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フランスといえば?でイメージされる有名なもの

(公開日: 2023年3月13日)
目次

フランスといえばの観光地

セーヌ河岸

セーヌ河岸はユネスコ世界遺産に登録されている、セーヌ川の河岸です。

歴史的な建物が多く立ち並び、パリの歴史を感じる事ができます。

セーヌ川をクルーズ船で進むプランも観光客に人気です。

ニース

ニースには「コートダジュール」と呼ばれる美しい海が広がっています。

マリンアクティビティも多く体験できる、南フランスの観光リゾートです。

高級ホテルやカフェ、美術館などもあります。

リヨン

リヨンはフランスの南東部にある都市で、ローヌ川とソーヌ川が合流する所に位置しています。

2000年以上の歴史があり、フランス第2の都市と呼ばれています。

日本とリヨンは100年以上交流があり、福沢諭吉もリヨンを訪れました。

コルマール

コルマールはフランスのアルザス地方にある街です。

ここにはドイツ様式の「コロンバージュ」という家が立ち並び、ドイツの雰囲気を感じる事ができます。

日本では『ハウルの動く城』のモデルになった街として知られるようになりました。

プロヴァンス

プロヴァンスは自然豊かで景色がとても美しい場所です。

1年中ほとんどが晴れの日と言われるほど晴天が多く、温暖な気候が観光客に人気です。

プロヴァンスの美しい風景はゴッホなど多くの画家も愛したと言われています。

グラース

グラースは「世界的香水の首都」と呼ばれている街です。

香水産業が大変盛んで、フランスの約半分の香水はここで作られています。

「シャネルNo.5」の誕生地としても知られており、香水作りや工場見学もできます。

サント・マルグリット島

サント・マルグリット島はフランスのカンヌから船で15分ほどの所にある島です。

この島で有名なのが、1635年に建てられた要塞です。

映画『仮面の男』のモデルになった鉄仮面の男が収容されていた場所で、その独房を見学する事ができます。

フランスといえばの観光スポット

シャンゼリゼ通り

シャンゼリゼ通りは道幅が全長2km、道幅70mの大きな通りです。

高級ブランド店やおしゃれなカフェが並び、ショッピングストリートとして賑わっています。

このシャンゼリゼ通りを題材にした「オー・シャンゼリゼ」という曲は世界的に有名です。

ルーヴル美術館

ルーヴル美術館は世界最大の美術館であり、その収蔵品は38万点以上にもなります。

モナリザ、ミロのヴィーナスなど世界的に知られている美術品が多く展示されています。

広大な敷地なので1日ではじっくり見る事ができないため、事前に見たいものを決めておくと効率良く回る事ができます。

オルセー美術館

オルセー美術館はもともとオルセー駅の駅舎であった建物を改装して作られた美術館です。

ゴッホ、モネ、ルノワールなど印象派の画家の作品を多く見る事ができます。

館内はかつて駅として使われていた名残もあり、歴史を感じる事ができます。

オペラ座

オペラ座は1875年に建設されたパリの歌劇場で、『オペラ座の怪人』の舞台としても知られています。

館内は豪華絢爛で、まるで宮殿のような雰囲気があります。

公演が行われない日は劇場の見学も可能です。

モンマルトルの丘

モンマルトルの丘は観光客だけでなく地元の人々にも人気のスポットです。

パリを一望できる立地にあり、美しい街並みを眺める事ができます。

