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虚しい(むなしい)とは?意味や読み方、使い方・類語・解消法を解説

最終更新日: 2022年9月13日 (公開日: 2022年3月9日)

虚しいの意味とは?

「虚しい」は、一般的に「空虚である」「内容がない」「空っぽ」「無益である」という意味で使われます。

「悲しい」や「寂しい」と似ていますが、「悲しい」は「心が傷むこと、傷つくこと」を、寂しいは「満ち足りない、物足りないこと」をそれぞれ意味しており、「心が空っぽ、何もないこと」を表す「虚しい」とはやや異なったニュアンスを持ちます。

現代とさほど意味は変わりませんが、源氏物語や平家物語でも古語「むなし」が使われていることからも、古来から我々日本人に親しまれている言葉であることが分かりますね。

虚しいの読み方

「虚しい」は「むなしい」と読み、「空しい」も同じ読み方をします。

どちらも意味的にはほとんど同じですが、「虚しい」は中身がないことを、「空しい」は空っぽであることをそれぞれ意味しています。

文章に用いる際には、自分がより強調したい意味を持つほうを選択するとより良いかもしれませんね。

虚しいの使い方

では、具体的に「虚しい」はどのような使い方をするのでしょうか。

例文と一緒に確認していきましょう。

【使い方1】毎日働いてばかりで虚しい

この例文での「虚しい」は、「空虚である」の意味合いで使われており、「自分のやりたいことをして人生を楽しんでいる人を見たときに「自分は一体何をしているんだろう」という虚しさに襲われている場面が表されています。

仕事にやりがいを感じていなかったり、やりたくない仕事を続けている人は、このような虚しい気持ちになりやすいのかもしれません。

【使い方2】虚しい努力だった

この例文での「虚しい」は、「内容がない」「無益である」という意味合いで使われています。

虚しい努力とは「頑張ったのに結果が伴わなかった努力」のことで、努力したのに結果が出なかったことに対して虚しさを感じてしまうことを表し、「一人相撲」という言葉に言い換えることもできます。

全力を尽くしてきたのに、その努力が報われなかったときの虚しさは計り知れないものですよね。

【使い方3】母校が取り壊され虚しい

この例文では、「儚いこと」「空虚であること」に近い意味合いで「虚しい」が使われており、学生の頃通っていた学校が老朽化などで取り壊され、思い出の場所がなくなったことにより虚しさを感じていることが表現されています。

もう卒業してしまったとは言え、思い出に溢れた学校が取り壊されるというのは心に大きな穴を作ってしまいますね。

虚しいの類語

虚しいの類語として、「無駄」「儚い」などが挙げられます。

「無駄」は「役に立たない、無益なこと」、「儚い」は「甲斐がないこと、頼りないこと」をそれぞれ意味しており、「虚しい」という言葉が「無駄」「儚い」のどちらの意味合いも持っていることが分かります。

「無駄足」や「空虚」などの言葉も同じく虚しさを表現することができるので、自分の気持ちにぴったりの言葉をチョイスして使ってみてくださいね。

虚しいと感じる時

日々生きていれば、誰でも虚しいと感じる瞬間はあるものです。

努力が報われないとき、孤独を感じたとき、挫折したとき。何をやっても上手くいかず心に穴が開いたような気持ちになったときに、人は虚しさを感じることが多いです。

心理学では、意欲や感情の起伏がなくなった状態を指す「アパシー」としても研究されることも多く、虚しさが我々の心身に与える影響の大きさを感じさせます。

虚しい気持ちの解消法

虚しい気持ちは誰もが感じるものだと言っても、いつまでも虚しさを抱えていると気分も落ち込み何も手につきませんよね。

ここでは虚しい気持ちを解消するのに効果的な方法をご紹介していきます。

気持ちが乗らなくても、気持ちを切り替えるために少しずつ取り組んでみましょう。

【解消法1】熱中できることを見つける

虚しさを感じている時、何も手につかず気づいたら無駄な時間を過ごしていたという方も多いはず。

忙しい日々の中でたまには何もしない時間を過ごすということも心を休めるのに大切なことですが、何もしないからこそ嫌なことばかり考えてしまい更に虚しくなるという負のループに陥ることもあります。

そこで仕事や趣味に打ち込んだり、前から気になっていたことに思い切ってチャレンジしてみることで、毎日が充実して虚しさから解放されることができます。

最初はあまり気分が乗らなくても、やっているうちに人はどんどんのめり込んでいくもの。

虚しさを感じるときほど、自分から積極的に行動してみてくださいね。

【解消法2】自分を認めて受け入れる

普段から「私には何の才能もない」「何もできることがない」と無意識に思っていませんか?

周囲にいる人と自分を比べた時、他者と自分の能力差から虚しさを感じ自己嫌悪に陥るというのは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

しかし他者と自分をいつも比較していたら、永遠に虚しさから解放されないだけでなく、自分の心もどんどん傷つき荒んでいってしまいます。

自分には自分の良さが必ずあること、自分の存在は尊いものであることを信じ、「毎日とてもよく頑張っている」「こんなことができて本当にすごい」と自分自身に声をかけてみましょう。

「自分はダメな奴だ」と呪いをかけないで、優しい言葉をかけてあげてくださいね。

【解消法3】虚しい気持ちの原因を分析する

今感じている虚しさは、そもそも何が原因なのでしょうか。

虚しさを感じているときは、原因になったことから目をそらしていたいのが人間というもの。

しかしそこで、あえて虚しさの原因となったことときちんと向き合って分析し自分と対話することで、そもそもの原因や自分が本当はどうしたかったのかを知れるだけでなく、今後自分自身がどう行動するべきなのかヒントを得られます。

気持ちもきちんと整理されるので、虚しさもなくなって晴れやかな気持ちになるかもしれませんね。