リア充の意味とは?15個の特徴で具体的に解説
リア充の意味と、リア充な人の特徴を解説します。
リア充の意味や語源
リア充とは「現実すなわちリアルの生活が充実している人」を意味する言葉で、もともとはネットスラングです。
特に語源というものはありませんが、2005年くらいからネットで知られ始め、実生活でも使う人が増えました。
ネットの掲示板やSNSなどで「自分たちはネット生活は楽しめてるけど、リアルを楽しめてる人の方が羨ましい」という意味を込めて、自虐的に「リア充になりたい」という使い方をする人もいます。
リア充な人の特徴
特徴1. 人間関係が充実している
リア充な人は、リアル生活の根本をなす人間関係が充実しているという特徴があります。
家族を中心に、恋人や友人などとの人間関係に恵まれているのです。
特に「恋人がいるとリア充だ」というイメージは、今でも根強く残っています。
特徴2. 人見知りせず、コミュニケーション能力が高い
基本的に人間関係が充実しているリア充な人は、人見知りせず、コミュニケーション能力が高いという特徴があります。
話のネタが豊富で、年齢問わず、たとえ初対面の人とでもすぐに打ち解けられるので、自然と仲間が増えて、さらに人間関係が充実していきます。
特徴3. 没頭できる趣味がある
リア充な人は、休日など暇ができると、趣味に没頭して楽しい時間を過ごすという特徴があります。
夢中になることができる趣味があるからこそ、日々が充実し、休日などを満喫することができるのでしょう。
リア充な人が楽しんでいる趣味はこちらにも掲載しています。
特徴4. 色々なことに積極的に挑戦している(アクティブ)
好奇心旺盛な性格の人が多いリア充な人は、あらゆることに積極的に挑戦しているという特徴があります。
興味があれば即行動し、明確な目標をもって取り組むなど、忙しくても張りのあるアクティブな生活を送っているようです。
特徴5. 頻繁に旅行に行っている
リア充な人は活動的な人が多く、交友関係も充実しているため、旅行に行くことが多いという特徴があります。
友達はもちろん、上司や先輩、恋人など、さまざまな人と旅行にでかけ楽しんでいるようです。
特徴6. 季節ごとに開催されるイベントにも積極的に参加している
スキーや海水浴、ハロウィーンにクリスマスなど、リア充な人は人間関係が充実しているので、季節ごとに開催されるイベントにも積極的に参加する特徴があります。
たとえ恋人がいなくても友達と全力でクリスマスをエンジョイするなど、季節を問わず常にイベントを満喫することができるのです。
特徴7. SNSに投稿するネタが豊富にある
リア充な人は、友達や恋人と頻繁に遊んでいるため、SNSに投稿できるネタが豊富にあるのが特徴です。
恋人とのラブラブ具合、友人と戯れている写真などを頻繁にアップしている人は、ほぼ確実にリア充な人だといえるでしょう。
特徴8. 恋人に困らない
交友関係が広いリア充な人は、出会いの機会も多いため、恋人に困らないという特徴があります。
コミュニケーション能力も高い人が多いので、実際モテる人も多いです。
複数の人から告白される、恋人と別れても別の人とすぐカップルになるなど、リア充な人は恋愛面も充実しています。
特徴9. ハイテンションな人が多い
リア充な人には、不思議とハイテンションな人が多いという特徴があります。
ひょっとしたらノリの良さでコミュニケーションを取っているのかもしれません。
ハイテンションなノリで挨拶をしてきたら、リア充な人である可能性がかなり高いです。
特徴10. ポジティブ思考をもっている
リア充な人は、考え方がポジティブだという特徴があります。
たとえ自分がミスをおかしても、嫌なことがあっても、「起きてしまったことは仕方がない!前を向いて改善できるところを改善しよう!」と前向きに捉えるのです。
落ち込んでネガティブになっていても問題は解決しないと、リア充な人は理解しているのです。
特徴11. いつもニコニコしている
これは女性のリア充な人に多いのですが、笑顔が素敵で、いつもニコニコしているという特徴があります。
