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スペインの国旗。由来や似ている国の国旗も

(公開日: 2022年9月21日)

スペインの国旗

スペインの国旗は赤・黄・国章から成り立ちます。

血と金の旗」と呼ばれていて、スペイン語では "la Rojigualda(ラ・ロヒワラ)" という愛称で国民から愛されています。

"la Rojigualda" は 赤とホザキモクセイソウを意味しており、このホザキモクセイソウとは黄色の染料としてヨーロッパなどで昔から使われている植物です。

ホザキモクセイソウを元に作られる染料の色はウェルド・イエローと言って、スペインの国旗に用いられている黄色は厳密に言うとこのウェルド・イエロー色。

国旗の色味にもその土地の特色が表れていると思うと、とても興味深いと言えます。

スペインの国旗の由来

スペインの国旗は主に赤・黄・国章から成り立ちます。

赤は犠牲となった血を、黄色は豊かな国土・富をそれぞれ象徴していますが、黄色には6世紀頃フランス南部~イベリア半島周辺にあったとされる西ゴート王国の王の勇敢さという意味合いも含まれていると言われています。

国旗にも描かれている国章は何を表している?

国旗の中央左に描かれている国章は、スペインの歴代の王国の紋章などから成り立っています。

それぞれどの王国の紋章だったのか、何を表しているのかを確認しておきましょう。

  • ①:スペイン王の王冠

  • ②:神聖ローマ皇帝でスペイン王だったカルロス1世の王冠

  • ③:ヘラクレスの柱(左右合わせて)

  • ④:カスティーリャ王国の紋章

  • ⑤:レオン王国の紋章

  • ⑥:アラゴン王国の紋章

  • ⑦:ブルボン家の紋章

  • ⑧:ナバラ王国の紋章

  • ⑨:グラナダ王国の紋章

また、ヘラクレスの端には「PLVS VLTRA」という文字がありますが、これは「より彼方へ」という意味です。

つい赤と黄の部分に目が行きがちですが、国章に着目するだけでもスペインの長い歴史を感じることができます。

これらの紋章などについて更に細かく調べてみるととても面白いかもしれません。

スペインの国旗はいつから使われているか

現在のデザインが正式に国旗として制定されたのは、1981年12月19日のことです。

今現在用いられている国旗のように赤と黄色が初めて使われたのは1785年頃の国旗で、その頃は黄・赤・黄・赤・黄の順で上からストライプ柄になっているものでした。

その後すぐに現在のような赤・黄・赤のストライプをベースに国章(当時はカスティーリャ王国・レオン王国の紋章のみ組み合わさったもの、またはそれらにスペイン王の王冠が加わったもの)が入ったものになり、徐々に現在の形になっていきました。

スペインの国旗に似ている他の国旗

最後に、スペインの国旗に似ている他の国の国旗をご紹介します。ここに掲載している以外の国旗は「世界の国旗一覧」をご覧ください。

ボリビアの国旗

ボリビアの国旗はスペインの国旗とは色味なども異なりますが、構成はとてもよく似ています。

赤・黄・緑に中央には国章が入っていて、赤は動物資源・戦争の際に流れた血・犠牲、黄色は鉱物資源、緑は植物資源をそれぞれ表しています。

また中央の国章は、盾・マスケット銃・カノン砲・月桂樹・アンデスコンドルから成り立ちます。

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