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リア充ってどういう意味?言われがちな人物や使い方、対義語も紹介

最終更新日: 2023年6月8日 (公開日: 2023年1月18日)

リア充の意味や語源

リア充とは「現実すなわちリアルの生活が充実している人」を意味する言葉で、もともとはネットスラングです。

特に語源というものはありませんが、2005年くらいからネットで知られ始め、実生活でも使う人が増えました。

ネットの掲示板やSNSなどで「自分たちはネット生活は楽しめてるけど、リアルを楽しめてる人の方が羨ましい」という意味を込めて、自虐的に「リア充になりたい」という使い方をする人もいます。

リア充と言われがちな人

では、どのような人がリア充だと言われがちなのでしょうか。

3つのタイプを紹介していきます。

恋人がいる人

やはり、リア充として真っ先に連想されるのは、恋人がいる人たちです。

特にクリスマスがバレンタインなどのイベントが近くなると「リア充が羨ましい」とか「リア充ってどういう過ごし方をするんだろう」なんて書き込みをネット上で見ることも多くなります。

趣味が充実している人

以前は恋人がいればそれだけで勝ち組という風潮でしたが、最近では変わってきています。

そのため、恋人がいなくても趣味が充実している人も、リア充だと表現されるようになってきました。

休日にやることがない人は特に、趣味の世界を満喫している人をリア充だと思うようです。

仕事で成果を出す人

他に、仕事で成果を出す人もリア充だと表現されることもあります。

周りの同期に比べて明らかに出世のスピードが速い人や、表彰される回数などが多い人もリア充だと言われます。

やはりあまり仕事で成果を出せていない人から「職場のリア充すぎて羨ましい」と言われることが多いようです。

リア充の使い方

恋愛に限らず、ネット上ではないリアルの生活が充実している人のことをリア充と呼びます。

では、具体的にはリア充という言葉はどういった場面で使われることが多いのでしょうか。

リア充爆発しろ

最もスタンダードな使い方は「リア充爆発しろ」という使い方です。

これは特に恋人がいて、恋愛面が充実しているリア充を羨んだ時に使われる表現だと言えるでしょう。

たとえば「この前一人で歩いてたら、目の前を幸せそうに相合傘してるカップルがいて、リア充爆発しろって思った」や「バレンタインになると毎回リア充に爆発してほしくなる」というように使います。

実際にリア充が爆発に巻き込まれればいいと思っているわけではなく、羨ましい気持ちを自虐的に表現した使い方です。

恋人ができたからリア充の仲間

自分自身に恋人ができた時に「リア充の仲間入りした!」という使い方をすることもあります。

たとえば掲示板などでひとり身を嘆く場面で「まぁ私は今日告白されてリア充になったんだけど!」のように自慢げに使うこともあります。

ただし、こういった使い方をすると本気で妬まれる可能性もあります。

元々自虐的に使われることが多いリア充という言葉ですので、自分自身に対して使う時には注意しましょう。

リア充の対義語

リアルの生活が充実していることがリア充と表現されるので、残念ながらリアルの生活が充実していない人を表す言葉も存在しています。

ここでは、リア充の対義語を3つ紹介していきます。

ソロ充

恋人がいない人が、自分たちのことをソロ充と表現することもあります。

これはリア充の対義語というよりは「恋人がいなくても一人での生活が充実している」という意味を持ちます。

趣味や仕事が充実している人が自分自身をソロ充だと表現することもあるので、実際にはリア充の仲間だと分類する人もいます。

また「別にソロ充だからって悔しくないんだからね!」のように、本当は恋人がほしいのにできないことを自虐的に表現する時に使われることもあるようです。

ネト充

リアルの生活が充実している人をリア充と呼びますが、逆にネット上の生活が充実している人のことをネト充と呼びます。

リアルでは恋人もいなくて趣味もなく、さらに仕事も失敗ばかりでもネト充を名乗ることはできるのです。

「ゲームの上位ランカーだし、俺は間違いなくネト充」や「お前らがいればネト充だから俺はリア充なんて目指さなくていいんだ!」という使い方をすることもあります。

ソロ充と同じように「本当はリア充になりたいけど、なれないからネト充で十分!」という自虐的な意味も込められた言葉です。

非リア

非リアはその言葉の通り「リア充にあらず」という意味を持つ対義語です。

恋人がいなくて趣味もなく、仕事も充実していない人のことを非リアと呼びます。

「俺はどうせ非リアだから何をやってもダメなんだ」と自虐的に使われることもあれば、誰かに対して「お前、ほんと非リアだからもう少し頑張れば?」と少し煽るような調子で使われることもあります。