きばる(関西弁)の意味とは?
きばるの意味
「きばる」とは、「頑張る」と同じ意味を持つ言葉です。
京都府をはじめ兵庫県・大阪府・滋賀県・福井県などでも使用されていますが、最近では若者はあまり使わない言葉になりつつあるようです。
きばるはこちらの一覧にも掲載中
きばるの類語
「きばる」の類語として、「頑張る」の他にも「踏ん張る」「奮闘する」などが挙げられます。
目的に向けて一生懸命努力しているというニュアンスの言葉であれば、いかようにも言い換えることができるので覚えておくと便利です。
きばると同じ意味の様々な方言
全国には、頑張ることを意味する言葉が「きばる」以外にもたくさん存在します。
ここからはその一部を見ていきましょう。
けっぱる(北海道・岩手県・青森県・秋田県など)
りきむ(石川県)
ぎばむ(島根県)
がまだす(熊本県・福岡県)
ちばいーん(沖縄県)
これらはほんの一部ですが、複数個見てみるだけでも似通っている言葉があることが分かります。
様々な言葉に影響を受けながらそれぞれ今の形になったと考えて良いでしょう。
きばるの例文
ここでは、「きばる」を使った例文をいくつかご紹介します。
例文1.「ここが力の入れどころやからきばりぃや。」
「ここが力の入れどころだから頑張ろうね」という意味の例文です。
仕事や学業など様々なシチュエーションで全体の士気を上げたい時にこのように声を掛け合うと、目標に向けてモチベーションを保ったまま取り組むことができるでしょう。
例文2.「今日もきばっていこか。」
この例文は「今日も頑張ろう」といった意味で、一日の始まりなどに使われることが多いです。
何か作業をする前などに自分自身はもちろん周囲の人に言うと、オンオフを上手く切り替えることができます。
きばりたい時に試したい気持ちを切り替える方法
「受験勉強に向けてきちんとやる気モードに切り替えたい」「大事なプロジェクトを抱えているから集中したい」など人によってきばりたい場面は様々ですが、きばろうと思っても気が散って上手く切り替えができないこともあるものです。
そこでここからは、そんなときにおすすめの気持ちを上手く切り替える方法について簡単にご紹介していきます。
方法1.部屋を綺麗にする
オンとオフをきちんと切り替えるために、まずは部屋を綺麗にしましょう。
いらないものが床に散乱していたり正しい位置に物が収納されていなかったりすると、そこに気がいって目の前のことに集中できなくなってしまいます。
整理整頓してごみを片付けるのはもちろんのこと、作業中つい手に取ってしまうような雑誌や漫画なども机に向かっている時には見えないところに収納するなど、それぞれの傾向に合わせた対策をとることが重要です。
部屋が綺麗だとそれだけで気分が良いもの。気持ち良く作業をするためにも、部屋の状態を見直してみましょう。
方法2.ルーティーン作業から始める
まずはルーティーン作業から始めるというのは、スポーツ選手たちも取り入れているほど効果がある方法です。
これはスポーツの場面だけでなく、仕事や勉強といったシチュエーション下でも同じこと。
決まったルーティーン作業から取り掛かることで徐々にスイッチが入り、集中することができます。
作業しなくてはいけないけどなかなか目の前のことに身が入らない時は、このようにいつもの作業から始めることで上手く気持ちを切り替えられるでしょう。