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和製英語一覧50選

(公開日: 2022年10月13日)
目次

機械関係

ノートパソコン

家電販売店などでも当たり前のように使用されている「ノートパソコン」ですが、実は和製英語。

英語では "laptop" または "laptop computer" と言います。

レンジ

食べ物を温める際に使う「レンジ」は、英語では "microwave oven" と言います。

"oven" を省略した形の "microwave" でも使用可能です。

コンセント

「コンセント」は "socket" または "outle" と言います。

どちらも「コンセント」を意味する言葉ですが、イギリスでは "socket" 、アメリカでは "outle" のほうがそれぞれ使われることが多いです。

タッチパネル

海外でも通じそうな「タッチパネル」ですが、実はこれも和製英語。

英語では "touch screen" と言います。

エアコン

日本で一般的に使われている「エアコン」は "air conditioner" の略語です。

英語では省略せずに "air conditioner" と言うので、注意しましょう。

ドライヤー

「ドライヤー」は英語で "hair dryer" と言います。

"hair dryer" が省略されて「ドライヤー」となったと考えられますが、英語では "dryer" 単体で使うと乾燥機を意味してしまうので注意が必要です。

ストーブ

日本語の「ストーブ」が意味するものを英語で表すと "heater" となります。

英語で "stove" はコンロのことを意味するので、知らずに使うと相手を驚かせてしまうかもしれません。

ビデオカメラ

英語でも "video camera" という言葉は使われていますが、日本語が意味する「ビデオカメラ」に当たるのは "camcorder(カムコーダ)" です。

"video camera" は「動画を撮影できる機能の備わったカメラ」のように広い意味となるので、併せて覚えておきましょう。

インターホン

「インターフォン」は英語で "intercom" と言います。

この "intercome" も元々は "intercommunication system" の略です。

ミシン

「ミシン」は英語で "sewing machine" と言います。

ドイツ語で機械のことを "menschen(メンチェン)" と言いますが、この言葉が元となって「ミシン」と呼ばれるようになったと言われています。

乗り物関係

ジェットコースター

「ジェットコースター」は、英語で "roller coaster" と言います。

海外の遊園地で「ジェットコースター」と言っても通じないので注意しましょう。

バイク

日本語が指す「バイク」は、英語で "motorbike" または "motorcycle" と言います。

英語では "bike" と単体で言うと自転車を意味します。

パトカー

「パトカー」は英語で "police car" と言います。

ちなみに日本語の「パトカー」は「パトロールカー」の略称です。

キャンピングカー

「キャンピングカー」は英語で "camper" または "caravan" と言います。

特にアメリカでは "camper"イギリスでは "caravan" と呼ばれる傾向にあるようです。

オープンカー

「オープンカー」はそのままで通じるように思えますが、実は和製英語です。

英語では "convertible car(コンバーティブルカー)" と言い、"convertible" は「変えられる」「改造できる」という意味なので併せて覚えておきましょう。

ノンステップバス

「ノンステップバス」もそのまま海外で通じそうに思えますが、これも和製英語の一つ。

英語では "low-floor bus" と言うので、海外で誤って "non step bus" と言わないよう注意しましょう。

チャイルドシート

「チャイルドシート」は英語で "car seat" と言います。

"child safety seat" と言っても通じますが、"car seat" という言葉の方がより通じるでしょう。

バックミラー

「バックミラー」は英語で "rear-view mirror" と言います。

"rear-view" とは「背面図」という意味で、"rear-view camera system(後方確認カメラ)" のように使われることの多い言葉です。

クラクション

「クラクション」は英語で "horn" と言います。

日本語の「クラクション」は実はフランスのホーンメーカー クラクソン社のこと。"horn" という言葉よりも先に社名が浸透してしまい、現在でも "horn" ではなく「クラクション」と呼ばれていると考えられます。

ペーパードライバー

日本人にはとても馴染み深い「ペーパードライバー」という言葉は、実は和製英語。

英語では "inexperienced driver" と表すのが一般的で、この "inexperienced driver" は直訳すると「経験の浅いドライバー」という意味です。

ビジネス関係

クレーム

日本語が意味する「クレーム」は、英語に直すと "complaint" です。

英語にも "claim" という言葉は存在しますが日本語の「クレーム」と同じ意味合いではなく、「請求」「主張」という意味を持つ言葉なので注意しましょう。

サラリーマン

「サラリーマン」が和製英語であるというのは有名ですが、英語では "office worker""company employee" と表すのが一般的です。

「サラリーマン」という言葉の歴史を辿ると戦前から使われていたためとても馴染みのある言葉ですが、海外では通じないことを覚えておきましょう。

アフターサービス

「アフターサービス」は日常的によく聞く言葉ですが実はこれも和製英語で、英語では "after sales service""repair service" などのように表します。

