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漢数字一覧。算用数字との使い分け方や表記ルールについても解説

(公開日: 2023年2月24日)

漢数字とは

漢数字とは、数を表すために用いる漢字のことで中国から伝来しました。たとえば、一・二・三・四・五のようなものです。

壱・弐・参と書く場合がありますがこちらは漢数字の中でも「大字」というもので、金額などの改ざんを防ぐために用いられます。

漢数字と算用数字の違いや使い分け方は?

算用数字とは筆算に用いる数字のことで、アラビア数字とも呼ばれています。

漢数字と算用数字についてはその使い分け方に悩んでしまいがち。ここで簡単に確認しておきましょう。

  • 横書きの場合は算用数字を、縦書きの場合は漢数字を使う。

  • 他の数字を当てはめても語句が成り立つ場合は算用数字を使う。成り立たない場合は漢数字を使う。

    (例:「1冊の本を買った」は算用数字が使えるが、「一戸建ての家に住んでいる」は他の数字に置き換えられないため漢数字を使う)

  • 数量・順序は算用数字を使う。「一番」「一人前」「七福神」など、語句を形成している要素である場合は漢数字を使う。

  • ことわざ・慣用句・熟語内・固有名詞・地名では漢数字を使う。

  • 4桁の数字までは算用数字を使う。それ以上の桁数になるばあいは漢数字も併せて使う。

漢数字の表記ルール

漢数字・算用数字の基本的な使い分け方については上記で解説しましたが、ここでは漢数字のより細かな表記ルールについてご紹介します。

  • 日付を書く場合は「十」は使えるが、住所を書く場合は「十」「百」などは使わない。

    (例:住所で10と書く場合は「一〇」と書く)

  • 「ひとつひとつ」「ひとりひとり」のように同じ数を繰り返す場合、「一つ一つ」「一人一人」のように表記しても問題ないが、読みやすさという観点から「一つひとつ」「一人ひとり」のように表記する。

  • 日本では日にちを読む際に「ついたち」「ふつか」「みっか」「よっか」「いつか」のように読むが、このように日本古来の読み方をする際には「一日」「二日」「三日」「四日」「五日」と漢数字を使う。

漢数字の一覧

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十/一〇

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十一/一一

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十二/一二

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十三/一三

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十四/一四

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十五/一五

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十六/一六

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十七/一七

18

十八/一八

19

十九/一九

20

二十/二〇

100

百/一〇〇

1000

千/一〇〇〇

10000

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