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冬の食べ物といえば?果物・野菜・食材・料理など旬を一覧で紹介

(公開日: 2023年1月14日)

冬の旬の食べ物を紹介します。果物・野菜・料理などカテゴリー別に分け解説しています。

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冬の食べ物(果物)

リンゴ

リンゴは大変多くの品種がある果物で、その種類は100種類前後と言われています。

夏頃に収穫されるものもありますが、主な旬は秋から冬にかけてです。

リンゴには有機酸が多く含まれているため、お腹の調子を整えたり乳酸を減らす働きがあります。

イチゴ

クリスマスシーズンに大活躍するいちごは、冬の代表的な果物です。

そのまま食べてもジャムなどに加工しても大変美味しく食べられます。

国内で収穫量が多いのは栃木県、福岡県、熊本県などです。

セイヨウナシ

セイヨウナシは日本のナシとは違い、上が細く下が丸い瓶のような形が特徴的です。

国内では山形県や新潟県などを中心に生産されていますが、その量は極めて少ないです。

収穫後2週間〜1ヶ月経つと食べ頃になりますので、多くの種類が秋から冬に旬を迎えます。

温州みかん

温州みかんは日本が原産のみかんです。

温州みかんの中にも多くの品種があり、収穫時期によって呼び名が変わります。

美味しい温州みかんが出回るのは、主に12月〜2月ごろです。

伊予柑

伊予柑は明治時代に山口県で発見されたと言われている日本産のみかんです。

主に愛媛県で生産されているので、旧国名の「伊予」を取って「伊予柑」と呼ばれています。

甘さと酸味があるので、生食だけでなくソースなどに加工することもできます。

柚子

柚子は日本でも古くから栽培され、親しまれてきました。

国内の主な産地は高知県や徳島県、愛媛県など比較的温暖な地域が多いです。

爽やかな香りが好まれ、日本料理に多く登場する果物です。

金柑

金柑が美味しく味わえる時期は1月〜3月ごろです。

生でも食べられますが、甘露煮やジャムにすることが多い果物です。

ビタミンCが多く含まれているため、風邪をひきやすい冬にピッタリの食材です。

日向夏

日向夏は柚子の突然変異種として宮崎県で発見されました。

主な産地は宮崎県や高知県、静岡県です。

冬に市場に出回る日向夏はほとんどがハウス栽培のものです。

レモン

レモンはインドが原産とされている柑橘類です。

昔は輸入物に頼っていましたが、近年は国内でも多く生産されるようになってきました。

国産のレモンは12月ごろ〜3月ごろまでが旬です。

スチューベン

スチューベンはブドウの品種です。

とても糖度が高く、蜂蜜のような濃さがあります。

9月から10月ごろに収穫されますが、長く貯蔵できるので2月ごろまで食べることができます。

スターフルーツ

スターフルーツは和名を「五斂子(ごれんし)」と言います。

断面が星形をしているため、この名前がつきました。

沖縄県で多く生産されており、9月〜11月と1月〜3月が旬となっています。

アボカド

野菜のイメージがあるアボカドですが、実は果物に分類されます。

年間を通して輸入されていますが、国産のアボカドの旬は10月下旬から1月ごろとなっています。

輸入物はメキシコ、チリ、ニュージーランドなどから入ってくることが多いです。

冬の食べ物(野菜)

