ヤンデレの意味とは?

ヤンデレの意味
ヤンデレとは、相手に対する好意が強いあまり精神的に不安定な状態になっていることを言います。
二人の関係が上手く行っている時は精神的に安定しておりデレデレと甘えますが、すれ違いが起きたり不安な気持ちになることがあったら相手を傷つけるなどの行動に出ます。
ヤンデレはこちらの一覧にも収録中
ヤンデレの語源・由来
ヤンデレは「病んでいる」と「デレ」が組み合わさってできた言葉で、元々は漫画・アニメ・ゲームの作中でキャラクターの性格的特徴を表すために生まれました。
このヤンデレという言葉が世間的に知られるきっかけとなったのは、2005年発売のゲーム「School Days」及び同年に放送されていたテレビアニメ「SHUFFLE!」でした。
これらのアニメ・ゲームが世に輩出されてから、徐々にヤンデレが広く認知されるようになりました。
ヤンデレとメンヘラの違い
ヤンデレとメンヘラはほとんど同じものと認識している人も多いですが、実は似て非なるものです。
それぞれの特徴を簡単に確認しておきましょう。
ヤンデレ:相手のことを一番に優先する。相手のことは何でも知りたい、深く愛したいと思う。
メンヘラ:自分を最優先する。誰でも良いから自分のことを知ってもっと好きになってもらいたい。
ヤンデレは相手のことを一番に考えていますが、メンヘラは自分のことを一番に考えています。
どちらも相手に依存していて精神的に不安定という共通点はありますが、このような違いがあることを頭に入れておきましょう。
メンヘラについて詳しく知るにはこちら
ヤンデレの種類
ヤンデレには、細かく分けると以下の種類があると考えられています。
依存型:相手に依存し、頻繁に連絡をしたり束縛をする。
独占型:相手を独占するために行動を制限したり、激しい束縛・嫉妬をする。
攻撃型:相手を失う恐怖心や自分の気持ちを上手く伝えることができないことが原因で相手に暴力を振るってしまう。
他者排除型:孤立誘導型とも呼ばれる。裏工作をして学校・職場などで相手の周囲から他人を排除し自分に依存するように仕向ける。
妄想型:被害妄想・思い込みが激しく、相手のことを極端に美化したり何かきっかけとなることがあればとことん物事を悪い方向に考える。
崇拝型:相手のことを神様のように崇め称える。相手に気に入ってもらえるよう相手の好みの服装・髪型をしたり貢いだりと、とことん相手に尽くす。
ストーカー型:相手のことを全て知りたいので、しつこく連絡を取ったり待ち伏せ・尾行などをする。
無害型:特に問題行動は起こさないが、感情を自分の中に溜め込んでしまうので精神的に不安定で、感情が抑えきれなくなると自傷行為をしたり相手に暴力を振るってしまうことがある。
相手のことが好きだという気持ちに嘘偽りはありませんが、暴力やストーキングなどに発展してしまっては対処するのが難しくなります。
これらの傾向が友人・恋人に見られるのであれば、早いうちに対処した方が良いでしょう。
ヤンデレあるある
ここでは、ヤンデレのあるあるを簡単にご紹介します。
あるある1.好きな人や恋人に関することはとこんとんリサーチする
好きな人や恋人ができると、相手がどんなことが好きで今何にハマっているのか、どこに住んでいるのか、交友関係はどうかなどについてリサーチし始めます。
相手のSNSはもちろんのこと、仲の良い人のSNSもチェックしてどんな相手か探りを入れることも珍しくありません。
あるある2.相手に尽くす
ヤンデレな人は、どんなに自分の時間が犠牲になろうと相手が喜んでくれるならそれで良いと考える傾向にあります。
そのため身の回りのことを代わりにしたりと、出来うる限り相手に尽くします。
相手との相性がぴったり合っているのであれば、良い関係性を築くことができるかもしれません。
あるある3.可能な限り相手と一緒にいようとする
仕事・学校終わりや休日など、大切な予定がない場合はずっと相手と一緒にいるというのもヤンデレあるあるの一つです。
お互いに予定がないのであれば良いですが、相手や自分に用事があるのであればその時は我慢することを意識すると、相手への依存心も少しずつ改善されるかもしれません。