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なんぼ(関西弁)の意味とは?

最終更新日: 2022年7月28日 (公開日: 2022年7月1日)

なんぼの意味

「なんぼ」とは、関西弁で「いくら」「どれほど」という意味の言葉です。

程度を尋ねる時に用いられる表現で、日常会話にも頻繁に出てくるため覚えておくと便利です。

なんぼの語源

「なんぼ」の語源は、「何と」「まことに」「どれほど」などの意味を持つ「なんぼう」だと考えられています。

この「なんぼう」は元々驚きを表す古語として使われていましたが、時代が進むにつれて意味や音が少しずつ変化して現在の「なんぼ」になりました。

なんぼを使う地域は?

「なんぼ」という言葉は近畿地方や中国地方で使われているイメージが強いですが、実は四国地方・九州地方・北陸地方などでも同じ意味合いで使われています。

元々、言葉はその時代の文化の中心地から円状に広まっていくと言われています。

時代の流れと共にこの「なんぼ」という言葉を使う地域・使わない地域とに二分化したため、方言として今でも使っている地域が全国各地に存在していると考えられます。

なんぼを使った様々な言い回し

ここでは、「なんぼ」の様々な言い回しについてご紹介します。

それなんぼ?

「なんぼ」という言葉を使う上で、このフレーズは一番よく使われます。

「お値段はいかほどですか?」といった意味合いで、お店の人に値段を聞く時だけでなく知り合いの持ち物の値段を尋ねる時にも耳にすることが多いです。

○○してなんぼ

「○○してなんぼや」などのフレーズをテレビなどで聞くことがありますが、これは「○○してこそ価値がある」という意味です。

例えば「若い時は苦労してなんぼや」という文章があったとしたら、「若い時は苦労してこそ得られるものがある」ということを表しています。 

なんぼなんでも

「なんぼなんでも」は「どう考えてみても」「いくら何でも」という意味の言葉です。

「なんぼなんでもそれはないやろ」「なんぼなんでもそれはあかんやろ」のように、「ありえない」というニュアンスで用いられることが多いです。

なんぼのもの

「なんぼのもの」は「それにどれほど価値があるか」といったニュアンスの言葉です。

「○○がなんぼのもんじゃい(○○なんてこっちの知ったことか)」のように使われることが多いです。

なんぼの例文

ここからは、「なんぼ」を使った例文をご紹介していきます。

例文1.「あんたそのカバンええやん、なんぼしたん?」

例文の「なんぼ」は「いくら」という意味合いで用いられており、一番オーソドックスな使い方と言えます。

関西では例文のように持ち物をいくらで買ったのか尋ねる文化が存在するので、街を歩いていて突然尋ねられることもあります。

例文2.「食べ放題は食べてなんぼなんやから遠慮しぃなや。」

「食べ放題はたくさん食べてこそ価値がある」という意味合いで「なんぼ」が用いられています。

「遠慮しぃなや」は「遠慮しないで」を表す言葉ですが、関西弁ではこのような音に変化します。

例文3.「あの子になんぼあかん言うても全然聞かんわ。」

「あの子にはいくらダメと言っても全然聞いてくれない」という意味のフレーズです。

「これまでにも度々ダメなことは伝えてきた」というニュアンスも含まれるので、きちんと押さえておきましょう。

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