差分の意味とは?
差分の意味
差分とはゲームに登場するキャラクターなどのちょっとした変化のことを意味する言葉で、読み方は「さぶん」です。
キャラクターの表情・衣装・セリフなど、ゲームを何度もプレイすることでやっと見ることができる差分もゲームには存在します。
差分の類語
差分の類語として、「変更点」「差異」などが挙げられます。
どちらも比較対象と比較した際に生じる差を表す時用いられるので、言い換え表現として知っておくと良いでしょう。
差分の英語表現
差分を英語で表現すると "difference" です。
"difference" は「違い」「差異」などの意味を持つ単語として知られており、二つのものを比較した時にどのように違うかを表す際に用いられることが多いです。
"diff" と省略されることも多いので、併せて覚えておきましょう。
ゲーム以外ではどんな時に差分が使われる?
数学
数学では、二つの項があった時一つの項からもう一つの項を引いた差のことを「差分」と言い、「階差」と呼ばれることもあります。
元々は数学で使われる言葉でしたが、徐々に今の意味合いで使われるようになりました。
また、「差分」を表す際に「Δ(デルタ)」という記号も使われる場面が度々あるので併せて覚えておきましょう。
デザイン
デザイン業界での「差分」とは、異なるタイプの図案という意味です。
色味や動きがやや変化したものを指す際に「差分」と言い表すことが多く、アニメーションの制作現場でもよく用いられます。
IT
IT業界においての「差分」とは、二つのものを比較した時に見受けられる差異のことです。
内容を訂正した際などはそれらの間にどのような「差分」があるのかを相手にきちんと示すことができるよう分かりやすく管理しておくことが大切ですが、これを「バージョン管理」と言います。
差分の使用例
ここからは、差分の具体的な使用例をご紹介します。
例文1.『キャラクターの様々な表情の差分イラストを描くのはなかなか楽しい作業だ。』
キャラクターの様々な差分を描いた絵のことを「差分イラスト」と言います。
目元・口元・眉の角度などを変えるだけで何通りも違うバージョンのイラストを制作することができるので、自分自身の表現力をも鍛えられる作業と言えます。
例文2.『何度もゲームをプレイした甲斐あって、全ての差分を回収することができた。』
主にゲームにおいてキャラクターの差分を全て見たいのであれば、何度もそのゲームをプレイする必要があります。
大変な作業ではありますが、全て回収できた際の達成感・満足感は実際にプレイした者でなければ得られないと言えます。