がめついの意味とは?
がめついの意味
「がめつい」とは、関西の方言で「強欲」「欲深い」などを意味する言葉です。
「ケチ」といったニュアンスも含まれており、自分が欲しい物などを何としても手に入れるガツガツとした様子を表します。
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がめついの類語
「がめつい」の類語としては、「強欲」「貪欲」などが挙げられます。
「がめつい」をはじめとしたこれらの言葉は、どれも限度を超えている様子を表しています。
がめついの気になる由来
「がめつい」という言葉の由来には、二つの説があると言われています。
一つは、すっぽんのことを関西では昔「がめ」と呼んでいましたが、一度噛みついたら絶対に離さない様子が由来になったという説です。
もう一つの説は、劇作家の菊田一夫氏が作った造語であるというものです。
関西の一部地域で使われていた「とても」を意味する「がみつい」と、より大きな利益を得ようと貪欲に勝負することを意味する麻雀用語の「がめる」が組み合わさっており、菊田氏の戯曲「がめつい奴」が流行した際にこの「がめつい」という言葉も一緒に広まったとされています。
どちらの説も「がめつい」の由来として濃厚と言えます。
がめつい人の特徴
ここからは、がめつい人の特徴について簡単に紹介していきます。
特徴1.常に損か得かを考えている
がめつい人は、常に物事を損得勘定で考えています。
自分は少し損をしてしまったとしてもそれが人のためになるのであれば、手間暇惜しまず進んで行動する人が多いと思いますが、がめつい人はそのようなことがほとんどありません。
自分にとって損なことは人に押し付け、得だと思ったことは全て自分のものにしてしまいます。
生きる上で損得をきちんと判断するというのはとても大切なことですが、得なことにばかり飛びついていると、人からの信頼など何よりも大切なものを失いかねないので、時には自分の得は考えずに行動することも大切だと言えます。
特徴2.部屋が物で溢れている
がめつい人は、物に異常に執着します。
今持っている物を処分できないまま新しい物をどんどん買ってしまうので、結果的に部屋の中が物で溢れかえってしまいます。
損をするかもしれないという気持ちだけで手元に置いているのなら、思い切って手放してみると部屋も少しずつ整理されていくでしょう。
特徴3.お金ヘの執着心が強い
がめつい人は、お金に対する執着心もとても強いです。
1円でも損したくないという思いから周囲の人をも振り回してしまいがち。
お金は生きる上でとても大切なものですが、あまりにもお金に囚われると精神的に辛くなるので注意しましょう。
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