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ニッチの意味とは?使われる場面や、対義語なども併せて解説

(公開日: 2023年4月2日)

ニッチの意味とは?

ニッチとは隙間という意味で、主に「人が少ない」というニュアンスで使われる言葉です。

「家具などの隙間」という意味で使われるよりは、「ニッチな○○」といった使い方をされることが多いでしょう。

ニッチはこちらにも収録されています。

ニッチの使い方

ニッチは、どのような使い方をされることが多いのでしょうか。

俺たちの趣味はニッチだから

マイナーな趣味を楽しむ人が「俺たちの趣味はニッチだから」というように使います。

「ニッチな趣味だから道具を手に入れるのが難しい」や「ニッチな趣味だから理解者が少なくて、いつでも仲間を歓迎する」という意味で使われるのです。

同様に「ニッチな趣味で理解されづらいけど、馬鹿にするのはやめてほしい」のような使い方をする場合もあります。

いずれも「マイナー」や「有名ではない」、あるいは「人気がない」というニュアンスで使われます。

【関連】趣味一覧(ニッチな趣味も掲載中)

ニッチな産業が伸びやすい

経済的には「ニッチな産業」のような使い方がされます。

多くの人が求めるようなメジャーなものではなく、一部の人にしか求められないようなものを作ることを、ニッチな産業と言います。

たとえばニッチな趣味を楽しむ人のための道具を作るのもニッチな産業の一つですし、専門的な道具を作ることもニッチな産業が行うことが多いでしょう。

大企業が行うこともありますが、ベンチャー企業が行うことも多いと言われています。

ニッチの対義語

ニッチという言葉の対義語も紹介していきます。

マーケティング分野の場合

大衆・メジャー

マーケティング分野の場合は「大衆」や「メジャー」といった言葉がニッチの対義語として扱われることが多い言葉です。

「ニッチな人に向けた産業」や「ニッチな人に喜ばれる商品」ではなく「大衆ウケの良い産業」や「大衆に求められる商品」といった使い方をします。

また「メジャーな観光プラン」や「メジャーなレストラン」ではなく「ニッチな人が喜ぶ観光プラン」や「マイナーでニッチな人向けの隠れ家的レストラン」といった使い方をすることもあります。

日常会話の場合

標準・一般的

日常会話では、ニッチの対義語として「標準」や「一般的」という言葉が使われることが多いと言われています。

「ニッチな趣味」ではなく「一般的な趣味」といった使い方をするのは、前述の通りです。

その他にも主に建築業界において、多くの人が好むような設備を「標準的な内装」のように言いますが、逆にこだわった特注品などを使う内装を「ニッチな内装」という言い方をすることもあります。

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