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親フラの意味とは?

(公開日: 2022年4月3日)
目次

親フラの意味

親フラとは親が来るフラグという意味の言葉で、読み方は「おやふら」です。

自分の部屋に急に親が入ってくることを指す場合もあります。

親フラの由来

親フラは「親」と「フラグ」が組み合わさってできた言葉だと一般的には言われています。

この「フラグ」は前触れを意味し、「親」という言葉と組み合わさることによって「親が部屋に来る気がする」「親が近づいてきている感じがする」という意味になります。

また、「親がフラッと子どもの部屋に足を運ぶ」という言葉が短縮されたという説もあります。

「親フラ」は親が急に部屋に来ることを意味するので、そのことを鑑みるとこの説も由来として濃厚と言えます。

親フラの類語

親が部屋に急に入ってくることを「親フラ」と言いますが、そこから派生して「妹フラ(妹フラグ)」「兄フラ(兄フラグ)」「嫁フラ(嫁フラグ)」「じじフラ(おじいちゃんフラグ)」「ばばフラ(おばあちゃんフラグ)」という言葉も誕生しました。

部屋に入ってくる可能性のある人の属性+フラグで言い表すことができるので、上記以外にも様々な言い方ができると言えます。

親フラの英語表現は?

親フラのニュアンスに最も近い英語表現と言われているのは、「肩の後ろに親がいる」と訳すことのできる "parent over shoulder" です。

自分のすぐ近くに親がいることを相手に知らせることができるので、自身の親には知られたくない内容の話などを相手がしないよう暗に釘を刺すことが可能。

省略形の "POS" はネットスラングとしても知られているので、ネット上で活動している方やオンラインで知り合った人とゲームをしている方などは覚えておくと相手にとっても自分にとっても良いかもしれません。

親フラは死語?

親フラは2009年頃から使われている言葉です。

この年代では、ライブ配信サービスのニコニコ生放送やツイキャスの放送が非常に流行しており、配信中に配信者の部屋にその保護者が突然入ってくるというハプニングがよく起こっていました。

親が部屋に入るのを必死で阻止したり一悶着起きる様子を楽しみにしている視聴者も大勢おり、「親フラ期待」という言葉まで誕生しました。

これらのことを考慮すると親フラはやや古い表現であると言えますが、ギャル流行語大賞2020では第9位にランクインするなど、今もなお若者の間で根強く使われている言葉であることが分かります。

最近では誰もが無料で簡単にライブ配信ができるアプリなどが充実しているため、近年「親フラ」が再び流行していると考えられます。

親フラを題材にしたゲーム

「親フラリズム~うしろ!うしろ!」は株式会社ハップが2020年にリリースした親フラを題材にしたゲームです。

曲に合わせボタンを押しキャラクターにダンスをさせ、親フラのタイミングでそれを回避する新感覚のリズムゲームは有名なVTuberなどにもたくさんプレイされており、その実況動画も人気を博しています。

税込み500円でPlayStation4及びニンテンドースイッチからダウンロードしてプレイすることができるので、親フラのドキドキ感をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

親フラの対策方法

ここからは、親フラを回避するための方法をいくつかご紹介していきます。

対策方法1.親が留守にしている時に配信する

親が仕事や用事で家にいない時に配信するのが、親フラの回避として一番良いでしょう。

とは言え夕方など帰宅時間が近づいてくると親フラの可能性が高くなるので、親が帰宅する頃合いを見計らって配信を切り上げるのが賢明です。

対策方法2.夜中や来客中の配信は避ける

視聴者とコミュニケーションを取っていると、つい盛り上がって大きな声で話したり笑ったりしてしまいがちです。

画面の向こうには見てくれている人がいることを考えると多少は仕方ないのかもしれませんが、家族が寝静まった夜中や来客中に大きな声や笑い声を出してしまうと、それこそ親が突然部屋に入ってくるということになりかねません。

視聴者の方ときちんとコミュニケーションを取るためにも、大声・笑い声を出してはいけないシチュエーションでの配信はやめ、気兼ねなく配信できる時にしましょう。

対策方法3.大声や大きい音を出さないようにする

夜中や来客中でなくても、部屋で大きな声を出したり物音を立てていると何かあったのかと心配になって親が飛んでくる可能性があります。

配信中どんなに盛り上がったとしても声のボリュームなどにはきちんと配慮し、大きな音は立てないようにしましょう。

またこれは一人暮らしの方も同じで、あまりに騒いでいると他の住人から苦情が出てしまうので、実家住まいではないという方も十分注意しなければなりません。

親フラの例文

ここからは、親フラを使った例文をいくつかご紹介していきます。

例文1.『今日は親フラの心配がない。』

先にご紹介したような親フラ対策をきちんとしていれば、親フラの心配をすることなく楽しく配信をすることができます。

親フラを心配しなくても良い日は、配信する際にこのように視聴者に伝えても良いでしょう。

例文2.『推し配信者の先日の配信は親フラの神回だった。』

基本的に親フラは、これから親が部屋に来るかもしれないという未来の出来事に対して使われますが、例文のように配信中に本当に親が部屋に入ってきた時のことを言い表す際にも用いられます。

「神回」はいつもより更に面白かった時に使われる言葉で、親フラがあった時にはコメント欄も「神回」で埋まることがあるので併せて覚えておきましょう。

例文3.『予想外のタイミングで親フラがあったので急遽配信を切った。』

親が留守にしていて「今日は親フラの心配はない」と思っていても、親が予定より早く帰宅して予想外のタイミングで親フラするというのは時に起こることです。

油断している時にこのようなことは起こるので、配信に夢中になって親の気配に気づかないということにならないよう注意しましょう。

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