リマインダーの意味とは?具体的な活用例を語源と併せて解説
リマインダーの意味とは?
リマインダーとは、スケジュールやタスクを管理する上で備忘のために前もって指定した日程・時間に通知する機能を意味する言葉です。
通知の方法はアラームが鳴ったりホーム画面にメッセージが表示されたりと様々ですが目的は共通してスケジュールやタスクの抜けを防ぐことです。
リマインダーはこちらにも収録されています。
リマインダーの語源
リマインダーは英単語のreminder(読み:りまいんだー)が語源となっています。
このreminderという英単語は思い出させるという意味合いのremindと接続詞で〜する人(もの)を意味するerとで構成されています。
したがってreminderは思い出させるものと訳され、カタカナ表記のリマインダーでも語源の意味合いはそのまま用いられています。
リマインダーとリマインドの違い
リマインダーとリマインドはしばしば同義語として混同されがちですが、ふたつの言葉には明確な違いがあります。
リマインダーは、スケジュールやタスクを万が一忘れてしまった時にそれを思い出すためのもの(例:忘れないようにタスクをメモした付箋など)や、通知をしてくれる機能のことを示しています。
対してリマインドは、スケジュールやタスクを忘れないように注意するもしくは思い出すという動作のことを示しています。
名詞として用いられるのがリマインダー。
動詞として用いられるのがリマインドです。
また、リマインドはビジネスの場においては会話の中でも用いられることもあり「◯◯についてのリマインドです」といった文脈で使われた際の意味は再確認となります。
リマインドは会話上で使用しても意味が成り立ちますがリマインダーはあくまでも名詞なので、先述した文脈では成立しないのもふたつの言葉の違いです。
リマインダーの活用例
リマインダーは仕事を円滑に進行するためにも積極的に取り入れていきたい機能です。
また、単にスケジュールやタスクの備忘のためだけでなく、下記のような状況にもリマインダーを使用することでより効率的に業務を行うことが見込めます。
1 ミーティングの開始時間・終了時間をリマインドする
ミーティングなど話し合いの場において、準備時間がぎりぎりになったり終了時間が押してしまうことはどんな職業に就いてる人でも経験はあるでしょう。
そこであらかじめ開始・終了時間の少し前にリマインダーを設定しておけば、バタバタと慌てて準備をする必要がなくなりますし時間が押して後のスケジュールにしわ寄せがいくことを防ぐことができます。
2 持参する資料などをリマインドする
商談相手のもとへ赴く際やプレゼン前などに持参する書類や資料一式をリマインダーに登録します。
これによって持参物を事前にしっかりと準備、確認ができるので「うっかり忘れた」や「慌てて取りに戻る」というミスや無駄を未然に防ぐことができます。
3 移動経路をリマインドする
電車やバスなど公共交通機関を利用して移動する際に、あらかじめ最短の経路をリマインダーに登録します。
その上で移動する時間の少し前に通知を設定しておけば、気持ちに余裕を持って行動することができます。
リマインダーの類義語
リマインダーの類義語として以下、ふたつの言葉が挙げられます。
備忘
備忘(びぼう)とは忘れた時のためにあらかじめ準備をすることを意味する言葉です。
この備忘は、リマインダーを日本語に言い換えた際にもっとも適した言葉とされています。
また、忘れないために書き付けた書面のことは備忘録(びぼうろく)と呼ばれています。
念押し
念押し(ねんおし)とはある事柄を相手もしくは自身に重ねて十分に確かめることを意味する言葉です。
念押しは釘を刺すとも言い換えることができます。