ほな(関西弁)の意味とは?
(公開日: 2022年7月24日)
ほなの意味
「ほな」は、去り際の挨拶「さようなら」と話を転換する接続詞「それでは」の二つの意味を持つ言葉です。
語源は「ほんなら」ですが、この「ほんなら」は「さようならば」が簡略化したものであると言われています。
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ほなのよく使われるフレーズ
ほな/ほなね/ほなまた
「ほな」「ほなね」「ほなまた」は相手との別れ際に使われるフレーズで、「ほな」単体でもよく使われます。
「バイバイ」を意味し、対面の際だけでなくLINEなどのメッセージアプリ上でも用いられるので、関西出身の人とやり取りをする際見ることができるかもしれません。
ほな行こか
「ほな行こか」は「それでは行きましょうか」という意味のフレーズで、先にご紹介した「ほな/ほなね/ほなまた」とは異なり「それでは」の意味で「ほな」が使われています。
待ち合わせをしていて相手と合流した際にこのフレーズを使うことが多いです。
ほなの例文
ここからは、「ほな」を使った例文を見てその使い方を確認していきます。
例文1.「ほなそこのカフェで待ち合わせにしよ。」
「それではそこのカフェで待ち合わせしましょう」という意味の例文です。
「ほな」は「ほんなら」「ほなら」などの形に変化する場合もあります。
例文2.「私コーヒーにしよかな。」「ほなうち紅茶にするわ。」
「ほなうち紅茶にするわ」は標準語だと「じゃあ私は紅茶にする」に直すことができます。
「それならば」といった意味合いでも使えることを押さえておきましょう。
例文3.「今日はありがとう。ほななー。」
この例文内では「じゃあまたね」という意味で「ほな」が使われています。
先述したように「ほなまた」「ほなね」など様々な言い方がされます。