シャフ度の意味とは?由来・使われ方・使い方を解説
シャフ度の意味とは?
アニメに多く見られる横向き(または後ろ向き)であごを上げ、そのまま首だけこちらを見返る構図の意味です。
シャフ度の由来
アニメ制作会社「シャフト」が生んだ構図から「シャフ度」という言葉が誕生しました。
新房照之監督作品で度々その構図が演出で使われていましたが、当初はシャフ度という名前はありませんでした。
その後「化物語」という作品で登場人物が挑発的に見返るシーンが話題となり、社名から取ってシャフト角度、「シャフ度」と呼ばれるようになりました。
「シャフ角」「シャフト角」とも呼ばれ、キャラクターは非常に印象的な表情で描かれています。
どんな時に使う?
意味深・挑発的な演出
ワンシーンの中に意味深な意味を持たせたり、挑発的な演出をする際にシャフ度はよく使われます。
また、キャラクターを強烈に印象付ける効果もありますので、ストーリーのカギを握る人物が重要な場面でシャフ度をすることがほとんどです。
コスプレ撮影
憧れのアニメキャラクターのコスプレをし、シャフ度のポーズで撮影します。
一人で撮影する時もありますが複数で行う場合もあり、SNSに上げて皆に披露します。
また、コスプレしていなくても「シャフ度やってみた」と言って撮影することもあります。
アゴを上げながら背中を反らし顔だけ振り返る、というのはかなり難易度が高く、どの人も「首が辛い」「できない」「口が閉まらない」と苦戦しているようです。
シャフ度の使い方
シャフ度という言葉はどのように使うのかを説明します。
「このシャフ度半端ない」
憧れのキャラクターのシャフ度が見たくて、自らイラストの勉強を始め、研究に研究を重ねてやっと書き上げた渾身の一枚を掲げて、思わず漏れてしまった一言です。
シャフ度を描くにはかなりの技術が必要で、やはり首の角度が難しくひとつ間違うと首の長い人がただ気持ち悪く振り向いている絵になってしまうことから、生半可に描けるものではないようです。
「みんなでシャフ度チャレンジ」
コスプレをして全員でシャフ度にチャレンジしよう、という企画です。
いきなりシャフ度をすると、首が「ゴキッ」となる可能性がありますし、なにより美しいシャフ度は一朝一夕でできるものではありません。
シャフ度にチャレンジするには前々からストレッチ、あるいはヨガで首、背中、腰の柔軟性を高めておくことをおすすめします。