海外の顧客を対応する際、ぜひ使いたい言葉です。

サイン

日本でも日常的によく使う「サイン」は実は和製英語です。

英語では「署名」という意味を持つ "signature" を使うのが一般的で、特に著名人などのサインを指す場合は "autograph" と言います。

"sign" は「署名する」という動詞の意味合いを持つものの、「署名」という名詞的意味はないので注意しましょう。

ベースアップ

「ベースアップ」も和製英語の一つで、英語では "pay raise""increase in salary" と言います。

"pay raise" も主にアメリカで使われる表現で、イギリスでは "pay rise" となります。

ミス

「ミス」は英語で "mistake" です。

「ミス」の元となった単語として "miss" を思い浮かべてしまうかもしれませんが、実は "mistake" が省略されたものなので注意しましょう。

リストラ

「リストラ」は英語で "lay off" と言います。

日本語の「リストラ」の基となった単語は "restructuring" で「再構築」を意味します。

ワイシャツ

「ワイシャツ」は英語で "dress shirt" と言います。

"white shirt" の "white" が「ワイ」に聞こえたことから「ワイシャツ」と呼ばれるようになったので、海外では通じないことを覚えておきましょう。

マンツーマン

「マンツーマン」は、英語では "one on one" または "face to face" と表現するのが一般的です。

"man to man" は本来「腹を割って話す」という意味を持つ単語なので、海外で使うと少し違う意味で伝わってしまうでしょう。

コストパフォーマンス

「コストパフォーマンス」はいかにも海外で使われていそうに思えますが、実は和製英語です。

英語では "good deal""cost-effective" などの言葉が使われるので、きちんと押さえておきましょう。

食べ物関係

パン

「パン」は英語で "bread" と言います。

「パン」が英語ではないというのは有名ですが、実はポルトガル語の "pão(パウン)" に由来しています。

フライドポテト

「フライドポテト」は日本では日常的によく使われる言葉ですが、英語では "French fries" と言います。

イギリスでは "chips" と呼ぶのが一般的なので、そちらも併せて覚えておきましょう。

アメリカンドッグ

「アメリカンドッグ」は、英語で "corn dog" と言います。

最近流行しているチーズハットグも、英語では "Korean corn dog" と呼ばれています。

マロン

「マロン」は英語だと思っている方が多いと思いますが、実は「マロン」はフランス語。

英語では "chesnut(チェスナット)" と言うのでぜひ覚えておきましょう。

ソフトクリーム

「ソフトクリーム」は、英語で "soft serve ice cream" と言います。

略して "soft serve""soft ice" と呼ばれます。

デコレーションケーキ

「デコレーションケーキ」は英語で "fancy cake" または "decorated cake" と言います。

ミルクティー

「ミルクティー」は英語で "tea with milk" と言います。

レモンティーも同様に "tea with lemon" と言うので、特に紅茶好きの方は覚えておいて損はないでしょう。

ノンアルコール

「ノンアルコール」は、英語で "non-alcoholic" または "alcohol free" と言います。

シーチキン

「シーチキン」は、英語で "canned tuna" と言います。

"sea chicken" と言ってしまうと「海の鳥」と捉えられてしまいかねないので注意しましょう。

コンソメスープ

「コンソメ」は実はフランス語。つまり「コンソメスープ」はフランス語と英語を組み合わせた和製英語です。

英語で「コンソメスープ」は "clear soup" と言うので、きちんと押さえておきましょう。

生活関係

マンション

日本語が指す「マンション」は英語で "apartment" と言います。

英語でも "mansion" という言葉はありますが、「豪邸」「大邸宅」という意味で日本語とはイメージが随分と異なります。

ベビーカー

「ベビーカー」は英語で "stroller" と言います。

"stroller" はどちらかと言うとアメリカで使われる言葉で、イギリスでは "pram" と呼ばれることが多いのでそちらも併せて覚えておきましょう。

ガソリンスタンド

「ガソリンスタンド」は、アメリカでは "gas station"、イギリスでは "petrol station" と言います。

アイドル

日本語が指す「アイドル」は、英語では "pop idol""teen idol" と言います。

"idol" 単体だと「偶像」「神像」という意味になってしまうので、"Japanese idol"、"K-pop idol" のように言うと良いでしょう。

ゴールデンアワー

「ゴールデンアワー」は、英語で "prime time" と言います。

"peak viewing time" と表現することもできるので、併せて押さえておきましょう。

ペットボトル

「ペットボトル」は英語で "plastic bottle" と言います。

普段よく使う言葉であるだけに海外でも通じると思いがちですが、和製英語なので注意しましょう。

ランドセル

「ランドセル」は、英語で "school bag""backpack" と言います。

実はランドセルは海外では使われておらず、日本独自のものです。「ランドセル」という言葉も背負って持つかばんのことを意味する "ransel" というオランダ語に由来しています。

ホームパーティ

「ホームパーティ」は、英語で "house party" と言います。

"a party at home" と表しても良いでしょう。

オーダーメイド

「オーダーメイド」は、英語で "tailor made" または "custom-made" と言います。

英語が組み合わさっているため "order made" という言葉があるように認識してしまいがちですが、海外では通じないため注意が必要です。

リサイクルショップ

「リサイクルショップ」は、英語で "second-hand shop" と言います。

"second-hand" とは「中古の」という意味の言葉です。

和製英語・外来語・カタカナ語の違い

日本語には和製英語・外来語・カタカナ語が存在します。

何気なく使っているため普段はその違いを意識することはほとんどありませんが、ある程度それぞれの違いを理解しておかないと英語だと間違ったまま覚えてしまいかねません。

和製英語・外来語・カタカナ語の違いについて簡単に確認しておきましょう。

  • 和製英語:英語をはじめとした他国の言葉を組み合わせて作られた日本の言葉

  • 外来語:他国の言語から取り入れられたもの(例:カステラ、イクラ、バイキングなど)

  • カタカナ語:外国語をカタカナで表記したもの(例:オブザーバー、イニシアティブなど)

この3つの中でも特に外来語・カタカナ語の違いがあまりはっきりしていないように思えますが、外来語は元々ある日本語と同様に日々の生活の中で使われているものカタカナ語は必ずしも生活の中で使われるとは限らないものという違いがあります。

それぞれの違いをきちんと認識して、必要に応じて英語ではどう言うのかを確認するようにしましょう。

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