

ざるそば

ざるそばも夏の定番メニューです。

夏になると、コンビニエンスストアなどでも冷たいそばをよく見かけるようになります。

ざるそばは江戸時代から日本で愛されている夏の料理なのです。

冷製パスタ

暑い夏には、夏野菜をたくさん使った冷製パスタが美味しい季節です。

トマトや大葉、オクラなどがあれば簡単に作ることができます。

さっぱりしているので、食欲が落ちる夏でも食べやすいメニューです。

ナムル

食卓にもう1品欲しい時にオススメなのがナムルです。

夏野菜を使うことが多く、野菜のおいしさを楽しむことができます。

お酒のつまみとしても愛されている料理です。

夏野菜カレー

夏野菜を使ったカレーも、夏に人気の料理です。

普段のカレーを少しアレンジするだけで簡単に作ることができます。

夏野菜の旨味が凝縮され、美味しいカレーが出来上がります。

ニラレバ炒め

夏は暑さでスタミナが低下しやすい季節です。

レバーとニラで作ったスタミナ満点のニラレバ炒めは、夏にオススメの料理です。

ご飯にもよく合うので、食欲増進にもつながります。

ゴーヤーチャンプルー

チャンプルーとは、沖縄の方言で「混ぜる」という意味です。

夏野菜のゴーヤーと卵、豆腐、豚肉などを一緒に炒めたものが、ゴーヤーチャンプルーです。

ゴーヤーの苦味成分には血糖値を下げたり、お腹の調子を整える作用があります。

夏以外にも季節ごとの食べ物を知るにはこちら

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