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ドイツの国旗。由来や似ている国の国旗も

(公開日: 2022年9月15日)

ドイツの国旗

ドイツの国旗は黒・赤・金の3色から構成される3色旗で、「シュワルツ・ロット・ゴルト」と呼ばれ親しまれています。

金色は黄色に間違われてしまいがちですが、実は金色であることが1848年3月9日に正式に決められています。

あまり知られていない事実ですが、知識としてぜひ知っておきましょう。

ドイツの国旗の由来

ドイツの国旗は上から黒・赤・金の3色が並んでいますが、一般的に黒は勤勉・力を、赤は情熱・自由を、金は名誉・真理・祖国を表しています。

この色味の由来に定まったものは特にありませんが、1813年に始まったナポレオン軍との戦いで活躍した学生義勇軍の軍服がもとになっているというのが最も有力な説として唱えられていて、この場合黒はマントを、赤は肩章を、金はボタンを表しています。

またその一方で、962年~1806年まで存在していた多民族国家の神聖ローマ帝国の紋章に基づいて作成されているという見解も存在します。

ドイツの国旗はいつから使われているか

現在のデザインの国旗が正式に制定されたのは、1949年5月23日のことです。

このデザインになる以前は、黄色地に黒い双頭の鷲のデザインのものや緑・白・青の3色旗、黒・黄の2色旗などのデザインのものがありました。

実は今のデザインの旗はまだドイツ連邦だった頃(1848年頃)に初めて登場し、その後国旗のデザインが変わっても、この黒・赤・金のデザインは国旗の左上などに度々入れられるようになりました。

ドイツの国旗に似ている他の国旗

最後に、ドイツの国旗に似ている他の国の国旗をご紹介していきます。ここに掲載している以外の国旗は「世界の国旗一覧」をご覧ください。

ベルギーの国旗

ベルギーの国旗は、左から黒・黄・赤で構成される3色旗です。

縦に並んでいるか・横に並んでいるか、金色か黄色かという違いはありますがその色味はとてもよく似ているので、一瞬ドイツの国旗と見間違ってしまいます。

実はこのベルギーの国旗はフランスの国旗を参考に作られたもので、中世のベルギーに存在したというブラバント公国の紋章がそのデザインの元となっています。

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