イニシアチブの意味とは?ビジネスシーンでの使用例を解説!
(公開日: 2023年5月16日)
イニシアチブの意味
「イニシアチブ」の意味としては、主導権や率先で、ビジネスシーンで使用されることが多い言葉です。
主導権とは物事に対して自身がメインとなって進める能力で、率先は周囲より先導に立って導くことというような意味があります。
ビジネス上では、「主導権」という意味で使用する場合が多いです。
またスポーツなどの分野でも「イニシアチブ」は使用されます。
スポーツはその時の状況で試合が有利に運んだり逆にピンチになったりという流れの様なものがあります。
その試合を優勢に進める流れを握った際には「イニシアチブ」をとるなどのように使用されます。
イニシアチブはこちらにも収録されています。
リーダーシップとの違い
イニシアチブはリーダーシップと似たような意味として間違えやすい言葉ですが微妙にニュアンスが異なります。
主導権という意味のイニシアチブに対して、リーダーシップは人の上に立ち、統率、指導するという意味になります。
単純に主導権を持つだけなのか、統率、指導までを行うという意味まであるのかで言葉が分かれますので意味を理解して使用することが必要です。
イニシアチブの使い方
ここではイニシアチブの使い方について紹介します。
ビジネスシーンでの使い方
ビジネスシーンにおいては上述の通り、主導権の意味として使われます。
使用例1
「他社もやったことのない新技術を開発することが出来れば、この業界でイニシアチブを取ることができる。」
使用例2
「相手との交渉の場面では、まず最初にイニシアチブを取ることが重要だ。」
使用例3
「次の全社会議では君がイニシアチブをとって進めてください。」
この様に「イニシアチブ」は「主導権」ということを指す際に使用されます。
「イニシアチブ」は話し言葉として使用され、メールや手紙などでの使用には適しませんので注意が必要です。