しか勝たんの意味とは？由来・使い方・その応用を解説

しか勝たんの意味とは？

しか勝たんとは、前に固有名詞などを入れて「○○しか勝たん」のように使い、「○○が一番好き」「○○が最高」など、好きなものを全面的に肯定する意味となる、若者言葉です。

※関西弁の「勝たん」とは別な意味です。

しか勝たんの由来

元々は「推し」と呼ぶ自分の好きなアイドルに対して「最高」という気持ちを表現する言葉として生まれましたが、現在では広くSNSで使われるようになり、推しだけでなく、もの、事象など好きなものをなんでも当てはめて使うことがほとんどです。

具体的な使い方

しか勝たんは、どのような時に使うのかを例をあげて解説していきます。

例1.「彼しか勝たん」

どんなにかっこいいアイドルや俳優を見せても、すぐ自分の彼氏と比較して言ってしまう女子高生の一言です。

アイドルや俳優の甘いマスクには目もくれず、彼だけを愛する固い決意がうかがえます。

ただ、周りの友人たちは「この前までジャニーズにはまってたのに、彼氏できた途端にこれだよ」とあきれていました。

例2.「馬しか勝たん」

「動物の中で何が好き？」と聞いたら、即答した20代女性の一言です。

彼女は小さいころから馬が大好き、できれば自宅で馬を買いたいと思っています。

土日は乗馬クラブへ通い、夜には馬のぬいぐるみと一緒に寝るほど馬が好きで、その熱い気持ちが的確に表現されています。

しか勝たんを応用すると？

「勝たんしか○○」

しか勝たんと意味は同じですが、一部の人たちが「勝たんしか○○」という言い方をしています。

「勝たんしか○○」のほかに、「○○勝たんしか推し」という○○を前につけ最後に「推し」をつけるという言い方もあり、例えば「マヨネーズ勝たんしか推し」のようになります。

「勝たんしか症候群」

ミュージシャン「たかやん」の作品で、2021年に話題となりました。

「勝たんしか」で愛情をこんなにも表現できるんだなと改めて気づかされる歌詞になっています。