丘の上には真っ白なサクレクール寺院が建っており、中を見学することもできます。

カタコンブ・ド・パリ

カタコンブ・ド・パリはパリ南部にある地下墓地です。

もともとは採石場でしたが、後に無縁仏の遺骨を安置する場所となりました。

現在約600万体の遺骨が収められていると言われており、見学コースも設置されています。

フランスといえばの食べ物

キッシュ

キッシュはフランスのランチメニューの定番です。

パイ生地やタルト生地に具材と溶き卵、生クリームなどを流し込んで焼いた料理です。

パリのカフェやレストランでは様々なキッシュを味わう事ができます。

エスカルゴ

エスカルゴは食用のカタツムリのことです。

フランスではこのエスカルゴを使った料理がよくレストランに並びます。

中でもブルゴーニュ産のエスカルゴが多く使われているようです。

ガレット

ガレットはフランスのブルターニュ地方で生まれた料理です。

蕎麦粉の生地に卵や肉、野菜を乗せて焼きます。

クレープに似ていますが、生地に蕎麦粉を使っているので軽い苦味があるのが特徴です。

フォアグラ

フォアグラは世界三大珍味としてよく知られた食べ物です。

フランス料理ではこのフォアグラを使った料理がよく見られます。

特にクリスマスの時期はパーティー用の食材としてよく食べられています。

ラタトゥイユ

ラタトゥイユはフランスのプロヴァンス地方ニースに伝わる郷土料理です。

夏野菜を炒めた後トマトベースで煮込みます。

ニースには日本人が出店しているフランス料理のレストランもあります。

ポトフ

ポトフはフランスの家庭料理として親しまれています。

牛肉やソーセージを野菜と一緒にじっくり煮込み、塩や香辛料で味付けをします。

日本でもよく食べられている人気の料理です。

ラクレット

ラクレットはスイス産のチーズで、フランスのサヴォア地方ではこのラクレットがよく食べられています。

チーズを火で温めて溶かし、ジャガイモやパンにつけて食べるのが定番です。

ラクレットはさっぱりとした味でクリーミーなのが特徴です。

鴨のコンフィ

鴨コンフィはフランス南西部でよく食べられている料理です。

鴨の肉を油に浸け、低温でじっくりと焼いていきます。

もともとは保存食として作られていましたが、その後フランス料理として定着しました。

マカロン 

マカロンは日本でも大変よく知られているフランス発祥のお菓子です。

パリにはマカロン発祥の店もあり、あちこちで色とりどりのマカロンを購入する事ができます。

見た目が可愛いのでお土産にもピッタリです。

カヌレ

カヌレは16世紀ごろからフランスボルドーの修道院で作られていたとされるお菓子です。

カヌレは「溝がついた」という意味であり、独特の形が特徴的です。

日本でもよく食べられている馴染みのある味です。

フランスといえばの建物

エッフェル塔

パリ旅行に来た人が必ず訪れると言っても過言ではないのがエッフェル塔です。

エッフェル塔の高さは324mで、中にはレストランやバーもあります。

大変混雑するため、最上階へのチケットは事前に購入しておくのがベストです。

ヴェルサイユ宮殿

エッフェル塔と並ぶフランスの有名建築がヴェルサイユ宮殿です。

ヨーロッパの絶対王政を象徴し、世界一豪華な宮殿とも呼ばれています。

フランスで有名なマリー・アントワネットもこの宮殿で生活していました。

ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂はその完成までに300年を要したゴシック様式の建物です。

