やつす(関西弁)の意味とは?
やつすの意味
「やつす」とは、関西弁で「おめかしする」「おしゃれをする」という意味の言葉です。
また、そこから派生しておしゃれをしている人のことを「やつし」と言います。
やつすはこちらの一覧にも掲載中
やつすの元々の意味
「やつす」は元々「姿を変える」「目立たないようにする」「見すぼらしいさまにする」などの意味の言葉でした。
源氏物語にも登場している言葉で遥か昔から使われていましたが、時代が進むにつれて徐々にその意味合いが変化して「めかす」といった意味を持つようになりました。
やつすを使った例文
ここでは、「やつす」を使った具体的な例文をいくつかご紹介します。
例文1.「今日はえらいやつしてんなぁ。」
「今日は随分おしゃれをしていますね」という意味の例文です。
「えらい」は「とても」「すごく」という意味で「やつす」を強調しています。
例文2.「レンタル着物屋さんでやつしてその辺ぶらぶらしようや。」
最近では着物をレンタルして周辺を散策するというのが若者の間でもとても人気です。
普段はなかなか着る機会のない着物を着るとワクワク感を感じることができるのでおすすめです。
やつして行きたい京都のおすすめスポット
ここからは、京都のおすすめスポットをいくつかご紹介していきます。
おすすめスポット1.永観堂
左京区に位置する永観堂は空海の弟子の真紹が855年に創建した寺院で、正式名称は禅林寺です。
古今和歌集の中でその美しさが詠まれているほど、秋に寺院を彩る紅葉は現代においても人々にとても人気。
約3000本もの紅葉と赤・黄・緑などの色に染まった落ち葉に覆われた道は幻想的で、息をのむような絶景と言えるでしょう。
ライトアップも人気なので、永観堂に紅葉を観に行きたいという方はそちらもチェックすることをおすすめします。
おすすめスポット2.正寿院
正寿院は京都府綴喜郡にある寺院で、鎌倉時代に創建されました。
この正寿院で今インスタ映えすると話題を呼んでいるのが客殿にあるハート型の窓です。
ハートの窓からはすぐ外の庭園の景色を見ることができ、カップルをはじめ友達同士で記念撮影をする人が多く、和装前撮りのロケーションとしても人気です。
また、天井に飾られている約160枚の絵も窓と同様にフォトジェニックだと言われています。
椿・アヤメ・桃をはじめとした花の絵などを見ることができるので、そちらも楽しんでください。
おすすめスポット3.楊谷寺
長岡京市に位置する楊谷寺は806年に創建された寺院で、近年紫陽花が美しいとして若者の間で話題を呼んでいます。
特に有名なのが「花手水」と呼ばれる手水鉢です。
この手水鉢に色とりどりの紫陽花を浮かべて活けるその様子はとても美しく、見るだけで人々の心も癒されます。
京都に行く機会があればぜひ立ち寄ってください。