えげつないの意味とは?
えげつないの意味
「えげつない」とは、関西弁で「とてもひどい」という意味の言葉です。
単純にひどいというわけではなく、「限度を超えている」「容赦がない」というニュアンスも含まれています。
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えげつないは褒め言葉として使える?
「えげつない」という言葉は基本的にマイナスの意味で使われることがほとんどですが、時に「とてもすごい」「類まれである」「非常に秀でている」というプラスの意味で使われることもあります。
例えば、有名な野球選手や幼いながらに難関資格を複数持っている子どもなど、才能や頭脳が周囲と比べてずば抜けて秀でている場合「えげつない」を使って褒めることがあります。
えげつないを標準語で言うと?
「えげつない」を標準語に言い換えると、マイナスな意味合いでは「意地が非常に悪い」「性悪」「惨たらしい」「残酷」などが挙げられます。
とは言え、この「えげつない」という言葉にはこれらの意味合いが全て含まれているので、とても強い表現だと言えます。
えげつないの類語
「えげつない」の類語として、「えぐい」があります。
この「えぐい」という言葉も、「えげつない」の短縮語だと考えられていますが、同じように「思いやりがない様子」を表すとされています。
えげつないを使った例文
ここからは、「えげつない」という言葉を使った例文をいくつかご紹介していきます。
例1.『あんまりえげつないことしーなや。』
これは「あまり酷いことをしてはいけないよ」といった意味のフレーズで、相手の言動を見かねて諭すように注意する時に使います。
例2.『あんた、人間関係めっちゃえげつないな。』
「人間関係がとてもドロドロしていて酷い」という意味のフレーズですが、相手に直接このように言うよりも、「えげつない」を使った方が少しオブラートに包まれていると感じている人も少なくありません。
例3.『あの子の語彙力ほんまにえげつないで。』
この例文は、例1・例2と打って変わって良い意味で「えげつない」が使われています。
お察しの通り褒め言葉として用いられており、「あの子の語彙力はずば抜けて高い」といった意味合いになっています。
何かに特化して秀でた能力を持っている場合など、このように「えげつない」を使って褒めてみましょう。
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