rpsの意味とは?
rpsの意味
rpsとは、芸能人・著名人・アイドルなど実在する人物が題材の二次創作作品のことを意味する言葉で、読み方はそのまま「アールピーエス」です。
主に海外で使われる言葉として有名です。
rpsはこちらの一覧にも収録されています。
rpsの語源・由来
rpsは"Real Person Slash”の頭文字を一つずつ取ってできた略語です。
特にボーイズラブ作品や二次創作において、日本ではカップリングを表す際に「×」が使われますが、海外ではその代わりに「/」が使われているため、"Real Person Slash”という呼び名になりました。
rpsの類語
rpsの類語として、「nmmn」「ナマモノ」「RPF」などが挙げられます。
「nmmn」は「生もの」と読み、「ナマモノ」とは表記の仕方が違うだけで同じ意味合いです。
また「RPF」は"Real Person Fiction"の略語で、最近の海外ではrpsよりもこちらのほうが使われる機会が多くなってきたようです。
nmmnについて詳しくはこちら
rpsのルール
rpsは、基本的に本人・関係者・その他のファンの目に触れることがないよう隠すことが暗黙のルールとされています。
「rps専用のSNSなどは必ず鍵アカウントにし、公式アカウント・その他関連アカウントはフォローしない」「名前や用語などは必ず伏字を使う」「公の場で閲覧したり拡散するようなことは絶対にしない」「必ず検索避けする」などの様々なルールが設けられており、これらのルールを守らずに実在する人物の二次創作作品を投稿・閲覧すると最悪の場合処罰の対象となるとされています。
rpsをこれほどまでに隠さなければいけないのは、本人・関係者・その他のファン・三次元同人作品の存在を知らない人の目に万が一触れてしまった場合、以下の恐れがあるからです。
本人や関係者を深く傷つける
本人のイメージを著しく損なう
第三者が面白半分で本人・関係者にその二次創作作品を送り付ける可能性がある
本人とその作品内容についてネット掲示板に書き込まれ、誹謗中傷に発展する恐れがある
本人に関する事実無根のうわさが流れる
rpsに良い印象を持っていない人から非難を受ける可能性がある など
アニメ・漫画・ゲームなどを題材にした二次創作とは違って、rpsは実在する人物を題材にした二次創作作品であるため、注意しなければいけないことがたくさんあります。
しかしこれらをきちんと守らないと、今までずっと応援してきた本人を傷つけてしま事になりかねません。
節度を持って楽しむようにしましょう。
rpsの問題
近年、このrpsが韓国で問題になっています。
韓国でも男性アイドルを題材にしたrpsは人気があるようですが、最近ではそれが広く拡散されるようになり、著名人も苦言を呈す状況に陥っています。
「一種のデジタル犯罪なので処罰すべき」という声もたくさん集まっており、2021年1月時点で約16万人以上もの人がこの意見に賛同しているようです。
しかし、表現の自由やその他の犯罪問題に対する政府・警察の態度に疑問の声をあげる人も多く、現時点ではまだ解決したとは言えないのが実情です。
rpsを使った例文
ここからは、rpsを使った例文を具体的にご紹介していきます。
例文1.『きちんとルールを守った上でrps作品を楽しんでいる。』
rps作品を投稿・閲覧するのであれば、暗黙の了解として存在しているルールをきちんと守る必要があります。
rps作品に興味があってこれから楽しみたいと考えている方は、きちんとルールを確認し節度を持って楽しむようにしましょう。
例文2.『rpsは絶対に本人や他のファンの目に入らないようにしなければならない。』
rpsを楽しむ上で一番守らなければいけないことの一つですが、本人・関係者・その他のファンなどの目には絶対に触れないようにしましょう。
例文3.『今更ながらrpsにハマってしまった。』
これはネット上でよく見かける文言ですが、これまでにrpsに興味がなかった人も時にはrpsにハマってしまうことがあります。
これまではrpsに興味がなかったという人もある日何かをきっかけにハマってしまうということはあるので、そのような時にこのフレーズを使うことがあるかもしれません。
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