ネガティブな人とは？22個の特徴で具体的に意味や行動を解説。
ネガティブの意味と、ネガティブな人の特徴を解説します。
ネガティブという意味
ネガティブは「消極的、否定的」という意味で、人の性格を指す場合は「物事を消極的、否定的に捉える性格」という意味になります。
ネガティブという言葉は、ラテン語の「negativus (否定の)」から来ています。
ネガティブな人の特徴
ここからはネガティブな人の特徴について具体的に解説していきます。
特徴1．物事を否定する言葉が多い
ネガティブな人は物事を否定する言葉をよく使います。
「自分には無理」「やっても無駄」など、何かをする事に対して消極的です。
「でも」「だって」などの言葉をよく使うのも大きな特徴と言えます。
特徴2．極度な心配性である
いつも物事を悪い方向に考えているため、極度に心配性になってしまいます。
小さな事でも気になり、「ミスをするのではないか」「うまくいかないのではないか」と恐れています。
特徴3．周囲の目を気にしている
周りからどう見られているのかが気になるため、常に周囲の目を気にしています。
そのため、自分の思った通りに動いたりすることができないのです。
他人の気持ちを考えすぎるあまり、自分が苦しくなってしまうこともあります。
特徴4．自己肯定感が低い
自分は役に立たない人間だと感じ、自分を肯定する気持ちが弱いのも、ネガティブな人の特徴です。
そのため物事をネガティブに捉える癖がついてしまっているのです。
特徴5．自分に自信が持てない
頑張っているのに「自分はダメだ」と否定したり、褒められても異常に謙遜したりします。
自分に自信がなく、ポジティブになれないからです。
謙虚さは悪いことではありませんが、否定ばかりしていると周りの人にも悪い影響を与えることがあります。
特徴6．自分を犠牲にしている
ネガティブな人は時に自分を犠牲にしてしまいます。
そしてそんな自分と他人を比べて、「あの人はいいな」などと考えます。
自分に無理をさせておきながら、他の人に憧れを持つ傾向にあるのです。
特徴7．人を疑ってしまう
すぐに人を疑うタイプの人もいます。
基本は考えがネガティブなので、よい提案をされても「嘘ではないか」「そんなことは起こるはずがない」と思ってしまうのです。
そのため、「本当？」「嘘でしょ」という発言も多くなります。
特徴8．友達が少ない
ネガティブな人は人との付き合いや人間関係の構築にも消極的です。
そのため、友達が少ない人が多いのです。
「自分は嫌われているかもしれない」と感じてしまい、自分から人と積極的に関わろうとしません。
特徴9．行動に移すのが遅い
実際に行動に移すとしても、移す前に考えすぎてしまうため、行動が遅くなりがちです。
仕事のミス対応や問題対応の場合も、同じことが起こってしまうことがあります。
そして、そんな自分に対してさらに思考がネガティブになっていきます。
特徴10．自分の考えにこだわっている
ネガティブな人は自分の考えを曲げずに、こだわりが強い傾向にあります。
自分を否定されるのが怖いため、意見を変えたりしないのです。
さらに自分の気持ちを否定する人とは人間関係を築こうとしません。
特徴11．常に失敗することを考えている
物事を始める前から、失敗するときのことを考えてしまいます。
具体的な根拠はないのですが、「自分だからダメだ」「どうせ失敗する」と感じるのです。
ネガティブな人は成功した体験をあまりしていないので、このような考え方になってしまう傾向にあります。
特徴12．失敗を引きずりやすい
一度してしまった失敗を後まで引きずりやすいのも、ネガティブな人の特徴です。
気持ちを切り替えることが苦手なので、いつまでも考え込んでしまうのです。
そのことでさらに次の失敗がおこるという悪循環に陥ることもあります。
特徴13．後悔が多い
ネガティブな人は過去を振り返り、後悔することが多いです。
失敗を引きずりやすいので、後悔が蓄積されていくのです。
しかししっかりと失敗を振り返ることができるというのは、プラスでもあると言えます。
特徴14．すぐに諦めるのが癖になっている
自分にとって「辛いことだ」「高い壁だ」と感じると、すぐに諦めるのが癖になっています。
幼少期の体験も影響し、自分を肯定する力が弱くなっているからです。
特徴15．思い込みが激しい
ネガティブな人は思い込みが激しい傾向にあります。
他の人が気にしないようなことが気になったり、ものごとをやたらと大袈裟に捉えたりします。
小さな失敗でも「大事だ」と考えてしまうので、さらに落ち込んでしまうのです。
特徴16．周囲のアドバイスに耳を貸さない
周りの人からアドバイスされると、「自分は否定されている」と感じてしまいます。
自分のことを思って言ってくれている言葉もダメ出しに聞こえてしまい、傷つくのです。
そのため周りのアドバイスに耳を貸したがらない傾向にあります。
特徴17．周りから嫌われているのではないかと不安になっている
ネガティブな人は「自分は嫌われているのではないか」「悪く思われているのではないか」ということを異常に気にします。
そして嫌われることを極度に怖がっています。
そのため、目立つような積極的な行動ができないのです。
特徴18．人に頼ることができない
ネガティブな人は人に頼るのが苦手です。
そこにも「嫌われたくない」「嫌われたらどうしよう」という心理が働いています。
責任感が強いと言うこともできますが、自分で解決しようとした結果さらに困難に陥ることもあります。
特徴19．物事を客観的に見ることが苦手
客観的に物事を見ることが苦手なので、つい主観だけで考えてしまいます。
そしてマイナスイメージが浮かぶと挫折してしまうのです。
物事を主観だけで見ていると考え方が偏るため、新しい知識を得る機会も減ってしまいます。
特徴20．愚痴や噂話をすることが多い
会話の中によく愚痴や他人の噂などが登場します。
自分の失敗談や後悔、他の人の噂話などは聞いていて気持ちのよい物ではありません。
あまりネガティブな話ばかりしていると、聞かされている人はだんだんと距離を置くようになってしまいます。
特徴21．何かに依存する傾向にある
いつもネガティブ思考でいると、情緒が安定しなくなります。
そのため、何かに依存してしまうのです。
恋愛依存症や買い物依存症などその矛先は様々です。
特徴22．恋愛に対して奥手
ネガティブな人は恋愛に対しても奥手です。
自分に自信がなかったり、過去の恋愛にトラウマを抱えていたりするためです。
また、好きな人ができたとしても嫌われるのを恐れて自分から行動を起こそうとはしません。
「ネガティブ」な性格については性格一覧の記事にも収録しています
