デッドラインの意味とは?使い方や似ている言葉を併せて解説
デッドラインの意味とは?
デッドラインとは最終的な締め切りを意味する言葉です。
アメリカでは南北戦争の際に生まれた言葉ですが、日本でも「デッドライン」というカタカナ語として定着しています。
最終的な締め切りや、これ以上伸ばすことができない納品期限、必ず守らなければならない最終受付日、というニュアンスになります。
デッドラインはこちらにも収録されています。
デッドラインの使い方
デッドラインの使い方を3つ紹介していきます。
もうデッドラインだから待てない!
誰かに催促する時に「もうこれはデッドラインだから、これ以上待つことはできない!」という使い方をします。
一般的には、最初の締め切りを一回以上伸ばした後に使うことが多いようです。
「ここまで待ったけど、もう限界だからいい加減にしてほしい」という、ちょっとイライラとしたニュアンスを伝えることもできる表現方法です。
デッドラインを超えそうなら連絡して
一応、締め切りとして相手に伝えていた場合でも、それを超えたら全てが終わる、ということはめったにありません。
相手に対しては「必ず月末までに提出してください」と伝えていても、実際には月初の2~3日くらいは猶予があることもあるでしょう。
その場合「デッドラインを超えそうなら連絡してほしい」と伝えることで、締め切りに間に合わなかった場合にも柔軟に対応することができます。
ただし、毎回締め切りを破る人に対してこのような言い方をすると、次第に締め切りを破ることが恒例となってしまうケースもあります。
そのような人に対しては、あらかじめ早めのデッドラインを伝えておくと良いでしょう。
これが本当の最終デッドライン!
相手に一応デッドラインとして伝えてはいるものの余裕があるケースもあるでしょう。
一方で、本当に相手に伝えているのがギリギリのデッドラインというケースもあります。
そういう場合、相手が油断していると危機感をあおらなければなりません。
たとえば編集者が漫画家や小説家に対して「このデッドラインを超えたら、原稿落ちますよ!」のように伝えるシチュエーションもあります。
そういう時には「これが本当の最終デッドラインなので、くれぐれも守ってください!」というように使われます。
デッドラインと似ている言葉
デッドラインと似ている言葉も3つ紹介していきます。
締め切り
デッドラインの日本語訳である「締め切り」は、似た意味を持つ言葉です。
「この書類は10日が締め切りなので、それまでに提出してください」と言っても、「この書類のデッドラインは10日なので、注意してください」と言っても、どちらでも相手に意味が伝わるでしょう。
期限
締め切りと同様に、期限もデッドラインと似た意味を持つ言葉として使われます。
「この書類の提出期限は10日ですので、それまでにお願いします」でも「この書類のデッドラインは10日ですので、遅れないようにしてください」も同じ意味になります。
限界
「締め切り」や「期限」とは少しニュアンスが異なりますが、限界という言葉もデッドラインと似た意味を持っている言葉です。
「もうここが限界です!待てません!」という表現は、「これが本当にデッドラインなので、これ以上は待てない!」と伝えても意味は変わらないでしょう。
一旦締め切りを伸ばした後、本当に間に合わないギリギリのタイミング、というニュアンスが強くなる言い方です。