お調子者とは?22個の特徴で具体的に意味や行動を解説。
お調子者の意味と、お調子者な人の特徴を解説します。
お調子者とはどういう意味か
お調子者とは、いい加減で周りに調子を合わせる人という意味の言葉です。
軽はずみで人のおだてにすぐ乗ってしまうような人です。
もともとは「調子者」という言葉でしたが、それを丁寧語にした「お調子者」が一般的になりました。
お調子者の特徴
ここからは、お調子者の特徴について詳しく解説していきます。
特徴1.コミュニケーション能力が高い
お調子者は人見知りせず、コミュニケーション能力が高いと言えます。
ムードメーカーになりやすく、楽しい雰囲気を持っています。
いつも周りに人が集まっているようなタイプです。
特徴2.明るい
人前では常に明るく笑顔です。
辛いことがあっても基本的には人前には出しません。
そのためポジティブな性格だと思われることが多いです。
特徴3.周りから愛される
お調子者はユーモアのセンスを持っています。
そのため、周りの人を笑顔にすることができます。
人懐っこく周りから愛されるキャラクターです。
特徴4.おしゃべり
お調子者はおしゃべりな人が多いです。
人と会話をするのが好きで、自分から積極的に関係を築こうとします。
会話術も話題も豊富で、人を楽しませることに長けています。
特徴5.口が軽い
おしゃべり好きなので、口が軽い一面もあります。
噂話や秘密が好きで、口止めをされたことでもつい誰かに話したくなります。
楽しくなってしまうと自分でも止められないのは短所と言えます。
特徴6.ノリがよい
ノリがよくその場の雰囲気で行動をします。
しかし後先を考えることは苦手なので、壁にぶつかってから慌てることもあります。
ノリで動いた結果、頼まれごとや約束を忘れてしまうのもお調子者の特徴です。
特徴7.相手に意見を合わせる
お調子者は自分の意見を主張するよりもその場の空気を守ろうとします。
そのため、相手が何を言っても同調してしまう傾向にあります。
そして人が変わるとまた今度はそちらに同意してしまうのです。
特徴8.相手を笑わせるのが好き
相手を笑わせることが好きで、笑顔になってほしいと思っています。
自分の行動で相手が笑ってくれるのが嬉しくて、お調子者を続けているのです。
特徴9.人に頼るのが上手
誰とでも気軽に接し、上手に頼み事をします。
自分にはできないと思ったことは、誰かに甘えることができるのです。
気軽に誰かを頼れるという部分はお調子者の長所と言えます。
特徴10.楽しければよいと思っている
お調子者にとって大切なのは、その場が楽しいかどうかです。
暗い雰囲気は苦手で、何とか明るくしようとします。
場合によっては「空気が読めない人」と思われてしまうこともあります。
特徴11.真面目でいるのが苦手
お調子者は真面目でいるのが苦手です。
静かにしなければならない場面や、真面目に話を聞かなければいけない場面でもついついふざけてしまいます。
お調子者にとって真剣な雰囲気はとても苦痛なのです。
特徴12.承認欲求が強い
承認欲求が強く、みんなに認められたいと思っています。
いつも自分が輪の中心にいて注目を集めたいのです。
しかしその承認欲求の強さが悪目立ちに繋がることもあります。
特徴13.繊細な面がある
実は相手の気持ちの変化に気付きやすい繊細な部分を持っています。
いつも明るいので本音を知ることが難しく、本人も真面目さをあえて隠している場合があるのです。
特徴14.弱みを見せたくない
弱みを見せたくなくて、あえてお調子者を演じている人もいます。
本人の内面は、周りに見せている顔とは別物なのです。
自分の弱さを知られるのが怖くて、明るく振る舞い隠しているのです。
特徴15.予測不可能な行動をする
周りが予測できないような行動をするのも、お調子者の特徴です。
天真爛漫で思いついたことをすぐ行動に移します。
周囲からしたら突拍子もないことですが、本人にとっては意味のある行動なのかもしれません。
特徴16.できない約束をしてしまう
後先を考えずに何でも同意してしまうので、できない約束でも簡単にしてしまいます。
そしてその約束を守れなくてもあまり反省することがありません。
楽観的すぎる態度は周りの反感を買うことがあります。
特徴17.小さな嘘をつく
お調子者は場の雰囲気が崩れるのを嫌います。
そのため、小さな嘘を重ねることがあります。
もし嘘だとバレて誰かを怒らせることになっても、とりあえずその場の空気を重視したいのです。
特徴18.自分の言ったことを覚えていない
その場を盛り上げるために思いつきで話す人が多いです。
そのため、自分が言ったことを覚えていません。
周りが「言った」と証言しても、本人に記憶がないので「言っていない」と主張することもあります。
特徴19.気持ちの切り替えが早い
失敗してもくよくよせずすぐに気持ちを切り替えます。
失恋などで落ち込んでも、いつまでも悩んだりしません。
しかし失敗から学ぶことはしないので、何度も同じ失敗を繰り返すことが多いです。
特徴20.相談されるのが苦手
真面目な雰囲気で相談されるのは苦手です。
楽しさ重視のお調子者はついついふざけてしまいがちです。
明るいのが取り柄なので、深刻な相談事は苦手分野なのです。
特徴21.目上の人から可愛がられる
いつも明るくて愛嬌があるので、目上の人から可愛がられます。
ノリもよいため基本的には誘いを断りません。
このような性格が「愛されキャラ」を作っているのです。
特徴22.じっくり向き合うのが苦手
お調子者はトラブルなどが起こった時にじっくり向き合うのが苦手です。
ついつい目を背け、楽な方に逃げようとしてしまいます。
自分の短所についても同じで、見て見ぬふりをしようとします。
お調子者は性格一覧にも掲載されています