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かまちょの意味とは?20個の特徴で具体的に解説

(公開日: 2022年5月17日)
目次

かまちょの意味

若い人を中心に使用されている「かまちょ」という言葉は、「かまってちょうだい」の略です。

つまり、かまってほしがりな人を指す言葉です。

寂しい時や誰かに一緒にいてほしい時、「誰か、かまちょ」というように使用します。

自分自身のことを「かまちょ」と表すこともありますが、多くは他の誰かに対して「あの人はかまちょな人だ」と使うことが多い言葉です。

どちらかと言えばネガティブな表現として捉えられることが多く、「かまってちゃん」と同じように時には「うっとおしい」存在になってしまうこともあります。

かまちょはこちらの一覧にも収録中

かまちょの由来

「かまちょ」という言葉は2012年ごろから若者を中心にインターネットスラングとして流行し始めたと言われています。

タレントの舟山久美子さんが「かまちょ」という言葉をよく使用していたようです。

現在ではインターネット上だけでなく、LINEやTwitterなどのSNSを中心に使用されています。

「かまちょ」というチャットアプリが存在するほど認知度が高まっている言葉です。

かまちょの英語表記

かまちょを英語表記するならば、"Look at me" という言葉が当てはまります。

これは「私のことを見て」という意味です。「こっち見てよ〜」というように、軽い意味で使用するのがポイントです。

また、"I want to be with you." と言えば「あなたと一緒にいたい」という意味になります。

「一緒に過ごしたい」というニュアンスは「かまちょ」と同じと言えるでしょう。

かまちょな人の特徴あるある

ここでは「かまちょな人」の特徴について見ていきます。

特徴1.承認欲求が強い

「自分のことを認めてほしい、褒めてほしい」という欲求は誰でも持っているものです。

しかしかまちょな人は承認欲求が強すぎる傾向にあります。

いつでも注目されていたい、自分に意識が向いていてほしいと考えてしまうのです。そして自分がいつも1番でないと気が済まないのです。

SNSで「いいね」の数をやたら気にしたり、LINEの返信が少しでも遅いと気になったりという人はかまちょの傾向があるかもしれません。

特徴2.自分に自信が持てない

自分に自信が持てない人は、自分の意見や判断にも自信を持てません。

他人から承認されたり「すごいね」と言ってもらえることで自分の自信を補っていると考えられます。

どんなことでも他人からの評価や反応を気にしてしまう人は、かまちょになりやすいと言えます。

特徴3.SNSの使用頻度が高い

かまちょになりやすい人はSNSの使用頻度が高い傾向にあります。

承認欲求とも繋がりますが、常に誰かと繋がり自分を見てほしいためTwitterでの呟きが1日に何度もあったり、LINEに返信していないのにまたメッセージを送ったりということをしてしまいます。

また、自撮りの投稿が多かったりSNSで自分のことを語りたがったりという人も「かまちょ」になりやすい傾向があります。

特徴4.自分の話ばかりしている

最近どこに行ったか、何を買ったかなど、かまちょな人は自分に関する話題が尽きません。

積極的に自分の話をするのが苦手な人には良い話し相手になる可能性もありますが、自分もお喋りしたいという人とはあまりそりが合わないかもしれません。

特徴5.基本的に人の話は聞かない

先にもご紹介した通り、かまちょな人は自分の話ばかりしています。そのため、人の話は基本的に聞きません。

誰かが会話の主導権を握った瞬間につまらなさそうにするため、相手も話しづらくなり会話が終了することがほとんど。かまちょな人と一緒になった時は聞き役に徹することになります。

特徴6.頻繁にLINEをしてくる

「暇」「かまって」など、相手の都合お構いなしのメッセージを送ってくることも少なくありません。

自分も暇な時であれば良いかもしれませんが、忙しい時にこれらのメッセージが頻繫に送られてくるとストレスに繋がってしまいます。

特徴7.SNSのトプ画が頻繁に変わる

TwitterやInstagramなどのトプ画は、一度変更したらしばらく変更しないという人も多いと思いますが、毎日のように変更している人はかまちょの可能性が高いです。

楽しかった思い出の写真やお気に入りの一枚を常に更新したいのは分かりますが、少し頻度を下げた方が周囲の人からの印象も良いかもしれません。

特徴8.不幸話や体調不良をアピールしがち

これまでに苦労した話や暗い話は、どちらかと言うとタブー視されています。しかし、かまちょな人は相手にどう思われるかよりも気を引きたい気持ちが強いため、いつもこれらの話を口にします。

体調不良であることも同時にアピールすることが多いので、最初は心配していた人も徐々に「またか」とうんざりし始めます。

特徴9.話を盛る癖がある

実際にはそうではないのに事実よりも大げさに話をしたりと、とにかく話を盛りがち。それらにしっかり反応を返してしまうと、気を良くして余計におしゃべりが止まらなくなってしまいます。

