レイコーの意味とは?
レイコーの意味
「レイコー」とは、関西弁でアイスコーヒーを意味します。激むず関西弁クイズでも出題された関西弁です。
「冷たいコーヒー=冷コー=レイコー」と省略化した言葉で、年配の方が使っている傾向にあります。
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今では死語なのか
近年では関西地方でも若者はあまりこの「レイコー」という言葉を使わなくなってきており、「アイスコーヒー」と言う人の割合の方が高いです。
大阪市中央区で行なったとあるアンケートでは、全体の7割が「レイコー」の意味は知っているが使っていないと答え、2割は意味自体知らないと答えました。
元々この「レイコー」という言葉は昭和30年代に広く使われていた言葉で、喫茶店の店員が伝票にアイスコーヒーのことを分かりやすく「レイコー」と書いたのが始まりだと言われています。
「レイコー」が広く一般的に使われるようになってからは、喫茶店の外にも「レイコーあります」と書いた張り紙が張られていたようですが、最近ではめっきり見なくなりました。
レイコーの使い方
ここからは「レイコー」を使った例文をいくつかご紹介していきます。
例1.『お姉さんレイコー1つちょうだい。』
カフェでアイスコーヒーを注文する時、「レイコー」という言葉をこのように使うことができます。
「レイコー」という言葉の使用率が下がってきているとは言え、関西ではこのように注文している風景を今でも見かけます。
例3.『コンビニでレイコー買って帰ろ。』
最近ではコンビニなどでも気軽に美味しいアイスコーヒーが買えるようになりましたが、仕事や学校帰りにアイスコーヒーを買う時、このフレーズを使うことができます。
「アイスコーヒー」ではなく「レイコー」という言葉をあえて使うことで、より気軽な雰囲気を出すことが可能です。
レイコーの違う言い回し
実は「アイスコーヒー」の言い回しは「レイコー」だけではありません。
ここからはその「レイコー」以外の言い回しについてご紹介していきます。
アイコーとの違い
「レイコー」は、稀に「アイコー」と呼ばれることがあります。
「レイコー」よりも「アイコー」のほうが「アイスコーヒー」の略であることがすぐに分かりますが、「アイコー」と呼ぶ人は大阪でもあまりいないので注意しましょう。
フレッシュとの違い
関西では「フレッシュ」もアイスコーヒーの別名だと思っている方もいますが、実はそれは思い違いです。
「フレッシュ」とはコーヒー用ミルクのことで、1970年代に大手コーヒーメーカーがコーヒー用ミルクを「フレッシュ」という名前で販売したところ、「フレッシュ」がそのままコーヒー用ミルクの呼び方として定着しました。
「レイコー」とセットのイメージが強いのは、「レイコーにフレッシュつけといて(アイスコーヒーにミルクをつけてください)」と注文する人が多かったからかもしれません。
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