大根

冬の野菜といえば大根です。

主に11月〜2月ごろに旬を迎える大根は昔から日本中で食用の野菜とされてきました。

煮たり焼いたり炒めたり、漬物にしたり、和洋さまざまな料理に使うことができます。

カブ

カブは1年中出荷されている野菜ですが、秋から冬にかけて甘味が増して美味しくなります。

国内で出荷量が多いのは千葉県、埼玉県です。

葉が濃い緑色で、持った時に重いカブがおいしいと言われています。

ニンジン

ニンジンはアフガニスタンが原産の野菜だと言われています。

秋から冬にかけて旬を迎えますが、特に冬に需要が多いのが「金時人参」です。

おせち料理によく使われているのも、この品種です。

レンコン

レンコンは蓮の茎が大きくなったものです。

おせち料理に欠かせない野菜となっているレンコンは、11月〜1月ごろに旬を迎えます。

レンコンにはビタミンCが多く含まれているので、疲労回復や風邪予防の効果があります。

長芋

長芋の原産は中国であると言われています。

国内で出荷量が多いのは北海道、青森県、長野県などです。

春堀りと秋堀りがあるため、美味しい時期は4月〜5月と12月〜1月です。

自然薯

自然薯は11月中旬〜1月ごろに旬を迎えます。

もともとは自生していたもので、「山菜の王者」と呼ばれ重宝されてきました。

栽培に手間がかかるので、長芋よりも価格は高めになります。

百合根

百合根はオニユリなどの球根を食用にしたものです。

栽培はとても大変で、育て方によっては出荷までに6年かかるものもあります。

秋の終わり頃から冬にかけて出荷のピークを迎えます。

ネギ

ネギは主に白ネギと青ネギの2種類があります。

年中流通している野菜ですが、美味しくなるのは秋の終わり頃からだと言われています。

ネギを食べると風邪が治ると言われているように、昔から殺菌効果がある野菜として知られてきました。

ブロッコリー

ブロッコリーの旬は11月〜3月ごろです。

輸入ものも多いため、年中安定して供給されている野菜です。

国内で生産量が多いのは北海道、愛知県、埼玉県です。

ホウレンソウ

ホウレンソウには主に東洋種と西洋種があります。

スーパーマーケットなどで見かけるホウレンソウは、この2つの交雑種であることがほとんどです。

カロテンやビタミン、ミネラルなどを多く含んでいるため、とても栄養価の高い野菜です。

白菜

白菜は古くから日本の食卓に欠かせない野菜として愛されてきました。

鍋や煮物、漬物などによく使われます。

11月〜2月ごろに旬を迎える冬の定番野菜です。

小松菜

小松菜は江戸時代から市民に親しまれている野菜です。

寒さに強く、12月〜3月に旬を迎えます。

ホウレンソウの代用品としても使うことができます。

野沢菜

野沢菜は「信州菜」とも呼ばれており、主に長野県で生産されています。

雪が降り始めると産地は徳島県へと変わります。

野沢菜にはビタミンやカロテンが多く含まれており、免疫力アップに効果があります。

ワサビ

ワサビは多年草なので、1年のうちに何度も収穫することができます。

しかしワサビ特有の辛味が多くなるのは秋の終わりから冬ごろです。

食中毒をおさえる抗菌作用があり、料理の付け合わせや薬味として使われます。

冬の食べ物(魚など海の幸)

