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京都弁と大阪弁の違い

最終更新日: 2022年9月24日 (公開日: 2022年9月24日)

同じ関西弁でも「大阪弁」と「京都弁」では、アクセントや微妙に言葉が違います。この記事ではなるべく詳細にその差異について解説します。

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京都弁と大阪弁の違い

ここでは、京都弁と大阪弁の違いについて3つの観点から解説していきます。

アクセント

京都と大阪は隣り合う県であるため、関西圏以外の方からするとあまり目立った違いはないように思えるかもしれません。

しかし実はよく聞いてみると京都と大阪ではそのアクセントが微妙に違います。

分かりやすいもので確認してみましょう。

【行かはった】

  • 京都:↑↑↓↓↓

  • 大阪:↑↑↑↓↓

食べはった】

  • 京都:↓↑↓↓↓

  • 大阪:↓↓↑↓↓

行きました】

  • 京都:↑↑↓↓↓

  • 大阪:↑↑↑↓↓

このように、同じ言葉であってもどこの音が上がるか・下がるかは京都弁・大阪弁で異なります。

この他の言葉にも、このような違いはあると言えるでしょう。

イントネーションとテンポ

イントネーションとテンポは京都と大阪の言葉の違いの中でもよく取り上げられますが、それぞれには以下のような特徴があると言われています。

【京都】

  • 古い日本語のイントネーションが未だ残っているため独特なイントネーション

  • 柔らかい発音でゆっくりと喋る

【大阪】

  • 京都と比べると平坦なイントネーション

  • はっきりとした発音でハキハキと喋る

京都・大阪出身の人と話す機会があれば、一度その違いに着目して聞いてみてはいかがでしょうか。

語尾による言葉の変化

関西には「~はる」「~やん」など様々な語尾が存在しますが、否定を表す「~ひん」「~へん」という語尾も存在します。

実はこの「~ひん」「~へん」は、標準語「~ない」の直前に来る言葉がイ段の音であれば「~ひん」に変化し(例:起ない→起きひん)イ段以外の音で終わる時は「~へん」に変化する(例:書ない→書かへん)と言われています。

関西人は無意識にこの法則に従って関西弁を使いこなしていますが、その中でも地域によってこの活用にも微妙な差があり、特に京都と大阪を比較すると以下のような違いがあります。

【来ない】

  • 京都:きぃひん

  • 大阪:けぇへん

【しない】

  • 京都:しぃひん

  • 大阪:せぇへん

【言わない】

  • 京都:言わへん

  • 大阪:言えへん

【聞かない】

  • 京都:聞けへん

  • 大阪:聞かへん

隣接する京都・大阪でも、実はこのように微妙な違いがあるのが面白い点。

代表的な違いの一つとして、しっかり覚えておきましょう。

イメージの違い

先の項で京都・大阪のイントネーションや話す時のテンポについて解説しましたが、実はそのイントネーション・テンポはそれぞれのイメージを形成する上での一つの要素になっています。

京都弁はテンポも緩やかで独特のイントネーションがあることから女性的・優しい・上品などのイメージがつきがちで、それは方言だけでなく京都府のイメージとしても定着しています。

一方で平坦なイントネーションでハキハキと話す大阪弁は、エネルギッシュ・お喋り好きなどの華やかなイメージを持たれています。

また、大阪出身の芸人の影響もあってお笑いのセンスがあるようにも見られがちです。

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