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秋の食べ物といえば?果物・野菜・食材・料理など旬を一覧で紹介

(公開日: 2023年1月12日)

秋といえば?で想起される食べ物を紹介します。果物・料理などカテゴリーごとに掲載。

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秋の食べ物(果物)

梨は大きく3種類に分けることができます。

和梨西洋梨中国梨の3つで、それぞれ形や味などの特徴が異なります。

日本で食べられているほとんどの梨の出荷は、10月、11月ごろにピークを迎えます。

国内で柿の生産量が多いのは和歌山県、奈良県です。

最近ではハウス栽培も増えているので、早ければ8月ごろから出荷されますが、多くの柿が旬を迎えるのは10月〜11月です。

柿にはカリウムやビタミンが多く含まれており、栄養満点の果物です。

栗は8月中旬から収穫し、9月〜10月ごろに旬を迎えます。

最もよく知られているのは「丹波栗」ですが、これは品種ではなく京都周辺で収穫できる大粒の栗全般を指します。

丹波では平安時代から栗を栽培していたという記述も残っています。

イチジク

イチジクは「果物」に分類されますが、食用になっているのは花の部分です。

夏に実がなる「夏果」、秋に実がなる「秋果」、夏と秋両方に実がなる種類があります。

秋果のイチジクは9月〜10月ごろ旬を迎えます。

ラ・フランス

ラ・フランスの旬は10月〜12月ごろまでです。

その名の通りフランスが原産の果物で、1864年に発見された比較的新しい種類と言えます。

甘味と酸味があり、とろけるような口当たりのよさが特徴です。

ザクロ

ザクロの原産地については諸説ありますが、日本には平安時代に中国から伝わったと言われています。

世界各国では果肉を食べるだけでなく、ジュースにしたり様々な料理にも使われます。

日本ではあまり食用としては普及しなかったようです。

キウイフルーツ

日本でキウイフルーツの出荷量が多いのは愛媛県、福岡県、和歌山県です。

品種は「ヘイワード」「ゼスプリゴールド」などがよく知られています。

収穫してすぐ食べるのではなく、追熟させることでおいしくなる果物です。

ブドウ

ブドウの歴史は古く、古代エジプトですでに栽培されていたという記録もあるほどです。

そのまま食べたりワインの原料になったりと、昔から愛されてきた果物です。

品種が非常に多いため旬も様々ですが、多くが8月〜11月ごろに旬を迎えます。

ミカン

11月ごろに出荷のピークを迎えるのが、「早生温州」という品種です。

皮が全体的に黄色いのが特徴的なミカンです。

甘さと酸味のバランスがとてもよく、おいしいと言われています。

クランベリー

クランベリーの和名は「つるこけもも」です。

北欧やアメリカ、カナダなどではメジャーな果物ですが、日本ではあまり馴染みがないかもしれません。

ジュースやジャム、料理にかけるソースとしてよく使用されています。

アケビ

アケビは9月〜10月に旬を迎える果物です。

古くから日本人に親しまれており、自生もしています。

商品としての収穫量が多いのは山形県で、全国の約9割を占めています。

リンゴ

リンゴは江戸時代にアメリカから日本に伝わってきました。

非常に多くの品種がありますが、一般的に秋〜冬にかけて旬を迎えます。

リンゴには有機酸が多く含まれており、疲労回復効果や殺菌作用があると言われています。

カリン

カリンの収穫がピークを迎えるのは10月〜12月ごろです。

実が非常に硬くて渋いので、そのままでは食べられません。

お酒やジャム、のど飴などに加工されてスーパーマーケットに並んでいます。

ライム

ライムはミカンの仲間であり、原産はヒマラヤであると言われている果物です。

現在市場に出回っているものはほとんどが輸入品ですが、日本でも愛媛県などでわずかに生産されています。

ライムは9月〜12月ごろに旬を迎えます。

スターフルーツ

スターフルーツは切った時の断面が星のように見えることから、この名前が付けられました。

日本では沖縄県や宮崎県などで栽培されています。

若いうちは酸味が強いですが、熟すと甘味が増してきます。

秋の食べ物(野菜)

