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福岡県の県庁所在地はなぜ福岡市?

最終更新日: 2022年11月14日 (公開日: 2022年11月14日)

福岡県の県庁所在地の概要

県庁所在地

福岡市

県庁の住所

〒812-8577福岡県福岡市博多区東公園7-7

県庁舎

福岡県の県庁舎は北棟と南棟から成る行政棟、議会棟、警察棟で構成されている建物です。

行政棟は地上11階、地下3階建てとなっています。

1978年から工事が行われ、1981年に完成したこの庁舎は公園の一角に建てられており、公園と一体化した景観が特徴的です。

県庁前にある東公園は緑豊かな公園で、市民が散歩をしたり休憩をしたりする憩いの場となっています。

福岡市が県庁所在地になった経緯

ここからは福岡市が県庁所在地になった経緯について解説していきます。

廃藩置県と福岡県

1871年の廃藩置県後、現在の福岡県内には8つの県(福岡県、秋月県、小倉県、千束県、中津県、久留米県、柳川県、三池県)がありました。

1876年にこの8県が統合される形で現在の福岡県が成立します。

福岡市のルーツはと県庁所在地決定

福岡市は2つの都市がルーツとなって構成されています。

1つめは中世から港町として栄えており、町人や職人が多く住んでいた博多です。

2つ目は福岡城を中心とした城下町として栄え、武士が多く住んでいた福岡です。

この2つの町は昔から共存関係にありましたが、1876年に「福博(ふくはく)」という名前で統合されることになります。

その後「福岡」へと改称されました。

そして海上交通のアクセスのよさ、城下町として人口が集中していたことなどを理由に、県庁所在地として適当であると判断されます。

市名をめぐる論争

県名を決める際、福岡市ではなく博多市にしようという運動も起こっていました。

しかし行政区が福岡県であったこともあり、福岡市にしようという意見の方が強く、市名は福岡市に決定となります。

翌年の1890年、博多区から選出された議員の中から再び市名を「博多市」にしたいという意見が出されました。

当時の博多と福岡では、博多の方が人口が多かったため議員の数も博多の方が多く、博多市に賛成する意見が多いだろうと予想されていましたが、結果はまさかの半々。

再投票でも同じ結果になったため、結局博多市のまま続行となったのです。

福岡市の主要駅はなぜ博多駅?

福岡市に初めて鉄道が開通したのは1889年のことです。

この時はすでに市名は福岡市と決定していました。

しかし駅名として採用されたのは「博多駅」です。

この時も市名を福岡市にするか博多市にするかという論争がたびたび起こっていました。

駅名を「博多駅」にした理由は、「市名を博多市にしたい」という意見の人の気持ちを沈めるためであるという説が有力です。

「博多弁」「博多美人」など、福岡名物などに「博多」が多く使われているのは、この駅名が有名になったことに由来しているのかもしれません。

福岡市の概要

次に福岡県の県庁所在地である福岡市の概要を見ていきましょう。

福岡市の人口

2022年10月の統計によると、福岡市の人口は約163万人です。

これは九州地方最大の人口で、この地方の経済や行政、交通の中心となっています。

また、福岡市には大学がおおくあるため20代の人口が多いのが大きな特徴です。

他市や他県からの流入も多く、比較的平均年齢が低い傾向にあります。

福岡市の気候

福岡市は日本海に面しているため、比較的温暖であるにも関わらず冬には大陸の寒気の影響を受けやすい気候です。

九州地方の他の地域に比べると冬の日照時間が少ないですが、積雪量も少ないのが特徴です。

また、夏の暑さは厳しく、6月ごろから真夏日となることもあります。

夜に気温が下がりにくいため、1日の最低気温が30℃以上という記録も残っています。

福岡市の名前の由来

福岡市の名前の由来は1600年の関ヶ原の戦いにまで遡ります。

関ヶ原の戦いで徳川軍に勝利した黒田長政は現在の福岡県にあたる筑前国を領地としました。

当初は全領主が住んでいた名島城という場所を居城としていましたが、7年後に現在の福岡市中央区に新しく城を完成させました。

その城の名前を、自身と縁のある地である備前国福岡の名を取って「福岡城」と名付けたことが由来であるとされています。

備前国福岡は現在の岡山県瀬戸内市にあたります。

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