感受性が豊かな人とは?9個の特徴で具体的に意味や行動を解説。
感受性の意味と、感受性が強い・豊かな人の特徴を解説します。
感受性とはどういう意味か
感受性とは、周りの変化や刺激を感じる性格的な力を意味する言葉です。
感受性の使い方
感受性が「強い」「高い」「豊か」などと表現することが多く見られます。逆に感受性が「弱い」「乏しい」というマイナス面で使われる場合もあります。
感受性が豊かな人の特徴
特徴1.人の気持ちを汲んであげることが出来る
場の空気や人の気持ちを汲み取る能力に長けているため、チームで仕事をしているときに、ちょっと不調な人に気付いてフォローできたり、落ち込んでいる人を励ましたりできます。
特徴2.気遣いができる
人の気持ちが汲み取れれば、それに合わせて行動できる可能性も高いため「気の利く人」と呼ばれるでしょう。
普通は気付きづらいことにも目や気持ちが向くため、その人がいると物事がスムーズに進む、楽だなと思われることが多くあります。
特徴3.芸術的なセンスをもつ
感受性が強い人の全員が芸術的センスを持っているわけではなく、芸術に対する感受性の強さを持っている人もいます。
特徴4.人だけでなく動物も好き
感受性が強い人は人間相手でも非言語の情報を常に処理しているため、動物に対しても気持ちを感じ取りやすいといえます。
特徴5.良くも悪くも雰囲気に流されやすい
対人的な感受性が強い人は、場の雰囲気を感じ取る力に長けているので、その空気に溶け込もうとする癖がついている傾向があります。
一度出来上がった雰囲気をぶっ壊すのは大変ですし、そこで生まれる新たな反発に対しても感受性が強い人は真正面に受け止めてしまいます。
特徴6.傷つきやすくて繊細
感受性が強くメンタルも強いというすごい人もいますが、一般的なメンタルの持ち主なのに感受性が強いと、処理する情報が多すぎてまいってしまう人が多いようです。
情報が多すぎると処理能力が追い付かなくなるため、明るい考え方がしづらくなり、他人の何気ない言動に敏感に反応しては落ち込みます。
特徴7.ストレスが溜まりやすい
「ありがとう」と言われたら言葉通りに感謝されたと捉えてもいいのに、その人の表情や声のトーンから本心なのかどうかを探ってしまうことを無意識にやっているので気疲れします。
この気疲れ状態が人と会っている間に延々と続くのですから、そりゃあストレスも溜まるでしょう。
特徴8.感情移入してしまう
ドラマや映画、小説、周りの人の話などに感情移入する傾向が強いです。
ただその感情を自力で切り離せないとなると、日々の感情のアップダウンが激しすぎて苦労することもあります。
特徴9.人が多いところが苦手
感受性が強い人は、赤の他人のことですら気になるので、自分と切り離して捉えることができません。
パーティや大人数の飲み会など、一般的には目の前にいる人や周辺の4,5人にだけ注意を向けるものですが、その場にいる人たち全員へ注意が向いてしまうため疲れる場合もあります。
「感受性」については性格一覧の記事にも収録されています。