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オーストラリアの国旗。由来や似ている国の国旗も

(公開日: 2022年9月14日)

オーストラリアの国旗

オーストラリアの国旗はその鮮やかな青と七綾星、ユニオンジャックが印象的ですが、現在のこのデザインになるまでの道のりはまさに紆余曲折でした。

白地に赤の十字線とユニオンジャックが入ったもの、青地に十字線と八芒星が入ったものなどその種類は様々。

現在の国旗が制定される以前は、約100年間イギリスのユニオンジャックが掲げられていたこともあったようです。

オーストラリアの国旗の由来

オーストラリアの国旗は、主にユニオンジャック、大きい七芒星(左下の星のこと)、小さい七芒星・五芒星(右側にある5つの星のこと)から構成されています。

左下にある大きな七芒星は連邦とオーストラリアの6つの州を、右側にある七芒星・五芒星は南十字星を表していてオーストラリアが南半球にあることを意味します。

そして一番目が行きやすいユニオンジャックは、イギリスとの歴史的繋がりを表すとともにイギリス連邦を象徴しています。

イギリス連邦とは、イギリス及び旧イギリス植民地から独立した国々約54ヵ国が加盟する連合体のことです。

自国の国旗にこのユニオンジャックを取り入れている国は、イギリス連邦の加盟国の可能性が高いと言えるでしょう。

オーストラリアの国旗はいつから使われているか

現在のオーストラリアの国旗が正式に制定されたのは、1903年2月11日のことでした。

1901年1月1日にオーストラリア連邦が誕生した際に、政府が国旗のデザインのコンテストを開催したところ32,000通以上もの応募があり、その中でも特に似たデザインだった5名の人の案を参考に旗が作成されました。

そしてその2年後の1903年、現在のオーストラリアの国旗がメルボルンで初めて掲げられたと言われています。

オーストラリアの国旗に似ている他の国旗

最後に、オーストラリアの国旗に似た他の国旗をご紹介します。ここに掲載している以外の国旗は「世界の国旗一覧」をご覧ください。

ニュージーランドの国旗

ニュージーランドの国旗は、オーストラリアの国旗に酷似していることで有名です。

鮮やかな青がベースで同じ位置にユニオンジャックが入っているため混乱してしまいそうになりますが、白く縁取られた赤い星(南十字星)が4つ描かれているという点をきちんと覚えておけばオーストラリアの国旗と見分けることができるでしょう。

ベースとなっている青は海と空を、南十字星は南太平洋に位置していることをそれぞれ表しています。

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