怠惰の意味とは?

怠惰の意味
怠惰とはやるべきことをやらずに怠けていてだらしのない様子を意味する言葉で、読み方は「たいだ」です。
「だらだら」というオノマトペに言い換えることもできます。
怠惰はこちらの一覧にも収録中
怠惰の対義語
怠惰の対義語として有名なのは「勤勉」です。
仕事・勉強共に一生懸命取り組む様子を表す言葉として有名で、何事に対しても真面目で熱心な人のことを「勤勉」と形容することもあります。
怠惰の英語表現
怠惰は英語で "lazy" と表現するのが最も一般的です。
"lazy" には「怠惰な」「不精な」という意味があり、日本語の「怠惰」と比較しても意味合い的にあまり相違がないことが分かります。
"He is so lazy.(彼は本当に怠惰だ)"のように用いることができるので、覚えておくと英語での表現の幅も広がります。
怠惰の使用例
「怠惰」を使った例文をいくつかチェックしていきます。
例文1.『夏休みの間中怠惰な生活を送っていた。』
するべきことをするのでもなくだらだらと過ごしている様子は、「怠惰」の一言で言い表すことができます。
言い方にもよりますが、自分の生活スタイルをあえて「怠惰」と表現することで、今後の自分に対する戒めのニュアンスも含めていると言えます。
例文2.『怠惰な自分を変えたい。』
怠惰な生活を送っていると、徐々にそんな自分に対して嫌気がさしてきます。
怠惰な自分を変えようと決めたルールを全部守ろうとすると途中で挫折してしまうので、できることから少しずつ変えていくというのがポイントです。
怠惰になる原因
頑張りたいのについだらだらと怠惰な生活を送ってしまうのは、以下のようなことが原因となっているかもしれません。
ストレス・疲れが溜まっている
公私ともに忙しい
不規則な生活を送っている
食生活が乱れている
物事を先延ばしする癖がついている など
怠惰な生活を送ってしまっているというのは決して悪いことではなく、自分自身の心や体の健康状態を知るためのヒントになります。
「最近怠惰になっている」と感じたら、心や体のどこかが不調を訴えている可能性があります。
先に挙げた原因の一覧に心当たりがあるのであれば、一度自分の心身とじっくり向き合うようにしましょう。
怠惰を改善する方法
ここからは、怠惰を改善するための方法をご紹介します。
方法1.きちんと休息を取る
怠惰な生活を改善したいのであれば、まずは心身ともにきちんと休息を取りましょう。
しなければいけないことがあるのに手につかないのは、心身ともに疲労が蓄積している可能性が高いです。
三食栄養バランスの取れた食事を摂ったり、じっくり湯船に浸かったり、自然を味わいながら散歩をするのも良いかもしれません。
自分の疲れた心と体にきちんと寄り添うことが怠惰な生活改善のための第一歩になります。
方法2.怠惰だと思う生活習慣とその改善策を考える
怠惰な生活を送る自分に嫌気がさしているのであれば、具体的にどのような部分が嫌だと思うのか紙に書き出してみましょう。
一日中ベッドでごろごろしている、丸一日スマホでネットサーフィンをしている、掃除をしていない、身だしなみをととのえていないなど、人によって気になっているポイントは様々です。
気になっている怠惰なポイントが書き出せたら、次にそれぞれの改善策を考えます。
例えばベッドで休むのならタイマーをセットする、デジタルデトックスを試してみる、一日一ヵ所だけ掃除をする、出かける予定を作るなど、考えてみれば意外と楽しいものです。
大切なのは継続することなので、「これなら続けられそう」と思える改善策を試しましょう。
方法3.タイムスケジュールを作成する
一日の時間をどのように使って良いか分からずついだらだらしてしまうのであれば、タイムスケジュールを作るのも一つの手です。
タイムスケジュールとは一日24時間の予定を細かく決めるものです。
起床時間・食事時間・仕事・運動・趣味・就寝など、一日をどう過ごすかある程度決め可視化することができるので、自分が作成したタイムスケジュールを意識すれば暇だからと言ってだらだら過ごすことは減るでしょう。
趣味や勉強にきちんと時間を充てられるようになるだけでなく、徐々に生活リズムも整っていくのでおすすめです。