おかんの意味とは?
(公開日: 2022年3月23日)
おかんの意味
「おかん」とは、関西弁で「お母さん」を意味する言葉です。
関西地方ではその昔「おかあはん」という呼び方も存在したため、それが徐々に今の「おかん」に変化したとも考えられます。
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おかんは関西以外でも使われてる?
最近では「おかん」の知名度も上がってきたため、関西以外の地域でも使われるようになりました。
全国73地点で行われた「国民の言語使用と言語意識に関する全国調査」では、北海道から九州、首都圏まで様々な地域で「おかん」が定着していることが分かりました。もちろん年配になるほど使用率は低くなりますが、若者を中心に広く使われている言葉の一つと言えます。
おかんは漢字でどう書く?
「おかん」は漢字では「御母」と書きます。
そのまま読むと「おかあ」になりますが、より発音しやすくするために徐々に「おかん」になっていったと考えられます。
おかんの具体的な使い方
ここからは、「おかん」の具体的な使い方を例文を通してご紹介します。
例1.『おとん、おかんが呼んでるで。』
「お母さん」を意味する「おかん」の他にも、「お父さん」を意味する「おとん」という言葉も存在するので、セットで覚えておくと良いかもしれません。
例2.『おかん、弁当に箸入れ忘れてるやん。』
この例文は、「お母さんがお弁当にお箸を入れ忘れた」という意味です。
例1では「おかん」が呼びかけとして使われていましたが、この例文では呼びかけではなく主語として使われているので注意しましょう。
例3.『今月おかん誕生日やん。』
これは「今月はお母さんの誕生日だ」という意味の文章です。
助詞「は」「の」が抜けていますが、関西弁は基本的に助詞を省略する傾向があるので併せて覚えておきましょう。
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