ジト目とはどういう意味?語源やイラストで特徴を解説!
ジト目の意味
ジト目とは、相手に対しての軽蔑や呆れなどの感情を含んだ目つきのことです。
漫画やアニメの作中ではお馴染みの表現で、半目のように描かれることが多いです。
ネットスラングの一覧にも収録されています。
ジト目を表すイラスト
ジト目の軽蔑や呆れなどの感情を含んだ目つきは、このイラストのような雰囲気です。
ジト目の語源・由来
ジト目という言葉は、人をじっとりと見つめる時のオノマトペ「じとーっ」が元になったと言われています。
1970年代後半に生まれた言葉だと言われていますが、通常一般小説の中には登場しない言葉です。
ジト目の英語表現
ジト目は英語で "scornful eyes" と言います。
"scornful" は「軽蔑的な」「蔑んだ」といった意味の単語で、"scornful attitude" (軽蔑するような態度)のように使われます。
ジト目が持つ呆れや軽蔑の意味合いもきちんと表現されていると言って良いでしょう。
ジト目で有名なキャラクター
ここからは、ジト目で有名なキャラクターをいくつかご紹介していきます。
1.名探偵コナン 灰原哀
「名探偵コナン」の中でも主要キャラクターの一人である灰原哀は、呆れた時などにコナンに対してジト目を向けるシーンが度々描かれています。
彼女の複雑な過去を考えると、このようなコミカルなシーンを見ることができるのを喜んでいるファンも多いことでしょう。
2.らき☆すた 泉こなた
泉こなたは「らき☆すた」の主人公で、友達のかがみやみゆき達と他愛のない話をしてのんびりと毎日を過ごしています。
ジト目ではありますが先にご紹介した灰原哀とは異なりそこに呆れなどの感情は含まれていません。
泉こなたの顔を表現した「(≡ω≡.)」という顔文字は、「らき☆すた」が流行した当時ファンの間で使われていたようです。
目から読み取る相手の心理
ここでは、ジト目をはじめとした目の動きから読み取れる心理を簡単に解説します。
ジト目
ジト目には、相手に対する不信感・軽蔑・呆れなどの感情が含まれています。
自分のことを睨んでいるわけではなくても、何か物言いたげなじっとりとした視線を向けられた際には、これらの感情からその目を向けていると考えて良いでしょう。
瞳孔が大きくなる
相手と視線を合わせた時に瞳孔が大きくなるのは、相手に対して好意を持っている証です。
人は自分が好きなものはもっと見たいと思うものなので、より目から情報を得るために瞳孔が大きくなると言われています。
相手が自分に好意を抱いているかどうかを判断する材料にもなるので、気になる相手がいる場合は相手の目を見てみると良いかもしれません。
きょろきょろする
きょろきょろと忙しなく目を動かしているのは、不安や恐怖などを感じている可能性が高いです。
例えば初めての場所に一人で訪れる時、目的地までの道のりは合っているのかなどが不安で、周囲の情報を収集するために無意識に方向や目印になる物を頻繁に確認してしまいがちです。
自分自身が今きょろきょろしていると実感した際は、まずはその緊張を解きほぐすようにしましょう。
相手と目を合わせない
相手と目を合わせないのは、自分への自信のなさや緊張からのものと言われています。
下を向いて相手と目が合わないようにすることもあるかもしれませんが、自身のなさや緊張を感じるのは相手よりも自分自身に意識が向いているからです。
相手に集中することに意識すれば、不思議と目を合わせることもできるでしょう。
突然目を大きく開く
会話をしている最中に相手が突然大きく目を見開いたら、それは図星をつかれたか予想もしていなかったことを言われ驚いている可能性が高いです。
その話題に興味があるということも考えられるので、そのような目の仕草が見られたらそのテーマについて深堀して話をしてみると喜ばれるかもしれません。