人の第一印象は外見でほぼ決まるため、にこやかに接することができるリア充な人は、とても好感度が高いのです。
特徴12. 誰にでも優しい
友達が多く、自然と中心的存在になってしまうリア充な人は、誰にでも優しい人が多いのが特徴です。
明るくて気さくな人が多いので、常にたくさんの友達に囲まれています。
特徴13. 常に向上心がある
リア充な人は、自分磨きへの意識が高く、常に向上心があるのが特徴です。
より魅力的な自分になるための努力を惜しまないため、必然的に魅力度がアップしていきます。
ただし、向上心が強すぎると、見栄っ張りだと感じてしまう人もいるようです。
特徴14. 自己肯定感が高く、自分に自信をもっている
リア充な人の大きな特徴のひとつが、自己肯定感が高く、自分に自信があるということです。
自分に自信があるからこそ、何事も堂々と積極的に楽しむことができ、日常生活を充実させることができるのです。
特徴15. 情報にアンテナを張っている
楽しいことが大好きなリア充の人は、常に情報にアンテナを張っているという特徴があります。
ネットニュースはもちろん、テレビや雑誌、時には自分で実際に足を運んだり、友達と交流したりして情報を集めています。
リア充の使い方
恋愛に限らず、ネット上ではないリアルの生活が充実している人のことをリア充と呼びます。
では、具体的にはリア充という言葉はどういった場面で使われることが多いのでしょうか。
リア充爆発しろ
最もスタンダードな使い方は「リア充爆発しろ」という使い方です。
これは特に恋人がいて、恋愛面が充実しているリア充を羨んだ時に使われる表現だと言えるでしょう。
たとえば「この前一人で歩いてたら、目の前を幸せそうに相合傘してるカップルがいて、リア充爆発しろって思った」や「バレンタインになると毎回リア充に爆発してほしくなる」というように使います。
実際にリア充が爆発に巻き込まれればいいと思っているわけではなく、羨ましい気持ちを自虐的に表現した使い方です。
恋人ができたからリア充の仲間
自分自身に恋人ができた時に「リア充の仲間入りした!」という使い方をすることもあります。
たとえば掲示板などでひとり身を嘆く場面で「まぁ私は今日告白されてリア充になったんだけど!」のように自慢げに使うこともあります。
ただし、こういった使い方をすると本気で妬まれる可能性もあります。
元々自虐的に使われることが多いリア充という言葉ですので、自分自身に対して使う時には注意しましょう。
リア充の対義語
リアルの生活が充実していることがリア充と表現されるので、残念ながらリアルの生活が充実していない人を表す言葉も存在しています。
ここでは、リア充の対義語を3つ紹介していきます。
ソロ充
恋人がいない人が、自分たちのことをソロ充と表現することもあります。
これはリア充の対義語というよりは「恋人がいなくても一人での生活が充実している」という意味を持ちます。
趣味や仕事が充実している人が自分自身をソロ充だと表現することもあるので、実際にはリア充の仲間だと分類する人もいます。
また「別にソロ充だからって悔しくないんだからね!」のように、本当は恋人がほしいのにできないことを自虐的に表現する時に使われることもあるようです。
ネト充
リアルの生活が充実している人をリア充と呼びますが、逆にネット上の生活が充実している人のことをネト充と呼びます。
リアルでは恋人もいなくて趣味もなく、さらに仕事も失敗ばかりでもネト充を名乗ることはできるのです。
「ゲームの上位ランカーだし、俺は間違いなくネト充」や「お前らがいればネト充だから俺はリア充なんて目指さなくていいんだ!」という使い方をすることもあります。
ソロ充と同じように「本当はリア充になりたいけど、なれないからネト充で十分!」という自虐的な意味も込められた言葉です。
非リア
非リアはその言葉の通り「リア充にあらず」という意味を持つ対義語です。
恋人がいなくて趣味もなく、仕事も充実していない人のことを非リアと呼びます。
「俺はどうせ非リアだから何をやってもダメなんだ」と自虐的に使われることもあれば、誰かに対して「お前、ほんと非リアだからもう少し頑張れば?」と少し煽るような調子で使われることもあります。