ジャガイモ

国内でジャガイモの生産量が多いのは北海道、鹿児島県、長崎県です。

年間を通して流通している野菜ですが、主な品種は秋に収穫されます。

世界各地で食べられている、メジャーな野菜です。

里芋

サトイモは縄文時代から日本で栽培されていた野菜です。

品種によって旬は違いますが、主に8月〜12月ごろまでが旬の野菜です。

サトイモにはカリウムが多く含まれているので、高血圧の人にもオススメの食材です。

ニンジン

ニンジンの原産国はアフガニスタンであると言われています。

1年を通して流通していますが、秋から冬にかけての期間、甘味が増して美味しくなる野菜です。

ニンジンに多く含まれているのはカロテンで、発がん物質を抑制したり健康維持に効果があります。

カボチャ

多くの品種があるカボチャですが、よく食卓に登場するカボチャが日本に伝わったのは戦国時代です。

夏に収穫され、2ヶ月〜3ヶ月貯蔵すると水分が抜けて美味しいカボチャになります。

近年ではハウス栽培や輸入品などの影響で1年中美味しく食べることができるようになりました。

レタス

レタスが多く栽培されているのは長野県、茨城県、群馬県です。

春と秋に収穫され、旬を迎えます。

基本的には生で食べるのが美味しく、サラダや春巻きなどに使われます。

チンゲンサイ

チンゲンサイは春と秋の年2回旬を迎える野菜です。

特に秋の終わり頃は気温が下がり、味がよくなると言われています。

購入する時は葉が多くついていて、濃い緑色のものを選びましょう。

ゴボウ

ゴボウは関東で栽培されているものと関西で栽培されているもので品種が違います。

関東で栽培されているゴボウは秋から冬にかけて旬を迎えます。

食用として栽培するのは日本独自の文化のようです。

落花生

落花生は9月の終わりから10月にかけてが旬の野菜です。

収穫すると1週間ほど乾燥させてから出荷します。

輸入物も多いので、1年を通じて入手することができます。

椎茸

椎茸は1年中入手することができる食材ですが、本来の旬は春と秋です。

秋の椎茸は香りが良いのが特徴で、鍋物に使われることが多いです。

国内で出荷量が多いのは千葉県、秋田県、岩手県などです。

松茸

「キノコの最高峰」と呼ばれる松茸は、高級品として知られています。

日本国内では長野県で最も多く生産されています。

秋の風物詩である松茸は香りが良いのでそのまま焼いたり、吸い物にしたり、炊き込みご飯にしたりさまざまなアレンジが楽しめます。

ムカゴ

ムカゴの食べ頃は10月〜11月です。

あまり馴染みがない野菜かもしれませんが、実は昔から食用として親しまれています。

ムカゴにはアミラーゼが多く含まれており、でんぷんの消化に役立ちます。

秋の食べ物(魚など海の幸)

サンマ

サンマは漢字で「秋刀魚」と表記します。

古くから日本で食用とされてきた魚で、9月〜11月ごろに旬を迎えます。

水揚げ量が多いのは北海道、宮城県、岩手県などです。

カンパチ

カンパチは成長するとともに呼び方が変わる出世魚です。

主に60cm〜80cm以上に成長した大きなものをカンパチと呼びます。

DHAやEPAが多く含まれており、生活習慣病を予防する効果があります。

ニシン

ニシンの旬は獲れる場所によって異なります。

石狩産のニシンは春、北海道太平洋沿岸で獲れるニシンは秋に旬を迎えます。

秋のニシンは産卵前で栄養を蓄えているので大変おいしいと言われています。

カツオ

秋に旬を迎えるカツオを「戻りカツオ」と呼びます。

静岡県で最も漁獲量が多く、次いで東京都、三重県となります。

刺身にしたり、たたきにしたり、揚げ物にしたりとさまざまな料理を味わうことができます。

クエ

天然物のクエは高級品として知られています。

鍋にすると美味しいですが、刺身でも握りでも美味しく食べることができます。

また、胃袋や肝も食べることができるので、捨てる部分がないと言われています。

カジキ

カジキの旬は9月〜10月ごろです。

鹿児島県ではカジキのことを「秋太郎」とも呼ぶようです。

暖流に乗って海流する性質があり、秋になると南下します。

カレイ

秋に旬を迎えるのは子持ちガレイです。

刺身や寿司、カルパッチョなど和洋どちらにも合う食材です。

低脂肪で高タンパクな魚なので、とてもヘルシーです。

アオリイカ

秋に旬を迎えるアオリイカは15cm〜20㎝に育った子イカです。

アオリイカは全国的に漁獲量が多いですが、特に福井県より西側で多く獲れます。

刺身や炒め物、揚げ物など様々な料理として食卓に上がります。

イセエビ

伊勢海老は資源保護のため漁獲できる時期が決まっています。

だいたいの地域で秋に解禁されるため、その頃からが旬となります。

国内で漁獲量が多いのは三重県、千葉県、和歌山県などです。

シャコ

シャコは近年漁獲量が減っており、高級品と言われています。

シャコの旬は春と秋、年に2回あります。

秋のシャコは身がしっかり詰まってとても美味しいです。

タカアシガニ

タカアシガニは足がとても長いのが特徴で、大きいものは全長4mにもなります。

漁獲できる期間が決まっているため、解禁後の秋から春にかけてがタカアシガニの旬です。

生食も可能ですが、水分が多いので茹でたり焼いたりすると美味しく食べられます。

秋の食べ物(料理)

栗ご飯

栗の旨味をそのまま味わうことができる栗ご飯は、秋の料理の代表です。

塩だけで炊いても栗の甘みと塩が絡み合い、とても美味しいです。

子どもたちにも大人気のメニューです。

炊き込みご飯

秋にはニンジンやゴボウ、椎茸など秋の味覚を使った炊き込みご飯がオススメです。

野菜をたくさん摂ることもできます。

インターネット上には様々な炊き込みご飯のレシピが公開されています。

きのこのパスタ

秋はきのこが美味しい季節です。

きのこは和風パスタでも洋風パスタでもよく合う食材です。

フライパン1つあれば作れるので時短にもなります。

さつまいものグラタン

さつまいもはホワイトソースとよく合い、グラタンにするととても美味しいです。

ベーコンや玉ねぎ、きのこなどを一緒に混ぜるとコクのあるグラタンになります。

余ったサツマイモを消費するのにもぴったりのメニューです。

大学芋

サツマイモを使った定番メニューといえば大学芋です。

スティック状に細く切れば油で揚げずに炒めるだけで作ることもできます。

子どものおやつとしても喜ばれるメニューです。

里芋の煮ころがし

シンプルに里芋の旨味を味わえるのが、里芋の煮転がしです。

最初に軽く油で炒めると、煮崩れしにくくなるようです。

煮込む手間はかかりますが、秋にぜひ味わいたい料理の1つです。

かぼちゃプリン

かぼちゃが余ったらカボチャプリンがオススメです。

ハロウィンの時期になると、お菓子屋さんやケーキ屋さんにもたくさん並んでいます。

低糖質、低カロリーなので甘いものを控えている人でも安心です。

秋以外にも季節ごとの食べ物を知るにはこちら

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