nmmn(なまもの)の意味とは?
nmmn(なまもの)の意味
nmmnとは、俳優・アイドル・映画など架空のキャラクターではなく現実で生きている人間を題材に二次創作などをすることを意味する言葉で、読み方は「なまもの」です。
実在の人物を題材にしているため、二次創作作品を投稿・閲覧する際には細心の注意を払わなければならないとされています。
nmmnはこちらの一覧にも収録されています。
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BL用語クイズ
nmmnの類語
nmmnの類語として、「ナマモノ」「RPS」などが挙げられます。
「ナマモノ」は「nmmn」をそのままカタカナ表記にしただけのもので、「RPS」は「Real Person Slash」の略で実在する人物の二次創作を意味する言葉です。
元々この「RPS」は海外でのnmmnにあたる言葉ですが、近年ではやや古い言葉として扱われています。
RPSについて詳しくはこちら
最近では「RPF (Real Person Fiction)」と呼ばれているようなので、併せて覚えておきましょう。
nmmnの類義語
nmmnの類義語としてhnnmが挙げられ、読み方は「半生」です。
2.5次元のことを意味しますが、この2.5次元とは漫画・アニメ・ゲームなどの二次元と実世界の三次元の間の世界のことで、本来は二次元の世界でしか存在し得ないキャラクターを俳優が演じることで三次元に存在させることも2.5次元と言います。
最近では「ハイキュー!!」や「テニスの王子様」などのミュージカルもとても人気で、各キャラクターを演じる俳優も「2.5次元俳優」として話題を呼んでいます。
nmmnとhnnmはどう違う?
2.5次元とは言え実在する俳優がキャラクターを演じているためnmmnとの違いが分かりづらいですが、hnnmは俳優が演じるキャラクターや登場人物が対象になる一方で、nmmnは俳優やアイドルなどその人物が対象となります。
二次創作がnmmnかhnnmかによって、気をつけなればいけないルールなども微妙に異なるようです。
nmmnのルールとは
アニメ・漫画・ゲームの二次創作に関してはある程度のことは許容されていますが、nmmnはあくまでも実在する人物を題材とするため、アニメ・漫画・ゲームの二次創作作品と比べて規制が厳しいです。
同人活動をしていないファンの目に触れることがあれば、その人物のイメージが壊れてしまいかねないので以下のような暗黙のルールが存在します。
本人、関係者、その他のファン、三次元の同人を知らない人の目に触れることのないようにする
ウェブ上で検索した時に検索にかからないようにし、必ず検索避けする
nmmn専用のSNSは必ず鍵アカウントにし、きちんと伏字などを使う
nmmn専用のSNSアカウントで公式アカウントや関連するアカウントをフォローしない
nmmnと呼ばれる作品などを公の場で閲覧したり拡散しない など
これらのルールを無視してしまうと、名誉棄損・業務妨害・信用毀損などの罪に問われることがあります。
nmmnを扱うSNSアカウントやサイトで使われる略字や文言
nmmnを好まない人が計らずも目にしてしまわないように、nmmnを扱うSNSアカウントやサイトにはアカウント・サイト内容の概要について言及する「注意喚起」と一緒に「J禁」「P禁」といった文言がよく記載されています。
「J禁」はジャニーズ事務所関係者閲覧禁止を、「P禁」は一般人(二次創作・ボーイズラブなどに興味がない人)閲覧禁止をそれぞれ意味します。
これらの文言を「注意喚起」と一緒に記載しておくと、nmmnを好む人以外がアカウントやサイトを閲覧することを避けられます。
また三次元同人作品が多く存在している人であれば、その人を暗に示す伏字・タグも存在しているようです。
大体の場合ひらがな・カタカナではなくローマ字の頭文字を取ったものが伏字として使われているので、実名ではなくそれらを使用するよう心がけましょう。
nmmnの危険性
先にも述べた通り、nmmnの作品を登校・閲覧するにあたりルールをきちんと守らないと、本人・関係者・その他のファン・三次元の同人を知らない人の目に触れたり、最悪の場合罰せられます。
万が一本人やその他のファンがその三次元同人作品の存在や内容を知ってしまった場合、本人を深く傷つけてしまう可能性が高いことは言わずもがなですが、三次元同人作品が存在しているとしてネット掲示板に書き込まれたり、第三者によって所属事務所にその三次元同人作品を郵送されるということも過去に実際に起きています。
nmmnが好きな人同士で楽しむ分には良いですが、このようなリスクがあることを念頭に置くようにしましょう。
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