頑固な人とは?14個の特徴で具体的に意味や行動を解説。
頑固の意味と、頑固な人の特徴を解説します。
頑固の意味
「頑固」とは、自分が決めたこと、思っていることに対して意見を変えず、かたくなであることを指す言葉です。
頑固にはプラスの面もありますが、「頑固な人」というと大概はマイナス面を指す言葉として使用されます。
頑固な人の特徴
特徴1.融通が利かない
融通が利かない人は、とても頑固ですし考え方が偏っていることがほとんどです。
柔軟性がなく人の意見を聞き入れないので、周りは迷惑をこうむってしまうことが多いでしょう。
特徴2.相手に押し付け、説教してしまう
間違ったことが嫌いで正しいことをしようといつも心がけている。それ自体はとても素晴らしいことです。
でも、融通がきかない人は自分がルールを守ることだけではなく、人にもルールを守ることを強要します。
特徴3.こだわりが強い
こだわりが強いのも、それ自体は本当は悪いことではありません。
ただ、こだわりが強すぎてそれに執着してしまい、他の人にもそのこだわりを押し付けてしまう、間違ったこだわりを持ち続けてしまうというケースもあります。
特徴4.変化を嫌う
新しいことを学びたくないので、なにか変化があることを嫌います。
今と違う環境になることが、なぜか今より悪い環境になると思い込んでしまうのです。
今より良い環境になるかもしれないし、そうしようとして動いていることでも、変化することを嫌って反対してしまいます。
特徴5.他人を敵視し、見下す
自分が正解だと思い込んでいるために、意見が違う他人を敵視したり見下す傾向があります。
特徴6.プライドが高い
頑固な人は、プライドが高いとも言えます。
自分に自信があってプライドが高く、自分の考え方や意見に絶大な自信を持っているわけです。
本当なら、実力のある素晴らしい人ほど人の話は聞くものです。
特徴7.自信家
自信を持つことは素晴らしいことです。
ただ、先ほどもご紹介したように『実るほど頭を垂れる稲穂かな』であって、自信を持つことと人の話を聞かないことはけっしてイコールではありません。
それにもかかわらず、頑固な人は我が道を行きます。
周りの意見にはまったく耳を貸しません。
特徴8.自分が好き
自己主張が強い、自分に自信がある、これらはすなわち、自分のことが大好きということです。
自分のことが好きなのは悪いことではないのですが、頑固な人の場合は周りに迷惑をかけるのが問題なのです。
特徴9.共感性が低い
共感性は基本的に本能として備わっているものです。頑固な人だと共感性が低い場合があります。
特徴10.意地になりやすい
自分の間違いを認めないですし、プライドが高いものですから、いざ周りの人から間違いを指摘されて自分でも「これは確かに自分が間違っているのかもしれない」と自覚したとしても、おいそれと「確かにそうだけね。自分が間違っていた。失礼しました」などと言えるような性格はしていません。
特徴11.他責にする
どうしても間違っていないことにはできない、誰がどう見ても間違いが歴然の状況になって言い逃れできない時でも、自分の間違いだとはどうしても認められません。
特徴12.成功体験がある場合もある
昔の自分の成功体験があるからこそ、同じやり方であったり、自分が考えることが正しいと思ってしまう人もいます。
特徴13.頭や心が疲れている
心に余裕がなければ人に優しくすることも難しくなってくるでしょう。
相手のことを考えて思いやったり共感したりすることができません。
意見を聞く余裕もないですし、融通をきかせることもできません。
怒りやすくなったり、ものにあたったりもしてしまうでしょうし、物覚えも悪くなります。
特徴14.年齢を重ねるほど頑固な人が多い。特にお年寄りなど。
年齢を重ねていくと脳の老化もだんだんと進んでいき、新しい考えを受け入れることが出来にくくなります。
頑固に類似の言葉
固定観念に囚われている
固定観念とは、考え方が凝り固まっていて、他の人の意見を聞いたり周りの状況が変わったらそれに合わせたりということしないことを言います。
自分の考えが間違っていると明らかになったり、他の人から説明や説得をされたりしても一向に話を聞こうとせず、自分の考えを訂正することがありません。
頑固は性格一覧の記事にも収録中