アンコウ

アンコウは真夏以外は年中水揚げされますが、最も美味しいのは12月〜2月ごろです。

鍋にして食べるのが一般的ですが、ムニエルなど養殖にも使うことができます。

日本海側では山口県や島根県、太平洋側では茨城県などで多く水揚げされます。

シラウオ

シラウオは江戸時代から徳川将軍への献上物として送られてきた海の幸です。

漁獲量が多いのは青森県で、全体の約50%を占めています。

主に1月〜4月ごろに旬を迎えます。

ヒラメ

ヒラメは寒い時期に美味しくなる魚です。

12月〜3月ごろまでが旬で、鹿児島県や大分県で多く水揚げされています。

低脂肪高タンパクな魚なので、とてもヘルシーです。

カワハギ

カワハギは秋から冬にかけて旬を迎える魚です。

脂質が少なくタンパク質が多いので、カロリーを気にする方にもオススメです。

刺身や鍋、唐揚げにして食べると大変おいしく食べられます。

サバ

主に冬に美味しくなるのは「マサバ」と呼ばれる種類です。

その中でも10月〜11月に旬を迎えるものが秋サバ、2月〜2月ごろまでに旬を迎えるものが寒サバです。

EPA、DHAが非常に多く含まれており、青魚の中でもトップクラスと言われています。

ブリ

天然物のブリが旬を迎えるのは12月〜2月ごろです。

「寒ブリ」と呼ばれ、大変人気があります。

刺身やしゃぶしゃぶ、照り焼きにするのが一般的な調理方法です。

アカムツ

アカムツは別名を「ノドグロ」と言い、大変高級な魚として知られています。

12月〜4月ごろが旬で、脂が多いため「白身のトロ」とも呼ばれます。

加熱しても硬くなりくいので、煮付けや焼き物にすると大変おいしいです。

キンメダイ

キンメダイは寿命が15年ほどと、長寿の魚です。

1年を通して水揚げされますが、12月ごろ〜2月ごろまでは脂が多く旬の時期と言えます。

DHAやEPAが多いため、脳の活性化や血液をきれいにする働きがあります。

マダイ

日本に「タイ」と名の付く魚は多く存在します。

その中でもマダイは昔から縁起の良い魚として親しまれてきました。

12月〜3月ごろに旬を迎えますが、養殖も多いため年中食べることができます。

マダラ

マダラはサケと同様、一般家庭の食卓によく登場する魚です。

漁獲量が多いのは北海道、宮城県、岩手県などです。

冬に旬を迎えるため、鍋などにすると大変美味しく食べられます。

ズワイガニ

ズワイガニは禁漁期間があるため、解禁されないと漁獲することができません。

雄と雌で微妙に旬が違いますが、主に11月〜2月ごろがおいしいとされています。

刺身、焼きガニ、鍋などさまざまな料理を味わうことができます。

クルマエビ

クルマエビは味が良いことから伊勢エビのような高級エビとして知られています。

養殖にも費用がかかるため、天然物と変わらない値段で市場に並んでいます。

水温が下がる冬に甘味成分が多くなるため、12月〜2月ごろが旬です。

コウイカ

コウイカは墨を体の中に多く持っているので、別名を「墨イカ」と言います。

12月〜3月ごろが旬で、刺身や握りにして食べられることが多いです。

タウリンが多いので肝機能を高める効果があり、酒のつまみとしてピッタリです。

ヤリイカ

ヤリイカの寿命は約1年と大変短いです。

体が細くて尖っているので「ヤリイカ」という名前が付きました。

青森県や北海道、宮城県などで多く水揚げされ、1月〜3月ごろに旬を迎えます。

カキ

日本には約25種類のカキが存在すると言われています。

その中でも冬に旬を迎えるものを真牡蠣と呼びます。

生食用と加熱用がありますので、生で食べる際はよく見て購入する必要があります。

ナマコ

ナマコは生命力がとても強い生物です。

海水の温度が下がると動きが活発になるため、12月〜2月ごろが旬です。

主にナマコ酢などにして食べられます。

冬の食べ物(料理)

おでん

冬の定番と言っても過言ではないおでん。

地域によって中身や出汁が異なります。

コンビニでも冬になると登場する人気メニューです。

もつ煮・もつ鍋

牛、豚、鳥などの内臓を総じて「もつ」と呼びます。

肉の部分と比べてビタミンが多く含まれており、疲労回復の効果があります。

コラーゲンも多いので美肌効果も期待できます。

キムチ鍋

キムチには唐辛子が使われています。

唐辛子に含まれるカプサイシンは新陳代謝を高め、体を温める効果があります。

寒い冬にはぴったりの料理と言えます。

すき焼き

幕末ごろまで日本には牛肉文化がありませんでした。

幕末になって横浜港が開港されたこともあり、外国から肉食文化が日本に入ってきました。

その後日本でもすき焼きを扱った店が増えていったと言われています。

豚汁

多くの野菜を使った豚汁は、寒い冬にぴったりの料理です。

血行が良くなり、食欲不振の解消にも効果があります。

翌日に余った豚汁ににうどんや素麺を入れてもおいしく食べることができます。

ぶり大根

ご飯によく合うぶり大根も、冬の食材を使った定番メニューです。

数日程度なら冷蔵で保存もできますので、作り置きにもピッタリです。

昔から日本人に親しまれてきた家庭の料理と言ってもよいでしょう。

豚肉の生姜焼き

生姜焼きの生姜にはショウガオール・ジンゲロールという成分が含まれています。

この成分は胃腸の調子を整えたり、体を温める効果があります。

寒い季節にピッタリのメニューです。

雑煮

日本のお正月といえば雑煮です。

地域によって作り方や具材、出汁などに違いがありますが、冬に食べるのが定番となっています。

「雑煮」という言葉が初めて文献に登場したのは、室町時代だそうです。

おせち料理

おせちを重箱に入れるのは、「おめでたいことを重ねる」という意味があるからです。

第二次世界大戦以降からこの重箱に詰めたおせちが主流となりました。

1品1品の食材に意味があり、多くの家庭で年始に食べられています。

冬以外にも季節ごとの食べ物を知るにはこちら

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