ひよってるの意味とは?
ひよってるの意味
ひよってるとは、怖気づいたり弱気になっているという意味の言葉です。
思わずひるんでしまうようなものに遭遇した時などに使われます。
関連用語
ひよってるの類語
ひよってるの類語としては、「ひるむ」「及び腰になる」「恐れている」などが挙げられます。
富山県や広島県の方言ではないかと言われることもありますが、若者言葉の「ひよってる」は方言ではありません。
ひよってるの元ネタ
ひよってるという言葉は、アニメ・漫画「東京リベンジャーズ」の登場人物 佐野万次郎のセリフ「ひよってるやついる?」が元になりました。
漫画では第2巻11話で、アニメではシーズン1の第5話でこのセリフを佐野万次郎が口にしています。
ひよってるは流行語にもなった
この「ひよってるやついる?」という言葉は「JC・JK流行語大賞2021上半期」のコトバ部門第3位にランクインしました。
TikTokでは、この「ひよってるやついる?」というセリフを元に様々なアレンジをした動画をアップするのが流行しており、いまだに人気を博しています。
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ひよってるの使い方
ここからは、ひよってるという言葉の使い方について例文を見ながら確認していきます。
例文1.『慎重に比較検討していたらひよってると言われた。』
この例文では、ひよってるが「弱気になってる」といった意味合いで使われています。
物事についてきちんと調べ比較検討しているとそれをからかって馬鹿にしてくるような人もいますが、まさにそのようなニュアンスでこの「ひよってる」を使っていると考えられます。
例文2.『明日は面接なので少しひよってる。』
このひよってるは「怖気づいている」という意味合いで使われています。
面接の前日というのはとても緊張して及び腰になりがちですが、ひよるのではなく自信を持って臨むようにしましょう。
例文3.『このカップ麺はとにかく辛いと話題なのでひよってる。』
このひよってるは、「ビビってる」と同じ意味合いです。
最近では韓国のインスタントラーメンなども人気ですが、本格的な辛さなので食べる際に少し躊躇してしまうという人も多いです。
そのような時に「ひよってる」を使ってこのように言い表すのも良いでしょう。
ひよりやすい人の特徴
ここでは、ひよりやすい人の特徴を簡単にご紹介します。
特徴1.何事に対しても慎重
ひよりやすい人は、物事に対してとても慎重な一面があります。
どのようなリスクがあるか、そのリスクを回避することは可能なのかなどを常に考えてしまいます。
予想外の出来事が起きたとしてもきちんと対処したいという気持ちが、無意識に慎重にさせるのかもしれません。
特徴2.謙虚
ひよりやすい人には謙虚な人が多いので、自己主張もあまり強くありません。
一人だけ目立つような言動は集団の輪を乱す可能性が高いと判断することが多いので、周囲の人の話を聞いたりサポートする側に回ることがほとんどです。
しかし、普段一歩下がって調和を意識しているからこその意見を聞きたい人もたくさんいると考えられるので、たまには自分の意見を言ってみるのも良いでしょう。
特徴3.想像力豊か
想像力が豊かというのも、ひよりやすい人の特徴です。
先ほども述べた通り、ひよりやすい人は常に物事のリスクなどを慎重に考えます。
それは言い換えればとても想像力が豊かということで、その想像力のおかげで自分だけでなく周囲の人も事前に危険を回避できていると言えます。
ひよらずに行動するためのコツ
ここからは、ひよらずに行動するためのコツをご紹介していきます。
コツ1.失敗は悪いことではないと知る
ひよってしまう原因の一つとして、「失敗したらどうしよう」と考えてしまうことが挙げられます。
しかし「失敗は成功のもと」という言葉があるように、失敗をしなければ分からないことや得られないものも世の中にはたくさんあります。
責任感の強さから失敗を恐れひよってしまうのかもしれませんが、失敗をしたとしてもそれは経験値が上がったということです。
プラスに考えて失敗を必要以上に恐れないようにしましょう。
コツ2.ハードルを少し下げる
目標を立てたらそれに対してどのようにアプローチしていくかを決める人は多いと思いますが、目標達成に向けての一つ一つのハードルが高いと、ひよってしまい結局行動に移すことができません。
少し頑張れば乗り越えられる程度のハードルを設定するためにやらなければいけないことを細分化し、ハードルを少し下げてみましょう。
一つ一つのハードルをきちんと達成することができれば、それが自分に対する自信となりひよることも少なくなるかもしれません。
コツ3.とりあえず挑戦するよう意識する
初めてのことに挑戦するというのは、誰しもやはり怖いものです。
できれば避けて通りたいと思うことも多いですが、挑戦しなければ成長はそこで止まってしまいます。
やるかやらないか悩んだらとりあえずやってみるというのを徹底すると、物事に対する経験値が上がるだけでなく心にも余裕が出てきます。
今挑戦すべきか悩んでいることがあるのであれば、思い切って挑戦してみましょう。