「もしかしてこの人かまちょかも」と思う節があるのであれば、話半分で聞く方が良いでしょう。

特徴10.寂しがり屋で、一人でいることが苦手

かまちょな人は一人でいることが苦手。次の項目でも触れますが、自己肯定感が低いがゆえに満たされない気持ちを他人に埋めてもらおうとする部分があります。

そのため、一人の時間ができると耐えられず誰彼構わず連絡をしてしまいがちです。

特徴11.実は自己肯定感が低い

先にも少し触れた通り、自分のことが大好きなように見えて実際には自己肯定感が低いということも少なくありません。

「かまちょな部分があるな」と自覚がある人は、まずは自分自身と向き合う時間を大切にすることをおすすめします。

特徴12.相手に認めてほしい

承認欲求の強さにも関わってきますが、「相手に認められたい」「もっと褒められたい」という気持ちが強いあまりかまちょな言動をとってしまう人も多いです。

そういった欲求から解放されるには、まず自分で自分を認められるようになる必要があると言えます。

特徴13.自慢話がとにかく多い

「この間○○を買った」「○○を褒めてもらった」など、自慢話が多いのもその特徴。

暗い話を聞かされるよりも良いですが、その時々の心の状態によっては自慢話も相手の負担になってしまうことがあるので注意が必要です。

特徴14.周囲の人を振り回す

かまってもらおうとたくさん連絡をしたり、SNSに病み投稿をしたり、自慢話・不幸話・自分が足りをしたり、とにかく周囲の人を振り回してしまいがちです。

かまちょな人にターゲットにされた人は特にこれらの被害を受けやすいので、ロックオンされていると感じたらその都度距離を取るようにすることをおすすめします。

特徴15.嘘をついてでも注目を集めようとする

巧妙な嘘をはじめ、誰が聞いても明らかに嘘と分かる話をする傾向もあります。

相手に少しでも注目されたいという気持ちからきている言動と考えられますが、人を不快にするような嘘は絶対につかないようにしましょう。

特徴16.おせっかい

かまちょな人は自分にしか興味がないイメージがありますが、承認欲求の強さゆえに「褒められたい」「感謝されたい」という気持ちが強いです。

そのため、意外なことにおせっかいな一面も持ち合わせています。仕事やプライベートのことはもちろん恋愛のことにも首を突っ込んでくるので、下手をすると事態がややこしくなることも。

特徴17.自分本位でわがまま

たとえ自身の行動で人が不快になったとしても、自分が良ければそれで良しとする傾向があるのもかまちょな人の特徴。

わがままな言動でいつも人を振り回してしまいますが、それに気が付いていないことはもちろん、相手が迷惑に思っているとも思っていないことがほとんどです。

特徴18.親しみやすいため友達がたくさんできる

かまちょな人は、良く言えば自己開示に長けています。そのため初対面の人にも親しみを持ってもらいやすく、そのまま友人関係に発展することも。

長く付き合っていると中にはしんどくなってしまう人もいるかもしれませんが、知り合いや友達はたくさんできるのがかまちょな人の良いところです。

特徴19.愛嬌があって憎めない

かまちょな人は嫌われることも多いですが、面倒見が良い人や頼ってほしい気持ちが強い人とは相性が良いこともあります。

「寂しい」「かまって」など、自分の気持ちや欲求をきちんと言葉にできるところに可愛らしさが感じられ、どこか憎めないのが魅力的です。

特徴20.距離感を間違えなければ良い友達になれる

ぐいぐいと心理的距離感を詰められると逃げてしまいたくなるものですが、そこを上手くコントロールすることができれば良い友達になれることがあります。

そのためには「私は私、あなたはあなた」ときちんと線引きするところはして、楽しめるところだけ一緒に楽しむという姿勢を保つことが大切かもしれません。

かまちょな人のターゲットになりやすい人

次に、かまちょな人のターゲットになりやすい人の特徴をご紹介していきます。

特徴1.人付き合いがマメでいつも連絡がつく人

いつ連絡をしても返信してくれるマメな人は、かまちょな人のターゲットになりやすい人です。

かまちょな人は自分のことを大事にしてくれる人を探しています。

そのため人付き合いがマメな人は連絡がつきやすく、格好のターゲットとなります。

逆に面倒くさがりで人付き合いが適当な人はターゲットになりにくいと言えます。

特徴2.断るのが苦手な人

かまちょな人は自分のかまってアピールを受け止めてくれる人を好むので、断るのが苦手でいつも誘いに乗ってくれる人はターゲットになりやすいです。

最初は楽しく付き合っていても、そのうち疲れてきてストレスになってしまうこともあります。

恋愛においても優しさを好意と勘違いされることがあるので、後々面倒ごとに巻き込まれる可能性も高いです。

かまちょへの対処法

かまちょな人を見るとそのほとんどが悪気を持っていないので、突き放すのも気が引けるという人も多いはず。

そこでまずは、かまちょな人と付き合うのであれば何事も適度にすることを意識しましょう。

必要以上に関心を示したり連絡に対していつでもすぐに返信していると、「自分に興味がある」と思われてしまいます。

また、かまちょな人がかまってアピールをしたり自分の話を始めたらとにかく褒めるというのも一つの方法です。

「褒めてほしい」という欲求が満たされ、かまってアピールが落ち着くかもしれません。

それでもストレスに感じる場合は距離を置きましょう

関わりを必要最小限に留めて時には塩対応でいることで、相手も距離を感じるようになるはずです。

かまちょな人と付き合うことで自分の生活に悪影響が出ないように気をつけましょう。

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