holy shitの意味と使い方・例文・同義語
holy shitの意味
”holy shit" とは、「なんてことだ」「ちくしょう」「嘘でしょ?」「やばい」などを意味します。
予想していなかったことが目の前で起こった時や驚いた時などに口を衝いて出る言葉で、日常会話などではもちろん、ドラマや映画の中でも頻繁に使われます。
カジュアルな表現ですがあまり品の良い言葉ではないので、使って良い場面・いけない場面は冷静に判断した方が良いでしょう。
holy shitの例文・使い方
ここからは、”holy shit" を使った例文を具体的に見ながらその使い方を確認していきます。
例文1.『Holy shit! I forget my homework.』
「しまった。宿題を忘れてしまった」という意味の例文です。
"Holy shit!" と単体だけで使うのはもちろん、このように後から何があったのかを付け足して使うことも多いです。
例文2.『Holy shit! I overslept. Why didn't you wake me up?』
この例文は「どうしよう、寝坊した。どうして起こしてくれなかったの?」という意味で、"overslept" は「寝坊する」を意味する "oversleep" の過去形・過去分詞系です。
"Why didn't you wake me up?(どうして起こしてくれなかったの?)" は海外でも共通してよく使われる表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
例文3.『Holy shit. I spilled soy sauce on my shirt. 』『It will be difficult to remove that stain.』
「しまった。シャツにお醤油をこぼしてしまった」「そのシミを落とすのは難しいでしょうね」という意味の会話文です。
"spill" には「こぼす」以外にも「(不満などが)あふれる」「(秘密などを)漏らす」という意味があり、"I'd like to spill my thoughts.(私の考えをお伝えしたいのですが)" のように使うことができる単語です。
例文4.『Holy shit! We're stuck in the elevator! Is anybody there?』
「ちくしょう、エレベーターに閉じ込められたぞ!誰かいないのか?」という意味の例文です。
"be stuck in"は "be trapped" に言い換えても良いでしょう。
例文5.『Is this my birthday party!? Holy shit! I have never been happier!』
この例文は「私の誕生日パーティー?なんてことなの、すごく嬉しいわ」という意味です。
" I have never been happier." という表現は、直訳すると「これまでの人生で今以上に幸せなことはない」という意味で、「今現在この瞬間がとても幸せ」ということを表せます。
特別嬉しいことがあった時などに用いてみてはいかがでしょうか。
例文6.『Holy shit. That’s great!』
「なんだって?それはすごい」という意味の例文です。
映画「ショーシャンクの空に」でもこのセリフが出てくるので、そのストーリーを楽しみながらどのタイミングで使われているかを確認し、実際のニュアンスを掴み取りましょう。
例文7.『What a beautiful bouquet of roses! What? Is this for me? Holy shit! Thank you so much!』
この例文は「なんて綺麗なバラの花束なの。え?これは私に?なんてこと、本当にありがとう」という意味です。
「ありがとう」を意味する英語表現で一番定番なものとして "Thank you very much." や "Thank you so much." が挙げられますが、"Thank you very much." はフォーマルな場面で、"Thank you so much." はカジュアルな場面で使われる傾向にあります。
この例文で取り上げているシチュエーションはカジュアルな場面であると想定できるため、"Thank you so much." を使うことでより親しさを強調することができるでしょう。
例文8.『Holy shit, I lost my wallet! 』
「なんてことだ!お財布を失くしてしまった!」という意味の例文です。
このフレーズを使う日がくることのないよう、持ち物の携帯の仕方には日頃から十分注意を払っておく必要があります。
例文9.『I'm really sorry, sir. But this card is not valid.』『Holy shit.』
「お客様、申し訳ございませんがこちらのカードはご利用いただけません」「まじかよ」という意味の会話文です。
"valid" には「有効」「期限切れではない」などの意味があります。
例文10.『Holy shit, I have a high fever.』
この例文は「なんてことだ、高熱が出ている」という意味です。
"high fever" は「高熱」を意味する言葉なので、覚えておくといざという時に役立つでしょう。
holy shitの同義語
ここからは、”holy shit" の同義語を見ていきます。
holy cow
"holy cow" は直訳すると「聖なる牛」という意味ですが、こちらも ”holy shit" と同じ意味合いで使われる言葉です。
ヒンドゥー教において牛はとても神聖な生き物として扱われていますが、運転中牛と衝突しそうになった際に運転者が「聖なる牛を轢いてしまう」と驚いたあまり "holy cow" と叫んだことがきっかけでこの言葉が誕生したと言われています。
”holy shit" と比較してもまだ言葉の響きが綺麗なようですが、どちらかと言うと子どもが使う表現です。
holy crap
”holy shit" の同義語に "holy crap" という言葉が存在します。
どちらも意味合いにほとんど違いはありませんが、"holy crap" のほうが言葉として綺麗であるため公共の場でも使いやすいと言えます。
海外ではネイティブの型も日常会話の中で頻繁に使っているようなので、今後聞く機会もあるかもしれません。
bloody hell
あまり耳にしたことのない表現かもしれませんが、"bloody hell" も ”holy shit" と同じ意味を持ちます。
どちらかというとイギリスでよく使われる表現で、大人気の映画「ハリー・ポッター」のシリーズでも主人公 ハリーの友人 ロンが度々この "bloody hell" を口にしています。
字幕版で視聴する際にぜひ注意して耳を傾けてみてください。