彫刻やステンドグラスは大変美しく、世界的にもよく知られています。

2019年に火災壊滅的なダメージを受けましたが、現在復旧作業が進んでいます。

シャルトル大聖堂

シャルトル大聖堂は1979年にユネスコ世界遺産に登録された大聖堂です。

大聖堂には2つの塔がありますが、どちらも建築様式が違うのが大きな特徴です。

窓一面のステンドグラスの美しさは圧巻です。

サント・シャペル

サント・シャペルはシテ島にあるロイヤルチャペルです。

ゴシック様式の秘宝と呼ばれ、フランス王が住居としていた歴史もあります。

高さ15mにもなるステンドグラスが有名で、聖書のシーンを表しています。

エトワール凱旋門

エトワール凱旋門はパリの象徴的なモニュメントです。

1805年にナポレオンがアウステルリッツの戦いで勝利したことを記念して建てられました。

戦争で犠牲になった戦士たちの慰霊碑としての役割も果たしています。

モン・サン・ミッシェル

モン・サン・ミッシェルはカトリックの巡礼地であり、「西洋の驚異」と呼ばれている修道院です。

四方を海に囲まれた小さな島に建っているため、まるで海に浮かんでいるような美しさが魅力的。

潮の満ち引きが激しく、巡礼に訪れる人々も多くが命を落としたと言われています。

モンパルナスタワー

モンパルナスタワーはパリでも一際目を引く高層ビルです。

高さ210mのビルは主に商業用として使用されていますが、絶景スポットとしても知られています。

特に夜景は人気で、正面にはエッフェル塔も見えます。

サヴォア邸

サヴォア邸はパリから電車で30分ほどのポワシーという場所に建てられた別荘です。

近代建築の巨匠と呼ばれるル・コルビュジェが設計した建物で、その完成度の高さが注目を集めています。

20世紀の住宅の最高作品とも称され、多くの観光客が見物に訪れます。

ジャンヌダルク教会

ジャンヌダルク教会はフランスのルーアンという街にあります。

ジャンヌ・ダルクが処刑されたと言われる場所に建っており、その近代的な外観がとても美しいです。

教会の壁には16世紀に作られたステンドグラスが飾られています。

フランスといえばの文化

カトリック教徒が多い

フランスは信仰の自由が許されている国ですが、60%前後はカトリック教徒です。

カトリック系の大聖堂が多く残っていることからも、その歴史を知る事ができます。

カトリックの次に多いのが無神教者、その次がイスラム教となっています。

頬にキスをして挨拶する

フランスでは挨拶をする時頬にキスをします。

これをビズと言い、実際にキスをするわけではなく唇で音を出す事が多いです。

初めて経験する人は少し驚く文化かもしれません。

料理を他人とシェアしない

日本で料理をシェアする文化は一般的ですが、フランスでは料理をシェアしないのが普通です。

フランスのレストランは大皿ではなくコース形式になっている事が多いので、シェアする必要がありません。

そのため、取り分けるという文化も存在しないのです。

運転中の飲食や化粧は禁止

フランスでは車の運転中の飲食や化粧は禁じられています。

未成年を車に乗せている場合は喫煙も法律違反となります。

音楽などが激しく外に音漏れをしている車も処罰対象になる事があるのです。

公衆トイレは有料

フランスにはあまり公衆トイレがありません。

あったとしても有料の場合が多いです。

利用者は入口でチップを支払い、トイレを利用します。

交通機関がストライキをする

フランスでは電車やバスなどの交通機関がよくストライキをします。

通勤や通学などに多くの影響がでることもあります。

飛行機もストライキをするので、旅行先から帰国できなくなる場合もあるのです。

フランスといえばのスポーツ

サッカー

フランスで最も人気なのはサッカーです。

FIFAワールドカップでの優勝経験もある強豪チームとなっています。

第一次世界大戦時にフランス兵たちがサッカーを好んでプレイしていたことから、終戦後にサッカー連盟も作られました。

テニス

フランスではテニスの大きな大会である「全仏オープン」が開催されます。

多くの名選手がプレイし、世界から注目を集める大会です。

全仏オープンは「世界四大大会」の1つにも数えられています。

ラグビー

フランスにはラグビー選手として登録されている人が25万人もいます。

それほど人気があり、競技人口が多いスポーツです。

海外からも多くのトップ選手が訪れプレイする、ラグビーのメッカとも言える国です。

