保守的な人とは？23個の特徴で具体的に意味や行動を解説。
保守的という意味
保守的とは、考え方や行動に保守する傾向があることを意味する言葉です。
「保守」は変わることを嫌って新しいことをしないというニュアンスで捉えます。
つまり今の状態を維持しようとし、変化を嫌う人のことを「保守的」と言うのです。
対義語は「進歩的」「革新的」などになります。
保守的な人の特徴
ここからは、保守的な人の特徴について詳しく解説していきます。
特徴1．変化を好まない
保守的な人の大きな特徴は、変化を好まないことです。
自分から積極的に新しいことにチャレンジすることはまずありません。
見慣れた物・付き合い慣れた人が好きで、変化が少ないことに安心感を覚えます。
特徴2．安全性を優先する
リスクのある新しいことよりも、安全性を重視して動きます。
損得勘定で動かず、できるだけリスクの少ない道を選ぶのです。
そして目立たずに細々といられる場所を探しています。
特徴3．失敗を恐れている
変わることを恐れるのは、失敗が怖いからと言えます。
何かをする時いつも「失敗したらどうしよう」と考えてしまいます。
そして様子見でこれまでと同じやり方に留まってしまうのです。
特徴4．過去の失敗を引きずっている
過去の失敗が原因で保守的になっている人もいます。
他人を信じられず、失敗がトラウマになっているのです。
その結果、本人の意思とは関係なくどうしても保守的になってしまうパターンです。
特徴5．行動に移すのが遅い
思いつきで行動することはまずありません。
物事を始める時はまず下調べをし、リスクを避ける方法を選びます。
何に対しても慎重で、結果的に行動に移すのが遅くなってしまうのです。
特徴6．臆病である
面倒ごとやトラブルはできるだけ避けたいと考えています。
基本的に臆病な性格で、予測できないことが起こるのが怖いからです。
臨機応変な対応も苦手で、大きなストレスとなってしまいます。
特徴7．真面目である
保守的な人は真面目な性格であることが多いです。
そのため、職場などでは真面目さが認められ出世することもあります。
しかし正論を言いすぎて「硬い人だ」と思われる場面も出てきます。
特徴8．常識に縛られている
保守的な人は常に「常識はこうだから」と考えがちです。
「常識」をわきまえるのは大切なことですが、縛られてしまうと自分の行動を制限することになります。
自分の行動を常識に当てはめすぎて、行動を狭めている人もいます。
特徴9．基本的には受け身
保守的な人はなかなか自ら変わろうとしません。
感情や環境の変化に弱く、安心感を求めているからです。
自主的に動いて面倒ごとに巻き込まれることを恐れているのです。
特徴10．マイナス思考
保守的な人はマイナス思考です。
自分に自信がなく、新しいことを始めてもどうせ成功しないと考えてしまいます。
人から評価されても、それを素直に褒め言葉と受け取ることができません。
特徴11．視野が狭い
保守的な人は柔軟性がなく、視野が狭い傾向にあります。
物事を一定方向からしか見ず、多様な考え方ができません。
「〇〇はこうあるべきだ」という固定観念を持ちやすい性格とも言えます。
特徴12．人に合わせると安心する
人と違う行動をしたり、自分だけが目立つことを嫌います。
保守的な人は他人と合わせることで、安心したいと考える傾向にあります。
周りに同じことをしている人がいないと不安になってしまうのです。
特徴13．周りの目を気にする
保守的な人は周りの目線を非常に気にします。
人から奇異な目で見られたくないからです。
そんな自分に対して不満を持っていることもあり、窮屈さを感じていることもあります。
特徴14．傷つきやすい
感受性が強く、傷つきやすい人が多いです。
相手の言ったことや相手の感情を真っ直ぐに受け止めてしまうのです。
物事に対して受け身になるのは、自分が傷つくこと避けるためと言えます。
特徴15．諦めやすい性格
もともとチャレンジ精神が少なく諦めやすい性格と言えます。
もし仮にチャレンジしても、少し失敗するとすぐ諦めてしまいます。
仕事も恋愛も中途半端になり、結局どれも成功しない人が多いのです。
特徴16．流行よりも定番が好き
ファッションや持ち物などは流行よりも定番を好む傾向にあります。
自分の好きなものを突き詰め、社会の流行はあまり気にしません。
そして自分の決めた定番は長く使ったり大切にしたりします。
特徴17．決断力がない
保守的な人は自分で決断することが苦手です。
自分の決断に自信が持てず、誰かを導いていく勇気もありません。
決断しなければいけない場面では、ついつい他人に意見を求めてしまいがちです。
特徴18．自分から告白できない
恋愛面では、なかなか自分から告白することができません。
嫌われるのが怖く、またそのことで自分が傷つくのも怖いからです。
告白せずに片思いでいた方が良好な関係を続けていけることもあります。
特徴19．何不自由なく育った
幼い頃からの家庭環境が影響して、保守的になっている人もいます。
何不自由なく育ち、努力も苦手克服もしなくてもよかったパターンです。
甘やかされて良い環境で育った人は保守的になる傾向にあります。
特徴20．無難な役に抜擢されやすい
変化が少ないので、周りには「安定した人間」という印象を与えます。
仕事などでは無難な役を任されることが多い傾向にあります。
突拍子な行動をしたり、予測不可能なことをする人よりは仕事を任せやすいという利点があるのです。
特徴21．交友関係が狭い
保守的な人はあまり社交的ではありません。
そのため交友関係が狭く、自ら広げていこうともしないのです。
狭く深く人と付き合うタイプであると言えます。
特徴22．指示を待ってしまう
自分の要望を通すことが苦手なので、つい相手の指示を待ってしまいます。
誰かと出かける時にも「ここに行きたい」「これをしたい」と自分から言い出すことができません。
自分を主張することで相手に迷惑がかかることを恐れているのです。
特徴23．平和主義である
保守的な人は平和主義です。
基本的には争いを好まず、争わなくてよい方法を選択しようとします。
平和が一番で、相手の反感を買わない行動を取るのが得意な人です。
保守的はこちらの一覧にも収録されています。
