よろしくお願いしますを英語で言うと?スラング・ネイティブの人の言い方・例文
「よろしくお願いします」の英語表現
日本語の「よろしくお願いします」にあたる英語表現は、実はありません。
そこでここでは、「よろしくお願いします」という意味で使える英語表現についてシチュエーションなども一緒に解説していきます。
1.Nice to meet you.
"Nice to meet you." は、誰かと初めて会った時の「よろしくお願いします」にあたる表現です。
これに対して「こちらこそよろしく」と返したい時は、"Nice to meet you, too." や "You,too" と言うと良いでしょう。
2.It’s a pleasure to meet you.
"It’s a pleasure to meet you." も初対面の人に対して「よろしくお願いします」と言う時に使える表現で、"Nice to meet you." の更に丁寧なバージョンと考えて良いです。
「お目にかかれて光栄です」といったニュアンスも含まれているため、目上の人などに対しても使うことができます。
3.I hope to see you again.
直訳すると「またすぐお会いできますように」という意味のこの表現も、「よろしくお願いいたします」の意味合いで使うことができます。
別れ際に言うにはぴったりのフレーズだと言えるでしょう。
4.I’m looking forward to hearing from you.
直訳すると「お返事お待ちしております」といった意味のこのフレーズも、ビジネスメール内などで頻繁に使われています。
例えばメールの文章の最後にこのフレーズを添えておくと、「よろしくお願いいたします」というニュアンスを含めながらも返事が欲しいという気持ちを伝えることができるでしょう。
5.Let’s keep in touch.
直訳すると「これからも連絡を取り合おうね」という意味のフレーズです。
ビジネスなどのフォーマルなシーンと言うよりかは友人同士などカジュアルな場面で使うことがほとんどです。
6.Thank you for your time today.
直訳すると「(お忙しいところ)お時間をいただきありがとうございます」という意味です。
「お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします」というニュアンスでもよく使われるフレーズなので、ぜひ覚えておきましょう。
7.Thank you for your understanding.
"Thank you for your understanding." は直訳すると「ご理解いただきありがとうございます」という意味です。
前もって何か伝えておきたい時、最後にこのように付け足せば「ご理解いただけますようよろしくお願いします」というニュアンスを伝えることができます。
8.I’m counting on you.
"I’m counting on you." は「頼りにしているよ」という意味のフレーズです。
恋人や友達、時には自身の部下など、気の置けない間柄の人に対して「(これからも)よろしくね」というニュアンスで使います。
ただし、カジュアルな表現なので目上の人に対して自分が使うということのないよう注意しましょう。
9.Thank you in advance.
"Thank you in advance." は「前もってお礼申し上げます」という意味合いのフレーズです。
「よろしくお願いします」という意味でもちろん使うことができますが、相手がその件について了承していないのに使ってしまうと断りづらい雰囲気を作ってしまうことになります。
きちんとコミュニケーションを取って相手がその件について承諾してから使うと良いでしょう。
10.Best regards,
英文メールの一番最後に必ずと言って良いほど記載されているこのフレーズも、「よろしくお願いいたします」という意味の文言です。
"Best regards," に似た表現として、"Kind Regards," や "Sincerely,” などがあります。
「よろしくお願いします」を使った英語例文
最後に、これまでにご紹介してきた表現の一部を使った例文を確認していきます。
1.『Hi,Nice to meet you.』『Likewise!』
「初めまして。よろしくお願いします」「こちらこそ」という意味の会話文です。
「こちらこそ」という意味で使うことのできる "Likewise.” は、カジュアルな場面で使っても不自然な表現ではありませんがカジュアルすぎる表現ということもないので、このように初対面の相手に対して使っても問題ないでしょう。
2.『It’s a pleasure to meet you.』『The pleasure is mine. Thank you for your time today.』
「よろしくお願いします」「こちらこそ。本日はお時間をいただきありがとうございます」という意味の会話文です。
"The pleasure is mine." はフォーマルな表現なので、"It’s a pleasure to meet you." と言われた時の返し方の一つとしてセットで覚えておきましょう。
3.『I'm getting nervous.』『I’m counting on you.』
「緊張してきた」「頼んだよ」という意味の会話文です。
友人に何かをお願いする際に、「頼りにしてるよ」という意味を込めて "I’m counting on you." を口にしてみましょう。