ハンドボール

2008年、北京オリンピックでフランスチームが金メダルを獲得したことをきっかけに、国内でのハンドボール人気は一気に高まりました。

その競技人口は現在50万人以上にもなり、多くの人が楽しんでいるスポーツと言えます。

1990年代までは正式なチームがなかったため、ハンドボールは国内で急成長を遂げたスポーツです。

フェンシング

フランスはフェンシング発祥の地です。

原型はフランスの騎士による剣術であり、フェンシング用語もフランス語である事が多いです。

19世紀頃からスポーツとして競技が行われるようになりました。

自転車競技

フランスは世界的にも有名なロードレース大会である「ツール・ド・フランス」の開催地です。

毎年7月に30日間開催され、国内外から多くの観衆が訪れます。

選手でなくても日常的にサイクリングを楽しむ人も多い国です。

柔道

フランスでの柔道人気は高く、オリンピックでは日本の次に多くのメダルを獲得しています。

球技に人気が集まるフランスですが、ボールを使わない柔道も学校の授業でも習うほど人気です。

精神を鍛えたり、文化を大切にする柔道がフランス人の気質に合っているのかもしれません。

乗馬

フランスは数多くの優れた騎手を多く輩出している国です。

特に馬場馬術は有名で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されているほどです。

現在は障害物を飛び越える障害飛越競技も盛んに行われています。

フランスといえばの有名人

マリー・アントワネット

マリー・アントワネットはフランス最後の王女として世界的に知られている人物です。

出身はローマ帝国なのでフランス人ではありませんが、フランス王ルイ16世と結婚したためフランスでも有名です。

フランス革命でギロチンにかけられたことも歴史的によく知られています。

ジャンヌ・ダルク

フランスの歴史の中で最も有名な人物と言っても過言ではないのがジャンヌ・ダルクです。

わずか17歳で百年戦争の中フランスを勝利に導いたとされる人物です。

その後敵国のイングランドに捕らえられ、19歳で火炙りの刑にされてしまいました。

ナポレオン・ボナパルト

ナポレオン・ボナパルトはフランス革命の時代に活躍した人物です。

多くの戦争の中で天才的な統率力と軍事戦略を発揮し、フランスを勝利に導きました。

後にフランス皇帝にもなり、彼の軍事戦略は今でも世界中で手本とされています。

ミシェル・ノストラダムス

ミシェル・ノストラダムスはフランスの医師であり占星術師でもある人物です。

未来予知や予言の能力があるとして、「ノストラダムスの大予言」という詩集を発行します。

日本でも1999年ごろにこの予言が話題となりました。

ルネ・デカルト

ルネ・デカルトは合理主義哲学や近代哲学の祖と呼ばれた人物です。

「我思う、ゆえに我あり」という言葉は世界的にもよく知られています。

数学者としての一面も持っており、「直交座標系(デカルト座標系)」を確立しました。

ポール・セザンヌ

ポール・セザンヌはフランス生まれの画家です。

当初は印象派の画家でしたが、次第にそこから離れ独自の画法で作品を作り上げました。

「近代絵画の父」と呼ばれ、20世紀以降の美術に大きな影響を与えたとされる人物です。

クロード・ドビュッシー

クロード・ドビュッシーはフランス生まれの作曲家です。

これまでの和声法の伝統から外れ、自由な和声法で作曲を行いました。

印象派音楽の創始者として知られています。

ルイ・ヴィトン

ルイ・ヴィトンはフランス生まれのスーツケース職人でした。

後に世界的に人気のファッションブランド「ルイ・ヴィトン」の創始者となります。

しかしルイ・ヴィトンの商品が注目を集めたのは、彼の死後だったのです。

ココ・シャネル

ココ・シャネルはファッションブランド「シャネル」の創始者です。

もともとは歌手志望でしたがその夢を諦め、帽子を作っていた事が「シャネル」の始まりと言われています。

一般的には「ココ・シャネル」で知られていますが、本名は「ガブリエル・シャネル」と言います。

ジネディーヌ・ジダン

ジネディーヌ・ジダンはフランス代表のサッカー選手だった人物です。

現役時代は天才と呼ばれ、多くの名誉ある賞を受賞しました。

今でもその活躍はファンのみならず世界中の人々に語り継がれています。

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