リソースの意味とは?重要性や種類を併せて解説
リソースの意味とは?
リソースとは、英単語のresource(りそーす)が由来の供給源や資源、あるいは資金を意味するカタカナ語です。
ビジネスシーンにおいては、人材や資金、時間など経営に関わる資源に対し「◯◯リソース」などとして用いられています。
リソースはこちらにも収録されています。
リソースの重要性
企業が業務を行うにあたり、リソースの把握・管理はとても重要になってきます。
その中でも特に人材においては、該当業務に適した人間か否かで作業効率や周りへの影響が変化するので適材適所を心がける必要があります。
また業務が動き出してからも、イレギュラーなどが発生すれば必要に応じて配分の変更を行い、調整をしながら目標達成を目指します。
そうして一つの目標を達成したとしても「今回の業務でどのくらいリソースを使ったか」や「次の業務までにリソースを増やす必要があるか」など、次の目標達成に向けて現状の確認を行わなければいけません。
企業として成長し続けるには、上記のように常に自社のリソースを把握することが必要となります。
リソースの種類
ヒューマン・リソース・マネジメント
ヒューマン・リソース・マネジメント(Human Resource Managemen)とは、日本語に訳すと人的資源管理となります。
これは人材も企業の資源のひとつと捉え、最大限に活かせるよう環境や条件を整えるということを意味しており、企業が事業を行うために必要な人材を採用したり、事業内容に適した教育・育成の実施、適切な部署への配置などといったことがこれにあたります。
ヒューマン・リソース・マネジメントは英語表記の頭文字を取ってHRMと略すことができます。
経営リソース
経営リソースとは、企業が事業を行うにあたって用いる資源全般のことを指す言葉です。
経営リソースは人材や備品や機械などの物資、資金などの有形財産とノウハウや技術といった知的財産、情報、時間などの無形財産のふたつが存在します。
外部リソース
外部リソースとは、自社の外にある資源のことでいわゆるアウトソーシングのことを指します。
外部リソースは、内部のリソースが足りない際に有効な手段です。
近年では、コスト削減による企業のスリム化やさらなる業務の効率化を図るために外部リソースを利用する企業は増えています。
IT分野におけるリソース
ITの分野においてリソースとは、コンピューターの処理速度やメモリ容量などソフトウェアを動作させる際に必要となるコンピューター自体の能力のことを示します。
このリソースが十分でないとコンピュータは適切に動作を行うことができなくなってしまうので注意が必要です。
また、ネットワークを介して何かしらプラスになりそうな要素のこともリソースと呼ぶこともあります。