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メタいの意味とは?

最終更新日: 2022年6月14日 (公開日: 2022年6月14日)

メタいの意味

「メタい」とは、映画やアニメ、舞台などの作中で登場人物が視聴者や観客に向かってセリフを発する表現方法のことを意味します。

つまりその作品の登場人物であるにも関わらず、俯瞰的な目線で話しているということです。

この「メタい」発言は最近の作品の中で非常に多く取り入れられているので、気づかずに何気なく見ていることもあります。

例えば「来週のストーリーは…」と登場人物が予告したり、作品の中で作者や作品自体をイジったりすることも「メタい」発言となります。

こうした「メタい」発言は総じて「メタ発言」と呼ばれています。

メタいの元ネタと語源

メタいの語源は、古代ギリシャ語の「メタ」という言葉です。

「メタ」のもともとの意味は「後に」です。それが次第に変化し、「高次の」「〜を超越した」という意味に変化しました。

アニメやドラマで例えるならば、キャラクターや役者が世界観の中の次元を超越して視聴者に語りかけるということから、「メタい」「メタ発言」という言葉が生まれたと言われています。

もともとはインターネットスラングとして使用されていましたが、最近ではSNSの普及とともにSNS上や実際の会話でも使用されるようになってきました。

メタ発言を取り入れることの効果

メタ発言は、本来であれば作品の世界観の中に存在しないはずの視聴者に語りかけるという斬新な表現方法です。

しかしこのメタ発言をうまく取り入れることによって、視聴者は「この話は架空のもである」ということを自覚することができます。

また、世界観を超えて作品をイジったり裏話を付け加えることで、見る人に新鮮さを与えてくれます。

メタ発言はギャグ要素としても取り入れられることが多く、制作側しか知り得ない情報などを提供してくれたりするので、視聴者に喜ばれることもあります。

メタ発言は賛否両論?

メタ発言は作品に様々な効果をもたらしますが、視聴者の意見としては賛否両論あるのが事実です。

賛成意見、反対意見どちらについても見ていきます。

賛成意見

賛成意見としては、「登場人物が語りかけてくることで、自分と作品が近くに感じる」「作者の意図や裏話が知れて楽しい」「作品がさらに盛り上がる」などが挙げられます。

登場人物と自分を近い存在だと感じたり、メタ発言によって制作の裏話を聞くことができたりするため、「メタい」作品が好きという意見が多くあります。

反対意見

逆に反対意見としては、「作品の世界に浸りたいのに現実に戻されてしまう」「メタ発言が多いと話に集中できない」などが挙げられます。

効果的にメタ発言を取り入れている作品であればよいのですが、あまりに多用してしまうと世界観を壊す、飽きてしまうなど逆効果を与えるとになりそうです。

メタいの使用例

次にメタいの使用例についてご紹介していきます。

使用例1.「今日の◯◯、メタい発言多いね。」

作品の中の登場人物が「メタい」発言をする回数が多かった時の使用例です。

普段何気なく見ている作品でも、「メタ発言」が多く取り入れられていることがあります。

何度も見ている作品でも、「メタ発言」を探すという目的で見直してみるのも面白いかも知れません。

使用例2.「あのメタいセリフ、アドリブらしいけど大丈夫なのかな?」

長期のアニメなどで制作チームと声優陣に信頼関係がある場合は、声優が作中でアドリブを使用することがあります。

時にはそのアドリブの中で声優が登場人物や作品、作者の裏話や小ネタを話すこともあります。

「そんなことまで言って大丈夫?」と視聴者が不安になるほどのネタやギャグもあり、作品への愛と製作者側との信頼関係が伺えます。

メタい作品の代表例

最後にメタい作品の代表例をご紹介します。

作品① ポプテピピック

『ポプテピピック』は1回が2部構成でできているアニメ作品です。

前半と後半は同じ内容ですが、声優が変わり、豪華なメンバーを集めていることでも話題となりました。

『ポプテピピック』はメタ発言や他の作品のパロディを多用しており、独特の世界を作り上げています。

メタ発言に慣れていない人は「意味が分からない」と感じてしまうかも知れません。

また、アニメーション作品であるにも関わらず実写の人物が登場したりと、次元を超えた演出が人気となっています。

作品② 銀魂

こちらもメタ発言を多く取り入れた作品です。ポプテピピックと同じように多作品のパロディも多く見られます。

『銀魂』では、登場人物が監督に対してツッコミを入れたり暴言を吐いたり、設定に文句を言ったりするセリフがあります。

また、作中で声優が他の声優をイジるなど斬新なメタ発言が視聴者の注目を集めています。

作品③ ドラえもん

誰もが一度は漫画を読んだりアニメを見たりしたことがある『ドラえもん』にも、メタ発言が多く見られます。

アニメは子供向けに作られている話が多いですが、原作の漫画には特にメタ発言が多いのです。

漫画の中でのドラえもんは、アニメのキャラクターよりも毒舌です。ストーリーに対してや作者に対してツッコミを入れたり、「漫画のページ数が少ないから急がなくては」などの発言をしています。

アニメしか見たことがない、という人は漫画も覗いてみると、ドラえもんの印象が変わるかも知れません。