なるはやの意味とは?語源や使い方を解説!
なるはやの意味
「なるはや」とは「できるだけはやく」「なるたけはやく」という意味で、ビジネス用語としても用いられる言葉です。
同じような意味では「ASAP」があります。
こちらも「できるだけはやく」というような意味があり海外において使用されているようです。
なるはやはこちらにも収録されています。
なるはやの語源・由来
ここでは「なるはや」の語源・由来について説明します。
「なるはや」は「なるべくはやく」という言葉を短縮した言葉になってます。
昔からビジネスシーンでは使われてきた言葉ですが、現在では意味が通じない事も時折あるようですので注意が必要です。
また海外で使われる「ASAP」は「as soon as possible」の略となっています。
なるはやの使い方
ここでは「なるはや」の使い方を紹介いたします。
「なるはや」はビジネスシーンでも使用することができます。
使用例1 ビジネスシーン
A : 「この資料の内容簡単にまとめておいて。」
B : 「かしこまりました!ちなみに期日はございますでしょうか?」
A :「 んー、なるはやでお願い。」
この例では早めに資料が欲しいけど、明確な日程がわからないというAさんの気持ちが伝わってきますね。
このように明確な期日は無いけれども早めにという事を伝える際に使用されます。
使用例2 ビジネスシーン
A:「この部品の制作はいつまでに対応すれば良いの?」
B:「そうですね、、なるはやでお願いできますか?」
この例で使われる意味としては同じですが、シチュエーションが例1と異なっています。
依頼する側はBさんで敬語を使っているので立場的には後輩です。
なるべく早めに対応してほしいけど、先輩に対して角がたつようなことも言いにくいので「なるはや」を使って納期をぼかして伝えています。
この例の様に納期をぼかして伝えることで伝え方をマイルドにする際にも使用されます。
使用上の注意点
何かと便利な「なるはや」ですが、使用する上では注意点があります。
注意点1:認識の整合性が取れない
注意点の1つ目が相手との認識が曖昧になってしまうということです。
依頼した内容に対して日程的な余裕がある場合は良いですが余裕がない場合、なるはやでのお願いでは日程が相手に伝わらないので注意が必要です。
注意点2:顧客や上司には使用しない
なるはやは敬語ではありませんので、顧客や、上司への使用は失礼にあたります。
また、日程が曖昧になりますので相手から、適当な人という印象も持たれかねません。
顧客や、上司には使用せずにきちんとした日程を伝えるようにしましょう。